「ニューヨークの不動産投資ーレストラン経営+不動産買いで儲けるコツ」① 日本で学校を終えてアメリカに「夢」を持って20台半ばで、「レストラン&不動産」で儲けようと考えられて、かなり成功されている方がいらっしゃいます。彼のお話を聞いていると納得する事、又論理的で、成功者のパターン化がしっかりと読み取れます。 彼はアメリカで100軒のビルを持ちたいという壮大な野望を持ってロスに乗り込み、途中で、ロスは自分にあってないと判断されて、ロスを見限って、東部こそアメリカの中心だと感じてNYに(近辺ですが)に乗り込まれたそうです。 最初は永住権獲得のためにBENIHANAさんで約5年、それから日系の寿司店で2年8か月。、居酒屋風のお店で、店長兼副社長をやって36歳で独立。中国系の人がやっていた日本レストランを8万ドル(頭金2万ドル)で買い、3年で借金を返す条件+全部返す時は1万ドルを追加して返すという話でおやりになったそうです。 チャンスは前髪を取れと言われるようにケチったり、抗って値下げして買うより、相手の言い値近くで買ってあげて、相手との仲を良い人間関係にしておく方がお金をDiscountするより価値があるという、凄く物わかりの良い人だったようです。今も従業員の方には人種問わず、平均給料より120%-135%を支払っていますので、10年、いや20年以上も務めてくれている南米系の職人さんやマネージャーが多く働いて下さっています。 *ここまでで必要な事は、「人生の明確な目標・目的を持つ」と言う事でしょう。自分の人生をどのようにしたいのか、それはどんな仕事を通して自分を磨いて、会社経営にあたるかという事でしょう。 *従業員の方々はコストではなく、資産だという考えを浸透させられたのが、何度も人探しをするより、結果的には効率良く回って従業員の方々がご自分の会社であると感じられたからこそ、10年、20年もいてくれるのでしょう。 *自分の選択が間違っていたら辞めるか、方向転換を早めする決断の重要性も大切な一つかもしれませんね。 彼はロスを見限った事が人生の転換期だったと・・・・・(ロスはロスで価値があるのでしょうけど、彼には向かなかったという選択をされた事の方が、大きな事だったように思います。)後に続・・・ *(注)写真は彼が保有されている物件ではありません。
昨年弊社に金剛仏像で知られる作家・竹内修さんがご訪問されました。最初に会った印象はやり手ビジネスマンで中小企業の経営者、ニューヨークで物件を買って、そこで自分たちが創り上げている美術をニューヨークの画廊を通してニューヨークに出したいと・・・・今までもバブルの時に多くの日本からの画廊さんのお世話した経験によれば、画廊経営と不動産経営はかなり似ている所があります。又ニューヨークのユダヤ人は不動産で儲けた人がモネ、ピカソ、シャガールなどの西洋の絵を買いあさったり、有名絵画を集めて画廊を開いていた人がビルを幾つか保有されていたりとかなり密接な関係があります。 竹内さんも貿易や、不動産、IT関係のお仕事でかなり成功されたあとに、富山県、高岡で200年の伝統をもつ銅器製造業に当たられ、日本では理工系の学部を卒業された後、フランスにも留学されて、禅思想からくる考え方や美意識を表現されたく、(それは日本とフランスで培った「愛と文化と知恵」)ニューヨークで是非個展か、展示会を開きたいという事でした。 我々としては画廊を開いて頂くかコンドをお買い上げになって頂くのはビジネスとしては嬉しいのですが、純粋にご自分達の作品を展示するだけなら、まずは日本クラブでオープンされて、その後に興味があれば、画廊を開かれたら如何ですかとお薦めしました。お話しを2時間ほど伺ったのちに、West57丁目にある日本クラブに伺いました。知り合いの内藤さんが快くお会いして下さり、又担当のほんださんもてきぱきとお仕事が出来る方でした。不思議な縁で話がとんとん拍子で進み、お会いになって、審査も早く数週間で開催OKとなりました。 人生の縁はわからないものですね。人のちょっとした邂逅が一つのドラマを作っていきます。まずは昨年12月に一度目の個展を、そして今週水曜日から2週間、竹内修(おさむ)さんの「青銅アートオブジェ展2017NY」の2度目の個展が日本クラブで開かれています。 ビジネスの前に「人柄」が一番ですね。又ビジネスに成功される方は「素直で、人に好かれる性格」を日頃から心がけていれば、必ず運や縁がついてくるものだとしみじみ思います。今回はビジネスに至らずとも、何か人の為になったなあーという不思議な充実感があります。機会があれば、日本クラブの7階でやっています、竹内さんの個展を訪問してあげて下さい。 URL: http://www.logerjapan.co.jp/ 今回の個展の詳細は、 http://www.nipponclub.org/ を参照して下さい。
「ニューヨークの不動産ーRefinance-Mortgageを取る」 先日、4,5年前にUpper Eastの高級ハイライズのコンドの2Bedを$2,500,000で御買い上げになった方が、(子供さん2人)子供さんが大きくなってきたのと、ピアノや習い事をしたい。それでいい具合に下の階のStudioが売りに出され、それを買いたいので、銀行に一緒に付き合って下さいませんかと連絡があり、アポイントを取ってでかけました。City Bank もChase Bankでも似たようなものでした。 この方のNYの口座はChase銀行です。それでも日本の方が窓口にもなってくれるCity Bankに行くと担当者がモーゲッジを専門にやっているアメリカ人を紹介してくれました。こちらは既に・・・・で2Bedを持っていて、買う時は全額現金で買ってあり、モーゲッジはありませんというと専門の方はにんまり、多くの方はローンする時の2年分の給与証明書や支払いのクレジット等・・・調査が厳しいのですが、担保物件があって、同じビルで買うという事になれば、認可もはやく6週間でいいと言っていました。担保の約7,8割かけでRefinanceする方が新しくMortgageを取るより容易であるとの事でした。 30年ローンのRefainanceなら、先ほどまで4%超えていたのが今なら3.75%で借りれるという情報でした。0.25%はかなり違います。かっては8,9%が当たり前の時もありましたから、今3,75%,4%とは夢みたいなお話です。それでお金が出来たら幾らでも早めに返却しても良いとの事です。又その間10年間は出し入れ自由です。一種のLine of Creditみたいなものです。ある程度お客様は納得されて、比較対象したいので、ご自分が口座をお持ちになっているChase銀行に行きました。色んなオフィサーが20人前後いますか。見渡すと色んな人種の方々がいます。出来るだけ白人に近く、Chase Bankに10年以上勤務している人を選んでお話をききます。 Mortgage 担当者は凄く競争が激しく、Salesの方々はNew の口座を開く人とローンを組んでくれる人、或いは安い%に切り替えるRefinanceの人は歓迎だそうです。この3点が賞与や昇給に直接関係するそうです。ですから彼らの競争に巻き込まれないために、こちらに移民できた方の3,4世代前からアメリカにきている方の白人系が一番無難です。無理やりでなくてお客様の立場んでヘルプしてくれます。かって同じような事があって、最近3年前に移民してきた人が担当になり、ある事を聞きたくて6か月後に訪問しましたら、もう馘になっていらっしゃらなくなっていて、全て初めからと言う事がありましたので、出来るだけ長くいる方を選択肢にしたという事です。結果としてはどちらも似たようなものでしたので、あとは担当者を気に入るかどうかでした。 同じものなら第一印象やお客様にどれだけ誠実かということになりますね。サービス業は人格をどこまで高めるかを試されているようですね。我々も心しなくてはという想いにかられました。時々立場の違いから見てみるのも勉強になります。
「ニューヨークの不動産ーレンタルアパート」 ニューヨークのレンタルアパートは今はかなり余っている感じがします。値段はある程度上がりきって、今一休みという感じでしょうか。業者間で使っているサイトもかなり多くのListingがあります。Studio 1Bed、$1,500-$2,500では約2,500軒位ありますから、昨年の今頃からみるとかなり緩い状況でしょう。かといって急激に値段が下がる事もないというのが実情です。簡単にピックアップしますと、320 East 50th, Studio, $1,875, 454 East 36th 1Bed 2,100, 515 East 12th Studio, $1.850,416 East 120th, Studio, $1,695,場所の良い所では、229 East 67th Studio $2,100, 140 West 69th CoopのサブリースStudio $1,900, 52 West 56th, Studio $2,350等、あれこんなに安いのと言えそうな所も見受けられます。 やはりニューヨークはある意味で国際都市なんでしょうね。世界中で夢と希望をもってチャレンジしてみたくなる都市だからこそ、たくさんアパートが建てられ、従来からのものもそれなりの値段で存在しているし、新しいコンドはとてつもなく高いですが、それでもまだまだ世界中から移民の方々がアメリカにやってきます。 トランプ大統領になって幾分移民の入国が少なくなったと言われていますが、一時的なものでしょう。アパートを借りられるなら今が一番いい時かもしれません。すごく安くはなる事はありませんが、どれ位あいていますか?とお聞きになって、3か月位とオーナーさんなり、ブローカーさんがもらせば、10%位は安く交渉して決められたらいいでしょう。交渉が苦手だと思われる方は遠慮なくSakai不動産にお尋ね下さい。交渉好きなベテランがたくさんいますので、ダメもとでなんでもお尋ね下さい。アパート契約に限らず・・・弊社のメインモットーは「人生は交渉である」です。お気軽に・・・・。
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。