【精神的な充足感・満足感に「幸せ」を感じる】 人生は本当に面白い!!私は今の晩年をこよなく愛し、愉しんでいる。なぜかと言うと、若い頃とは違った人生の「充足感」を得る事が出来るからである。 若い時はビジネスや子育てに「責任」があり、「心の余裕」がなかったが、今は「精神的・内的」な満足感を得る事が多い。それは「時間」に余裕が出てきたからであろうと思う。 人生は「健康」「金銭」は重要性がを示す割合が多いが、それに【時間】という事を付け加えたい。昔ほど時間における「生産性」に縛られる事無く、いつまでに仕上げなくてはならないという、精神的な強制や圧迫感がない分だけでも、人生の「時間」を優雅に使えるのが最高である。 「時間」は2度と返ってこない。今日が過ぎれば、もう終わりなのである。それ故に「今日一日をしっかりと生きる!」事が凄く重要なのである。 生活が出来て「プラス&」の収入があれば、それで充分である。生かされている以上は「活力」があり、身の回りや、色んな事を「自分自身」で出来て、少し他の人々に貢献出来るだけで、かなりの満足感がある。毎日「To do listing」を作り、かっては20-30個のリステングがあったものが、晩年はルーチン以外は10個位になってきた。 恐らくその分だけ量から質に「充実感」が転換したのであろう。若い時は「速さ」に興味があり、速く多く、前に前にと・・時間や価値観が捉われていた。今の中国や韓国の様である。国が若かったり、まだ十分な国力や【民度】が確立されていない時は「速さ」で勝負したくなる。其れしか取り柄がないからであろうし、又エネルギーが十分にあるからであろうが・・・・・。 恐らくエネルギーの使い方が異なっているのである。量は多く安くであるが、晩年は質は少なく、「丁寧」「確実」を求める。荒々しさよりも「上品」さを求める。良く中国や韓国でダム設計をして崩壊したりするのを見たり、聞いたりすると「雑」とつくづく思う。やはり「民度」の違いが出るのだろう。 人生は誰しも「24時間」は平等に与えられている。それを如何に適宜に使うかであろう。この「時間」の使い方で、人生自身が異なって来る。25歳頃までは基礎であり、35-37歳頃迄に独立か企業経営に携わり、この辺りで結婚して、子供を2-3人・・・・そして、会社と家族に責任をもってやって行く。そして65歳か70歳迄を過ごす。 問題はそれ以降をどのように計画して過ごすかである。65歳、70歳までは外的な事がメインであったが、子供も巣立ち、会社も次代に引き継いで行くと、「時間」に余裕が出て来る。ここで生き方の「転換」が求められて、今までの外的な目的から、内的な精神的な「満足感」への希求が出て来る。それを上手に転換出来るかどうかが晩年の満足感や幸せに繋がって行く。そういう意味では私の場合は上手く行っている様に思える。 健康も会社も「管理」は凄く大切である。やりっぱなしではなく、定期的に「管理」するかどうかで、かなり異なって来る。車の清掃と同じく、一日の創意工夫で、「改良や改善」に気配りして行く。そうしてより磨き上げていく。新幹線の「7分」の清掃こそ、まさに「管理」の典型であろう。 新しい分野に進出するには凄いエネルギーがかかるが、「管理」は丁寧にやっても10-20%の費消で済む。そういう意味でも最近は【管理】という事の全てに興味がある。床掃除、トイレ掃除、キチン磨き、靴磨き、洗濯、アイロンかけに至る迄・・・・。【習慣化】する事で、段々とセミプロ並みになってきて、楽しく、嬉しい。 身体とメンタルもケア(管理)も欠かせない。身体は段々と故障や痛みが出て来る。メンタルは明確な目的がなくなってきたり、強さより、優しさに重きを置く様になるとある意味良い分も多いが、やはり「強さ」の維持、「なにくそ!」の気持ちも失わないように心しなくてはならないだろう。 色んな意味で晩年の「過ごし方」や「価値観」が変化して行くが、それに合わせて「生きる!」事も大切であり、今まで十分に楽しめなかったメンタルの「充足感」「幸福感」をしっかりと味わいながら残された「人生」を愉しみたいと思う。

【Trader Joe’s & Best Buy & Indian Restaurant-週末】 週末は一定のルールがある。土曜日にしろ、日曜日にしろ、必ず夫婦で出かける。特にTrader Joe’s とレストラン巡りは欠かせない。もうここ10年以上になるか、コロナ禍前から過ごしている週末の夫婦の晩年の過ごし方である。 ほぼ40年以上夫婦で「子育て」と「事業経営」をやってきて、事業は縮小し、子育てはもう25年位前に終了して、親としての役目、義務は終えているので、二人だけの過ごし方は変わってきている。 面白いのは子育ては殆ど奥様主体であったが、何時とは無しに、食事の後かたずけは私がするようになっていた。昔は日本では「男子厨房に入らず!」と言うのが当たり前であったが、アメリカで生活するうちに1980代中頃から旦那さんも家庭生活で手伝う事は躊躇する必要がなくなった。 最初の頃はビジネスの成功もあり、住み込みのお手伝いさんを雇っていた。住んでいる近所のユダヤ人の家庭はそれが当たり前であったので、そういうものかと思って見習っていた。其の時は皿洗いや、洗濯ものをするという概念は全然なかったが・・・・。 子供が大きくなってそれぞれが大学や大学院に進むようになって、住み込みのメイドさんの必要がなくなって来た。それで、大きな屋敷の裏庭で、週末に30-50人集まって「家庭栽培」を10年ぐらいやったか・・・。それは奥様の趣味だったので、そのヘルプをしている間に日常生活の中での夫婦の役割が変化してきた。又アメリカに住んで30数年、40年位経つと無理なく男女共同で家庭生活するという事に違和感がなくなり、其の時に手の空いているものが、するという事が当たり前になってきた。このお陰で、私はとても感謝している。 それまで殆ど家庭的な事は敢えてタッチしてこなかったので、洗濯や、便所、キチン、皿洗い、床磨き、アイロンかけ・・・・・をやって行くうちに楽しくなってきたのである。物造りや、丁寧に磨く事や、皿洗い、テーブルセットなどが楽しくなり、「調和と美」を意識するようになってきた。前から美術に関しては興味があったので、皿洗いを始めた辺りから「綺麗にする」という事に一段と興味が深まって来た。 自分でアイロンかけをやり始めてから、自分の顔をきちんと塗ったり?女性が出かける前、化粧すると同様に、私も15分位は朝するようになった。晩年になっても「美意識」は必要である。それもあって、週末は食事の買い出しとレストラン巡りが習慣になった。お陰で、社会のNeedsや変化を感じ取ることが出来るのである。価値観や生活様式は変化していく。変えてはならないものや「哲学」「信条」は変えなくても、普段の生活は臨機応変が一番である。 それと思うのはアメリカ人に限らない、多くの家庭が子供が育った後は「奥様主導」になって行くのは洋の東西同じようである。昔日本に帰った時に親父とおふくろの立場の変化に驚いたりしたが、同年代の日本人やアメリカ人と話をしていても同様の様である。 晩年は奥様主体が良い様である。私は車の運手は安全運転でなかったので、良くチケットもらった。奥様は50年間一度だけであり、信じられない位「安全運転」である。特に車事故の後は無意識に、奥様運転で私が助手席になってしまっている。これはこれで由である!。 人生は米国での事業と言う大きなVisionと良き奥様に巡り合えた事が一番であった。【神様と奥様に感謝している!】あとは淡々と最後の人生を卒なく、他人に迷惑かけずに天国?に行くのを待つだけであろうか。良き人生であった。ブラボーである。

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