ブローカー(お店のリステングを持っているブローカーとお店を探す側のテナントブローカーの二人)同士で、値段や、期間や、して欲しい条件等、テナント側のブローカー側からオーナーの代理をやっているリステングブローカーにOffer(オファ)を入れます。これは大体の書式がありますので、それに従って、一つの駆け引きが始まります。これが世間で言われる「交渉」です。 例えば、800SF(22坪)36SF/坪の平均的なお店とします。これはロケーションによって価格や期間が異なってきます。7日間取れる場所、6日間だけの場所、5日日間だけの場所や昼はいいが夜はダメとか、夜はいいが昼はだめだが、週末、金・土・日曜日はいいとか・・・・色んな要素の組み合わせがあります。 今人気のイーストビレッジのSt.Marks、8th Streetはミニ日本人街とよばれて、7日間多忙な地域です。最近はタイムズスクエア近くの9番街がレストラン街になっています。42-57丁目までは殆ど空きがありません。ですから7日間取れる所は家賃は$13,000/月ー$20,000/月になります。 それでこれ位のお店なら期間はおおよそ10年位がリースの期間です。Avenueから少しStreetに入っていれば、強気で10年+オプションをつけてもらえるとラッキーです。出来る事なら12年ー15年もらっておくと便利です。 なぜかといいますと、万が一思った程経営がうまく行かなかった事を考えておく事です。10年リースで4年やって撤退しなくてはいけない状態になった時に残り6年であれば、なかなか買い手がありませんが、12年リースがあれば、残り8年ありますから売ることは可能になってきます。 それでも思った程の値段では売れませんがロケーションがよければ、売れる可能性はあります。そうですからリースは万が一の撤退の事も考えて、しつこくブローカーさんに交渉してもらうことでしょう。このあとは次回に続きます・・・・。 中村
SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
NYの女性実業家ーマンハッタンにお店を出して6年-和食「ももかわ」
Thu, October 17, 2013 6:38
マンハッタンで「お店」を出して6年。東京でレストランや、Cafeをやっていらっしゃった女性経営者の岡田さんを紹介します。30歳前後で日本で、お店を出されて、いつかは米国でお店を開きたいという「夢」をもってひたすら邁進。学校をでてからもその為に英語の勉強は欠かさずに、ひたすら時間の合間に英語を勉強しましたと・・・・。それからやはりオーナーとしては数字が大切なので経理も勉強しました・・・・。とても向上心が強い女性です。
West 9th, 10th Avenue があつい。一風堂2号店がオープン。日本人の質、「自信と謙虚さ」でニューヨークを凌駕しましょう。
Thu, October 10, 2013 2:56
最近の日本レストランはマンハッタンのWest Sideの出店が多いようです。最近2号店がオープンした「一風堂」は、なんとかっては見向きもされなかったWest 51丁目です。最初は探すのに苦労しますが、夜は一号店同様に「行列が出来るお店です」大繁盛です。
ニューヨークで店舗を開くには:②
Thu, October 03, 2013 23:48
それで、ようやくここならいいかなあーいう場所がみつかったとします。この次に通る門があります。これはニューヨークにはお店がないという前提でお話ししていきます。 先日、お店をお探しの御客様の一人が、6度目の拒絶にあいました。日本から送られてきたお金、約60万ドル(約6000万円)を銀行に6ヶ月いれたままです。(これ位の期間、銀行預金して、毎月の残高証明をみせなくてはいけません。)それでも大手の不動産会社のマネジメントはOKをくれません。その理由は、
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。