【ニューヨーク郊外の不動産ー競売で争う】 今日は面白い経験をしました。お客様が郊外の約1/3エーカーのある3Bedで2カーガレージをお探しになっていました。White Plains(Westchester)の駅から車で10分、そこからマンハッタンまで急行では25分足らず。凄く便利で税金も安く安全な地域。 30軒位毎週末、もう3か月になるでしょうか。漸くご夫妻で気に入った物件が出てきたのです。売値は$625,000です。1990年頃に開発業者によって建てられたこざっぱりした物件です。通りの角にあるもののあんまり交通も煩雑ではなく、近くにドイツ人学校がある良い地域です。 市場に出されて3日目です。80代のご老人の方が約30年お住みで、近くのコンドに移るので売り出された家です。中はこぎれいに改装、改造されています。気に入ったので売主側のListing Brokerさんに聞いてみて下さいとおしゃるので、Listing Brokerさんにお尋ねすると既に3人の方がオファしているとの事。流石です。30軒もみていると市場がわかってきます。それでは今のListingに上乗せ2万ドルの$645,000でオファしてみて下さいと・・・・・。 もう銀行からのローンは前もっての承認済みです。小綺麗で場所良し、値段良しで行けるかな??と思ってオファして待っていましたら、Listing Brokerから4人からのオファがありあなた方は一番低いオファでしたというコメントのメールです。市場の良い時は$750,000の家ですからね。良い家で自信があれば、幾分市場より安くListingしてお客様を争わせる・・・・なかなかのListing Brokerです。買い手のお客様も$650,000以上は出したくなかったので・・・諦めがつきますと・・・。 次はもっといいものが出てくるでしょうと・・・気持ちの切り替えが早い。何事も準備して、心と金銭の「余裕」は必要だなあーとお客様から学ばさせていただきました。日々新しい発見です。何時でも誰からでも、何からでも、学びは楽しいですね。感謝です。
【ニューヨークの商業不動産-店舗】 時代の変化、流れを読んで的確に戦略を立てる。Maketingは「人口増加」のある所に商売のKeyがあります。1970代から日本人が増加増加・・・だった郊外も、最近は韓国、中国、ベトナム、インド、ロシア、東欧、中近東・・・・の移民人口が活発です。 先日ニューヨーク郊外の北、Westchester郡にあった「Nijiya」スーパー―が9月2日をもって閉店しました。10年前になるんですかねーMeijiyaさんというスーパーの名前がある日、急にカルフォルニアから東部にでてこられたNijiyaスーパーに変わってビックリでしたが・・・・。 かなり前にH-martとという韓国の方がやっている韓国、日本、中国・・アジアの方々と現地アメリカ人を対象としたかなり大きめのスーパーが開店してから、日本人だけのお客様対象のお店は段々と・・・・。 Nijiyaさんは時代の変化の空気を読んで野菜はオーガニックにも力を入れていたのですが、ここ数年前位から、売り上げが上がらず、野菜もしなびていたり・・・ああだめだなあーと思った事があります。お惣菜ものは売れていたようですが・・・野菜がしなびたり、バナナが茶色になっていくようでは・・・商売は「小さな所」に気づきがないと上手く行かないものですね。 場所も規模も大切ですが、商品をこまやかに管理する・・・人手が少なくなっていたり、レストランだと普通5人ぐらいのサービスする人が2,3人になったり・・・すると食べ物も手入れが届かなるんですね。レストラン、スーパーは新鮮さが勝負ですから、今日仕入れたものは即今日売る位でないと・・・ 小規模店は新鮮さとスピードが勝負ですね。これってやはり経営者次第なのでしょうか??10年ひと昔でなくて最近は2,3年で変化に気づき、対応できるかどうかが勝負となってきますね。ビジネスは面白いですが、怖いものです・・・と改めて思わされています。
【ニューヨークの商業不動産ー店舗探し】 ニューヨークのマンハッタンはどの地域もそれなりに多忙な地域です。ラーメンでも寿司でも焼き鳥・天ぷら・・・何でも多店化は出来ます。ただ意外に日本レストランが少ないのが2番街、3番街の23丁目から33丁目の地域です。 もう12,3年位前に弊社で28丁目付近で数軒ご紹介したお店もかなり流行っていましたが、家主さんがビルを売られたり、家賃の値上げがあったりで、本当の日本レストランがなかなかないようです。 このあたりははマレーヒル,キップスベイ地区と呼びます。レキシントン街の28丁目はインド人街と呼ばれ、最近はIT関係のオフィスもあります。また近くにはCity Collegeもあり若い方が段々と増えてきています。若い人口増加のある地域は今後の伸びと、ビジネスチャンスが増えますね。ある意味「穴場」です。 最近もクリニック関係にお勤めの知り合いの方のオフィスが30丁目に付近に移られたので、ランチでもと・・・残念ながら日本レストランは近くにないので、中華にしましょうという事で、3番街の26&27にある、Great Sichuan(四川楼)に行きましたらかなりおいしく二人で$20前後です。Take Outのお客様もかなり多いようです。かって28丁目ぐらいに日本の回転ずし屋さんがあったのにと探しましたが見当たらず、ビルの改装をやって、まわりは中近東やインド系のお店になっていました。(そういう意味では日本レストランがないので穴場ですから、出店されればチャンスかも・・・・) このあたりMurray Hill, Kips bayはレントも幾分安めで、800SF-1500SF,$10,000-$15,000/Monthのレントです。 是非日本の美味しい『質と丁寧』なサービスでこの近くでオープンされる方があればご連絡下さい。必ず成功しますよ。!!
【ニューヨークの商業不動産ー店舗・Beyond Sushi】 ニューヨークは安全でおいしく食べれれば何でもOKです。W56を歩いていますと、『Beyond Sushi』と言うお店がかなり流行っています。本物の寿司かなとおもってはいると・・・小さなお芋に海苔が巻き付けあったり、ゴボウやほうれそうであったり、野菜のあらゆる種類が海苔巻きになっていて、それにサラダドレッシングに近いものが添えられていたり、醤油や御酢や西洋的なサラダに使う植物油系であったり・・・寿司にかこつけて新しい素材と今は流行りの野菜系を上手にアレンジしてお客様に訴えています。 きゅうりもおナスにも海苔の巻物・・・考えてもみなかったです。今はDiet中心でサラダバーがおおはやりです。Whole Foodのスーパーはオーガニックを売り物にして以来もう目覚ましいものがあり、食生活は急激に変化。粉系のラーメン・ピザは皆さん敬遠しはじめています。 このBeyond Sushiの発想は抜群です。【発想と工夫】で新しい作品を作り上げていく、アメリカならではです。あるアメリカ人は寿司は大好きです・・・でもライスはね?という方にはこの海苔でまいたニンジンやゴボウは魅力的です。味噌汁も減塩系がお薦めとか・・・。健康管理に目覚めたアメリカ人、なんでもいいものは受け入れる様です。日本のものをベースにしながらSomething Newをアレンジしてニューヨークでチャレンジ。お店を開きたい方は是非Sakai不動産にお尋ね下さい。アドバイスと良い知恵をお授け致します。
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。