NYでの店舗探しは不動産屋さん次第です。ほとんどの商業物件をやっているBrokerは自社で或は個人で経営をした事がないセールスマンばかり。商業不動産専門の所でも物件はみせてくれるが交渉はほとんどが売り手・貸しての立場からのみが多いのものです。しかし弊社では自分でお店を経営した人、又現在もパートナーとしてBuildingやレストランに共同経営として参加しているので、借り手の立場から一緒に探す事が出来ます。 物件は大体間口が25-30Feetで奥行きが100-80Feetある建物が多く、実際に有効面積はだいたい80%と思ったらいいと思われます。最近では5階建ての建物が段々となくなり3軒くらいあくと直ぐに高層コンドにはやがわりしてしまいます。 やはりなんといっても地下鉄近くの物件が一番。なかなかみつからない。出ると大体3日でなくなってしまうのですが、最近はもうGood Chanceです。弊社で30年以上マンハッタンをみている方とこんなに店舗の「For Rent」の張物ががあった事はまずはなといっています。 1年前の20-30%の値段です。家主はでほとんどの交渉はこちら側のいう事をきいてくれます。 マンハッタンでレストラン、ブテーク、何かの専門店を開くには今が一番かも。売る商品が出来るだけ値段が高くないのならまだまだいけそうです。次回は交渉次第・・・・ということでお話しましょう。
NYで一番多く要望のあるのはレストランを始めたいという方です。これはNYに限らず、生きていくためはまずは食べていかなくてはならないからでしょう。 又移民としてNYに来た時には英語も十分に話せませんが食べ物は世界共通です。1930年代から50年はユダヤ人の方がLower Manhattanに多く、当時はdali関係のヨーロッパスタイルのお店が多かった言われています。 ハンバーグと一緒に出てくるピクルス(きゅうりの漬物)は食べ放題という店もいまだにあります。50年代,60年代にはイタリアからの移民の方も多くマンハッタン中がイタリアンのお店が多かったようです。 70年代、80年代には日本のお寿司のお店がたくさん出回り、もう中国・韓国の方々も寿司レストランを経営されている方がかなり多くあります。80年代、90年代は韓国の方が果物屋さんをコーナーごとに開いたものです。もう10年以上たつのでリースが終わり、今は南米の方々がイタリアンレストランや果物屋を引き継いでやっています。 このようにNYは世界中の人が夢と希望を抱いてやってきて最初にOPENするのがレストランか果物屋であり、Next StepはCleaning屋さんになり、お酒屋さんへと肉体的に軽い方に変っていきます。2代目になると有名校に行かせて医者、弁護士、会計士になっていきます。 Irish,jewish,Itarian,Japanese,Korean,South Americn・・・と同じ流れですね。本当に面白いですね。 ある意味ではこれが人間の歴史の縮図かもしれませんね。農業。果物屋、野菜屋、スーパー、薬局、衣服や百貨店・・・知的職業医者、弁護士、会計士、投資家 IT・・・・話が横道にそれてしまいました。次回は本題に入りましょう。
アメリカは今未曾有の不景気です。NYも人知れず同じような状態になりつつあります。90年代の不動産不景気に段々と似てきた気がするし、目抜き通りのお店が今迄以上に「For Rent」が目立ちます。長年の経験でXマスセールが終了後の12月26日になると20%、30%Offの看板や表示が目立ち始め、今月2月になると50%Offに激しい所では限られた商品は70%Offというのも出始めます。 これは寒さと凄く関係があります。毎年冬が寒いか暖冬かで売り上げが全然異なります。不動産にとっても同じ事が言えます。 前回も書いたのですが、今週も2-3件同じいような経験をしました。店舗にしても日本からの学生さんのアパートを借りるのでも弱気のオーナーの現象は変わりません。平常時にアパートを借りるのは楽ではありません。日本から来たばかりだとアメリカでのCredit Lineがないので必ず20万ドル前後年収がある方の保証人が求められます。それか1年分の前払いかのどちらかです。 それが昨日のお客さんはマンハッタンの英語学校に行く為に日本から3日前に着いたばかり。日頃は難しいMGMですが、「Sakai不動産」の紹介のかたならDeposit一ヶ月でいいですよですって!信じられない状況です。昨年の8月はもう9月の入学期の前であったこともあり、1年分のお金を要求されたのに・・・・。 同じBuildingでMGMとも同じなのに状況が変わればこんなにも変るの・・?とこちらが不思議な位でした。 今のNYでのアパート探しでもこんな状況ですから、コンドを買うのでも店舗・Officeでも何でも今交渉したら超得になりそうですね。留学は今がチャンスかも!!!
今が「買い」のチャンスです。冬が来て寒くなれば成る程値段は落ちていきます。売る側にとってはこれから先も売れないのではないだろうかという不安。雪が降り吹雪になりみぞれになり零下になってどんよりとした天候は「買い手」にとっては最高です。 先週も4ヶ月前には53万ドルのCOOPが42万ドルのListingになっていました。そこで入ってきた情報が売り主はWall街の大手を2ヶ月前にレイオフされたらしいという貴重な情報。これはDoormanからの何気ない話から分かった事です。 会うたびに声をかけ、チョコレートや飲み物をもっていってあげると3度目からは何でも話してくれるようになる。6回もいけばもう友達だ。彼は寿司が好きだという。それでTakeoutようの簡単な寿司をランチに買っていって話していると、ビルデングの事やここには・・・・という俳優や有名人が住んでるよとか教えてくれる。そこでくだんの御客様が欲しがっている物件に関してさりげなく聞いてみると売主は業界4位で今なら倒産しなくてもよかったWall街の人で、今は現金が必要との事です。 それで御客様に直ぐに連絡して36万ドルでOfferするとCash Dealなら38万ドルでよいとの事。ダメもとのOfferとプロのBrokerの情報で素早く決断できた事がGoodDealにつながった事になります。 それ故に如何にBrokerさん選びが大切かという事になります。 今は市場が崩れているので、15年以上の経験あるBrokerを選ぶといい買い物が出来ますね。 チャンスは誰にでもあります。決断するかどうかだけですよ。頑張ってくださいね。
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。