ニューヨークの冬の風物ですが、これは何でしょう・・・・・か?冬になると白い煙が道路から出てきます。長い間不思議で仕方がなかったのですが・・・・・現場に近寄ってきいてみましたら、寒くなると街を暖めるためにこの蒸気を出すと、マエナス・・・何度の所も2,3度あがるんですって!今日はここ数日の中では比較的に暖かく感じたので、この蒸気の煙みたいなのに気がついたのですが、これをみているだけでなんとなく暖かく感じたのは私だけではないでしょう。ニューヨークももなかなかおつな事をするもんだと改めて感じました。こんな寒い時は家でもオフィスでも,街の真ん中でも湯気は?いいですね。でも早く本当に暖かい春がこないかなあー。

そんなわけで、第2、第3の意見を聞くと双方が共におかしいと指摘していました。「私ならいますぐにマーシャルの担当者に連絡してあげますよ。」といって私達がいる目の前で電話してくれて、明日の朝まで書類をFAXしてくれれば、法廷の裁定まで待ちますよという返事です。これってどうなっているの?という感じです。アジア系の弁護士さんは断られたといってくるし、ユダヤ系の弁護士は私ならお役にたてますよという。弁護士の経験と人間関係(人脈)でなりたっているのです。もうこれって普通のビジネスと全くかわらないではないですか?という感じです。私達は法廷で、善悪をただすのが・・・・・・そうじゃないんですね。それで、結論は信用している友達の弁護士事務所にいくと簡単に「いいよ。こんなのは私の事務所のお仕事だから・・・又知り合いの方の紹介だから費用は普通の料金の半分でいいですよ・・・・・明日書類持っておいで・・・・。」。 翌日書類をもっていくと直ぐ目の前でFAXしてくれて、電話してOKです。いやはやアメリカ社会は正に訴訟社会になってきているんだなあーと改めて思った次第です。ですからみな弁護士さんになりたがるのですね。かっこういいだけでなく、お客様があれば、幾らでも仕事があるんですね。ですから用も無いのに訴訟したり、されたり、これに対する保険料も馬鹿にならない社会になりつつあります。訴訟と保険はつきものです。弁護士さんは病院や医療系の訴訟は「おいしい」といっていました。 知り合いの弁護士さんは、ライセンスが取れたら、まずは保険会社に3-5年勤めて、保険のからくりや、どんな状況の時に支払いが可能なのかを学んで、そのあとに中堅所で修行した後、11年目で独立してもう5人の女性の弁護士さんを雇ってかなり儲けています。ドラッカーがいっていたように、アメリカ社会は労働産業から知的産業に社会は凄い勢いで変わりつつあるんだなあーと実感させられています。

最近のアメリカ社会は何かおかしいです。何か問題があると、皆訴訟しますが、するほうもされるほうも、弁護士に支払うお金は馬鹿になりません。もう全く無意味な事が多すぎます。人間が持つ良知、道徳心を信用しないで、何でも法律で人を裁くという大変な社会です。

今年の冬は雪・雪・雪・・・・・・・・・雪・雪です。最初は雪の冬景色はいいなあー、なんて詩的なんでしょうと言っていたのに、天気予報で今晩は10-20cm積もって、マイナス20度になるかもというアナウンスがあると、身体中にまたかーもういい加減にして・・・といいたくなります。郊外から通っている人に聞くと、郊外電車は間引き運転や、週末スケジュールの運転模様です。それって言うのは一時間に一本しか来ない事をいうらしく、猛吹雪だと駅で2,3時間たったままで待つそうです。一軒家に住んでる方はご自分の家からメイン道路に出るのもままならぬとか。契約している雪かき?雪上車も20軒、30軒ともっているので、すぐには来てくれなくて出かけたくても家から出られない状態らしいです。駅まで着いたら着いたで、列車がこなーいということで、NYCに着くのに3時間かかる時もあるそうです。そんなのを聞いていると我が家はしょぼくれなマンハッタンのコープですが、StreetやAvenueはNY Cityの雪上車がきて全部やってくれるし、熱いお湯は幾らでも使えますからこんな時は湯舟にゆったりとつかるのが一番で、朝晩2回もはいります。知り合いが郊外の大豪邸に住んでいるので、羨ましいなあーと思った事もありますが、こんな時はマンハッタンがつくづくいいなあーと思います。コープはまだまだ安いのでいかがですか。Studioなら30万ドル(3,000万円位)、1Bedでも50-60万ドル(5,000万円ー6,000万円)位ですので、冬場用雪対策を兼ねてマンハッタンにお買いになってみたら如何でしょう。ご相談にのりますので、遠慮なくご連絡下さい。 ともこ
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