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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【ニューヨークのビル投資】
Wed, August 13, 2025 15:53

【ニューヨークのビル投資】 最近、知り合いの知り合いの方からの紹介や20数年前にDealして儲けられた方からの紹介、或いは季節的にVacationを兼ねてNYにお見えになっているのかわからないが、急にNYでビルを買いたいという話が多い。先日も親父が亡くなって5億のお金が急に活用できるので、NYで手頃の4-5階建てのビルを買いたい・・・・。 又かなりの資産家で、日本でもビル買いや不動産投資で成功された方が、NYでもやりたいと言うお話も入ってくる。弊社も40数年、このNYで色んな時期があったが、本当に多くの方々と交流ささせて頂いた。多くの方々は儲けられたが、投資して3-5年で黙って売却されて撤退された方もあった。 ニューヨークでの「不動産投資」は最低10年単位でみられる方でないと上手く行かないと言うのが「結論」である。それは「コンドミニアム」であっても「ビル投資」であっても同様であろう。ユダヤ人の多くは大体50年かそれ以上「Family]の財産として保持している方々が多い。 最近もチェルシーで5階建てのビルを持っていて、1階は中華に貸して、2階はご自分のビジネスオフィスに、3,4,5階はテナントとして「貸す」というスタイルで親父さんが50年持っていたので、売りたいと・・・・。最初は$5,95Millionで市場に出したが・・・最終的には$5.38Millionで売れた。約50年前に8万ドルで買ったらしい。当時のチェルシーは今一つであったので・・・という事であった。 物件自体は1910年ものであったが、1987年にテコ入れされてかなり改善、改良されて、配管もきちんと新しく出来ていた。市場に出されたのが1月の末であったが、6月にはオファが入り、かなりの速さで売却された。 買い手にとってラッキーだったのは、1階の中華のリースが今迄6年やっていて、今後9年、テナントのリース契約がある事である。買い手にとっては定期収入の魅力がある。それよりも3,4,5階は今が最高の値段に近く、高く貸す事が出来る。テナントが出るたびに御部屋の改造や手入れがされているので、そんな大きくないルームであるが、2年前には$2,600/Monthであったのが、売る直前に$3,400/Monthで貸すことが出来た。今はチェルシーはホットな市場である。 又かってはRent Stabilize(RS)というお部屋であったのが幾つかあったが、テナントが出るたびに自分たちで住んで、その次にはFREE MARKETにするという工夫をされて、今は6部屋ともFree Market(FM)という魅力的なビルになっている。今はお貸しする立ち場ではここ20年位の中では最高に良い「市場」で直ぐに借り手が付く。かっての「貸す」事がかなり困難な時を思えば、マンハッタンの「市場」は高く貸せて直ぐにテナントが見つかる。ビル所有者には一番良い時であろう。 上記の売り手は、「管理」をしっかりとやって来たので、チャンスが来た時にちゃんと売れたのである。NYはまだまだレギュレーションがあるビルが多い。Rent Control(RC)というお部屋も$500-700/Monthで貸していたりする。例えば5階建てで10ユニットあれば8個の御部屋がFree Marketで、$5-6MIllionであれば、投資家には魅力的である。これが5つFMで3つRSで2つがRCであれば、5つの御部屋には規制付きなので。幾分安く買ってもそれ程、魅力的ではないだろう。 Agentの方々でもビル売りに携わる方が多くないので、そのあたりのレギュレーションに詳しくない方も多いので、「要注意」が必要であろう。 今はビル買いには良い時期である。今後NYも復興して行けば、もっと魅力的になる。言える事は「ビル買い」は長期で、10年、20年単位で見て欲しいという事である。NYでビル買いに興味ある方は、経験豊富な【Sakai不動産】にお気軽にご連絡下さい、sakaifudosan@gmail .com/sakai@sakaifudosan.com/917-679-7515

【伝統と創造】
Sat, August 09, 2025 21:59

【伝統と創造】 歴史を振り返ると、「伝統と創造」のバランスこそが快適な社会を創り出す事が出来るのではないかと思う。人間は「秩序や整然」と生きるものに憧れる。又一方社会は常に進展して行く。伝統とは価値観であり、今まで、色んな試みが繰り返されて良き国、善き人を作り上げて来て、今がある。 創造は「自由」の中から生まれる。社会に「余裕」があり、何か新しい物を産みだす「環境」を持っていれば、必ず「Something New」が産まれる。自由主義国の良さであり、これこそ、社会発展に必要であるろう。 一方、自由の前に、「秩序と責任」がある。社会を構成している基本である。米国は1920-2010年頃迄はこれが色濃く残っていた。それに新しく「創造・開発」しようという意気込みがあった。 英国や欧州からの価値観、人間としての「正しく生きる」と言う価値観があって、それに「創造・開発」があった。これがアメリカを作って来たが故に先進国と言われ、魅力的であった。 恐らく今の「日本」がそうなのではないか。学校教育で「勉強」と「掃除」が基本となっている。これは皆で秩序正しく、責任を持ってやり抜こうという「躾」であろう。そうして一方良い意味での「競争社会」である。レストランなんかをみていると、切磋琢磨して、新しい商品を産み出したり、「回転ずし」のような「新しいシステム」を産み出したり、素晴らしい。 日本には何をやったらいいか、してはいけないかの価値観、基準がある。これが「日本」を支えて、国家を形成している。 この価値観は長く、欧州や米国主導で培われてきた。それが今は良きものではなく、今迄の良き価値観を持たず、多くの移民の方々が低き悪しきものが入り込んで、「良き」価値観や伝統を壊していく。 日本の良さは良きものを保持しながら、徐々に新しいものを「創造・開発」して行く所に良さがある。今はCardが当たり前であるが、現金も流通させて、バランスよく効率的にやる事が望ましいだろう。便利さはある意味、社会の進歩・発展に寄与するが、良きもの迄、捨てるものはどうだろうか。 良い例が「中国」である。4,000-5,000年?の歴史を持っていると言われるが、彼らは王朝が変わるたびに、全てを破壊してきた。それ故に悪習しか残っていない・・・・。全てが賄賂だったり、横やりであったり、「秩序」がないのである。 京都や奈良にある大仏や五重塔は「日本」に残っている。中国からの観光客が嘆くのは良く理解出来る。破壊はある意味創造に繋がるが、良きものの20%は残して、次に進めば良いだろう。例えば、アメリカではFaxは使われていないが、日本ではまだ効用している。これ等は良い例であろう。 人類がが苦労して開発して作り上げてきたものを大切にしながら、そこから徐々に変えて行くのが良いと思う。今は100歳迄生きる。一つの時代が20-30年のスパンであれば、3つ、4つのギアチェンジが必要である。全ての世代が生きているのである。価値観はそう簡単に変えられない。変えていい物、変えてはいけないものをしっかりと「見極めて行く眼」を持って、判断、決断して、次世代に継承して行くのが望ましいのではないか。 恐らく、今後は、日本の「伝統的」なやり方と、新しいものを「創造・開発」出来る社会が、世界の模範やモデルになるのではないだろうかと思う。

【人間関係とは相手に対する「愛」と「尊敬」と「信頼」か?】
Mon, August 04, 2025 4:35

【人間関係とは相手にたいする「愛」と「尊敬」と「信頼」か?】 最近人間関係でふと思う事があった。ある種の気付きであろうか。日頃何でもなく人間づきあいをしているが、そんな方々に【愛と尊敬と信頼】があれば、ほどほどに上手く行くものであると思う事があった。 当たり前の事かもしれないが。馬齢を重ねて来ると自然と無意識に上からの目線になってしまっている事がある。年齢や地位や財産が上であればある程、十分に気をつけなくてはならない。下からの目線で常に相手をRespectするという態度が必要であろう。 人生の本質そのものには、年齢や地位や財産なんて全く意味をなさないと言っても良いだろう。一人の人間としてどれだけのQuality、上質な品格と相手に対する配慮を持てるかである。これが【人間力】と言われものであろう。 テニスをやっていて段々と走れなくなってきたり、返球されてきたボールと目があわなくなってきて、かって縦横に走れたり、打ち込めたものが出来なくなり、思ったより力が落ちて来る。自分ながらに残念で哀れになってくる。そういう時にも相手に対してしっかりと丁寧な言葉なり、動作がある人は、流石!と思う事がある。弱くなった人に、どれだけ「丁寧」に対応するかであろう。人間は年年歳歳、傲慢になりがちである。どうしても自分と比較して?下であれば、無意識に上からの目線になっている。しかし誰でも何時かは自分自身が困ったり、不祥事で歩けなかったりするのである。日頃から常に弱者の立場で物事を考えたり、見たりする様に心がけて置く事が大切ではなかろうか。 失敗したり、ミスしたりした時に相手から頂く言葉は凄く価値がある。「はっと!」するものがある。それは言葉に相手に対する「愛」と「信頼」と「尊敬」が込められていると感じる時であろう。なにげない【言葉に力】を感じる。 それ故に常日頃から相手に対して「愛」と「信頼」と「尊敬」をもって対処出来ているかが問われる。今日からでも是非実践していきたい。  

【物を創れ(造る)なくなったアメリカに未来はあるか?】
Wed, July 30, 2025 4:51

【物を創れ(造る)なくなったアメリカに未来はあるか?】 最近のアメリカは中小企業がかなり衰退している様に思うが・・・・?アメリカは「物造り」が衰退している。多くの部品メーカーは日本や中国に行ってしまっている。物や部品が作れなくなると国は衰退する。 又「自由」な競争があって、切磋琢磨して良いものを創り出そうと言う「競争」こそが時代を創っていく。相手国に「関税」をかけて自己を守るという事は「愚の骨頂」であろう。 移民に対しての「アメリカファースト」は理解できるが、自由競争で’アメリカが発展してきたのに、この政策は愚かで、将来的にアメリカに足かせになる事、間違いなかろう。私はトランプ大統領の「移民政策」には同調するが、「関税」政策には反対である。 今迄あるもので20,30年とやり続ける事自体に問題がある。一つの産業は20-30年で工夫や進歩がなければ、衰退していく。ピッツバークやオハイオの鉄鋼産業は衰退するのは「新産業」向けて、新し発明をしなかったからであろう。日本の新日鉄は世界第1位から4位に落ちてしまい、橋本会長の下で、「新製品」の開発に成功したから、世界中の自動車メーカーから引き合いがあり再成功して、US Steelの買収へと進んだのであろうし、これを決断、成功された手腕を賛美したい。 世界は日々進歩して発展していく。それ故に常に新しい産業、分野に挑戦していかなくてはいけない。共和党は「産業」という分野で進展、民主党は「人権」という分野で世界のLeadershipを取って来た。アメリカはその双方ができたからこそ、世界のTOPであったのである。 ビルゲイツをはじめとするPCやITの発明は素晴らしいが、これらの部品を作っているのは「Japan」である。もっと日本の政治家や官僚は知識を網羅し、産業の色んな分野で世界チャンピオンになるべく方向性を持って行って欲しい。「Toyota」は、創業以来約100年かけて世界NO1になっているではないか。もうアメリカは物を造る事が出来ない以上、これからの20-30年は「Japanの時代」と言っても過言ではない。明治以降約160年位かかって西欧に追いつき、抜き去った「技術力」は今後ますます世界のNEEDSを満たして行くだろう。 自然科学の世界で日本は有数の国家になりうる。ただもう少し西欧人とコミュニケーションするには「English」が必要である。G7と言われる中でG6は皆英語が出来る。今後物造りをもっと強めて行く。中小企業を強めて「English」もある程度高めてもらいたい。これは「政治と教育」でもっと世界を俯瞰してどうしたら良いかを考えるべきであろう。 「Japan」の強さをもっと客観的にクールに見て、日本の立ち位置をしっかりと理解して、Next Generationにつないで行って欲しい。「考える」「物造り」こそ日本の【強み】であろう。  

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※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。