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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【菜根譚】を読む。
Sun, June 16, 2024 22:26

【菜根譚】を読む。 今日は父の日であったので、祝ってもらった。日頃から好きなレストランで、ゆっくりと味を嚙みしめながら、食事を愉しむ。まさに淡々とした一日の出来事であった。 週末の朝はテニス仲間7-8人とかなり激しいテニスを2時間ほど過ごして、帰宅してシャワーを浴び、仮り寝する。その後に好きな本を読むか、知人と知的なランチの会食を愉しむ。 こういった週末はビジネスの現役の時はなかなか作れなかったが、晩年になってくると、知人との会食と好きな本をじっくり読むのが一番楽しい。 好きな本が約20-30冊位あるが、何度読んでも飽きないのが「洪自誠」の「菜根譚」であろうか。明の時代の方であるが、この生き方に惹かれる。儒教・道教・仏教を学んだ方なのだろう。 潔癖な迄の倫理性、のびやかで自由な考え、そして処世の生き方を教えてくれる。日本に紹介されたのが1822年頃と江戸時代の後期の様である。 明までの中華は素晴らしい哲学や生き方を残してくれた。【人生の深さ】を知らしめてくれる。名前が良い、菜根譚とはじっくりと噛みしめるという意味らしい。短い文章の中に人生の本質や生き方が散りばめられている。「淡々」と述べられているのが好きだ。疲れた時や判断に迷いがある時、行き詰っている時に、何処の章からでも入れるのが良い。 心の快復薬みたいなもので、手軽に取れるし、人生のひと時、ひと時を楽しましてくれる。こんな本を週末に、1,2時間読むと、歳を取ってきた晩年をゆっくりと嚙みしめる事が出来て、人生の味わいをまろやかかな気持ちにさせてくれる。豊饒とはいい言葉である。 食事の豊饒は余り好きでないが、粗食を淡々と味わうのが、一番である。この書にはそれがある。ゆっくりと書との淡交を楽しみながら週末の時間を過ごす事が、来週からの活力を与えてくれる。こういう時こそ、人生を生かされている「今」という時程、心の満足感を満たしてくれるものはない。 機会があれば一読される事をお勧めする。まさに活力元気にさせてくれる心の媚薬の書であろう。

【競争社会から一歩引いてみて・・・・】
Fri, June 14, 2024 7:51

【競争社会から一歩引いてみて・・・・】 最近はセミリタイアに近くに成り、社会の「競争社会」から一歩引いてみる時間が増えて、感じる事がある。競争社会に居る時は、行動力と【結果】が求められる。 【人間性】はどうしても二の次になりがちであった。スポーツもビジネスも【結果】であると、頭で理解していても結果としてそれを示せないと相手に対しても自分自身にも説得力や納得がいかない。 それ故に相手に対する「尊敬・愛する・思いやり」という眼差しが幾分欠けていく。理論的に正しくとも、結果が出ていない時には苦しい。一方激しく、厳しい【競争社会】から離れてみると、【人間力】は如何に大切かがわかってきて面白い。 今迄生きるのに精一杯で他が見えなかったものが、ある程度離れてみたり、一段引いてみると、ビジネスや生きる事はこの【人間性】を作り上げるためにあるのではないかと・・・。 経済的に時間的の【余裕】が出てくるとこんなにも違うものかと・・・・。「健康と経済力」は生きるにはかなりの重要性を示す。牧師さんや僧の方々は、この2つに余裕があるからだろうか。人にもよるが、ある程度の人間性が出来て来ると、尊敬や愛や知性を示せるようになるのだろうか。恐らくは「心」の余裕であり、「意識の持ち方」が変わって行くのだろうか。 勿論プロスポーツ選手やビジネスでの成功者は実力があるから、人間性も高まってくる人も・・・・。恐らく、「問題意識」を持って、日々考え、気づきのある方が、【実力と人間性】を持つと皆が納得が行く。良い例が野球選手の大谷選手であろうか。 人間としては、「気立てが」良いと言われる事は重要である。一方、ビジネスやスポーツには「勝気」が凄く大切であるが、競争社会から一歩下がると、「人が良いや、気立てが良い」の方がすんなりと受け止めやすい。 人に対する判断力も相手を赦す、寛容さが競争社会で生きていた時よりも大幅に楽になる。競争社会に居る時は「完全性」を求め、勝利する事に喜びがあったが・・・65歳頃迄、競争社会の現役であった頃はなかなか心の中の余裕がなかった。お陰で家族と過ごす時間が少なかった。これが人生の後悔の一番である。 両親や、多くの夫婦が老後になって「旅行」をしまくっていたりするのをみたりすると、成る程・・・・とも思う。恐らく奥さんに対する懺悔かもしれない。もう遅いとは思わないが。。。。子供達と一緒にもっと楽しんで、過ごすべきだったと思う。 競争社会から一歩離れると、物事の「原理原則・社会の法則」が良く理解出来、今迄以上に【人間性】を高めて行こうという意識が強くなってくる。「菜根譚」を残してくれた「こう(さんずいに共自誠」の書に惹かれる。久しぶりに菜根譚を読んでみようと思う。  

【郊外のTrader Joe’sは常に超込んでいる・・・なぜか?】
Mon, June 10, 2024 12:21

【郊外のTrade Joe’sは常に超混んでいる・・・なぜか?】 週末には必ず食べ物の買い物に行く。常に行くのはなぜか【Trader Joe’s】になってしまう。幾つもの近辺にお店があるのに????それもかなり遠い。車で17分位かかる。7,8分でいけるお店もあるのに行く。「なぜか?」である。【100店舗 Closeされると発表された Stop & Storeも近辺にある。ー品ぞろえが良くないわりに高いーMarketingの勉強不足だろう。) 要はお店側の目線ではなく、【消費者目線】であるからだろう。特に他店との違いは、買ったものを入れる袋と言うかBagである。このお店は他店で取る5centの袋は破けやすいが、二重にして5セントであればなんとなく儲けた気分になる。(Westchesterでは二重BagはFree.)他店で瓶物を入れ、落ちて壊れる事を考えれば、落ちにくいし、壊れにくい。正にお客様の目線という事になる。 又一つ一つのアイテムの値段もかなりリーズナブルと感じる値段だ。これ位なら仕方ないねという、消費者サイドにたってのギリギリの線を見つけて価格設定している。 私は何処のお店に行く時も、常にこの値段では???という「意識」をもって買い物や食事をする。そして思った値段より安かった時は、「いいね!」と言いたくなる。 先日マンハッタンのある老舗のお店に行ったが、ランチボックスが$48であった、Over Priceである。$38でも高いかなと思うが・・・。老舗と言うプライドで商売してはいけないだろう。12時半で半分のお客様しか入っていなく、隣のテーブルのアメリカ人は、$28位のおそばをたべていた。(このプライスなら誰か連れて行こうと思うが・・・) かってWestchesterの「大道」というお店に週末に行くと、値決めの闘いを自分なりにつけた。そのお店の値段の付け方、セールの時の値付けが非常に上手かった、台湾出身の方が任されて値段をお決めになっていた。そこでレジで、お宅の値決めは上手いですねといったら伝えて下さったらしく、彼も喜んでいた。(コロナ以降は今一つだが・・・) 週末の午後12時から―3時に行くと常に混んでいるTrader Joe’sはちゃんとコンピューターで数値が出て管理されているのだろう。売れ残りは殆どなく、大方がFreshなのが良い。野菜や果物ははこれが基本である。又トイレも他のお店より清潔である。これが「安心感」に繋がる。どんな時でも【消費者目線】であれば、お店は繁盛して、お客様で溢れるであろう。それと感心するのはかなりの男女性の老齢者を雇っている。60-70歳に見える方も多い。社会に溶け込み、お店は何で貢献できるかを模索されて、運営されているお店は協力したくなるし、何処かに「学び」がないかと常に観察してしまう。 お客様目線と自己店の「強み」は何か?を意識して運営して行くと必ず、繁栄店になるのは間違いないであろう。又そういったお店の観察は学びに繋がるので、行きたいという意識を持たせてくれる。 「学びは何処にもあり!である。」

【チップの支払いの活用と有効化ー友人との会食からの学び】
Mon, June 10, 2024 11:17

【チップの支払いの活用と有効化ー友人との会食からの学び】 先週末(土曜日)久しぶりに友人と情報交換をするために、何時も行っているランチで食事をした。彼はHouse特性のハンバーグが美味しいというので、私も同じものを。約$16、まあーResonableな値段。Coffeeも付いてくるようだ。 久しぶりのハンバーグであったのかCoffeeとあうのか美味しくいただいた。日頃から彼の知り合いの南米系のWaiterさんは私達二人にCoffeeを3回も注いでくれた。大きなCupだったので、飲み過ぎたが・・・。 色んな話や情報交換しながら約3時間程、話し合った。政治(日米)経済、文化、社会;価値観の変化や対応など・・・。そしてWaiterさんが3回目のCoffeeを注ぎに来た時、これは多すぎるねと、特別にチップを渡そうとなりWaiterさんに現金で10ドルを渡した。彼のその嬉しそうなSmileは最高。勿論食べた物の支払いも20%のチップをつけて、あとは2人で折半。(友人なので、折半が一番です。) 友人は中国や香港をメインにしながら30-40年、貿易や工場立ち上げで経営者としてやってきた強者。私は絶対中国人を信用しないが、彼は多くの失敗から中国で成功するには「信用」?があるかどうかで決まると。そこで彼の共同経営者の成功のパターンを語ってくれた。 中国は賄賂が当たり前の国らしいが、ある時に彼はふと「ある学び」に気付きがあったと語る。其のオーナーさんは飲みに行く時やレストランに入ると、即、知り合いのウエイターかウェイトレスかGMに、いきなりチップを100ドル、50ドル、20ドル渡すそうです。 勿論ほとんどの人は食後にビルが来て支払うの人は99%でしょう。食後に支払う当たり前のでなく、食事の前に支払って置けば、接待であれば、100ドルの前渡しは、300ドル、500ドル、1000ドルにも変化する価値があります。日本にはこういうチップのシステムがないので、出来るだけ少なめ???が普通なのに、逆に前もって多めに払う???これは経営者としての立場からもっともとうなづくものがありました。 私も何度も行くお店は、必ず多めにチップを支払いますが、前払いチップは流石!と思いました。おそらく日本的には忖度、気づきという事でしょうが・・・。 学びは何処にでもあるものです。今日は「チップ」の支払い方からの学びは、会食を通して得る事が出来ました。常に学ぼうという意識を持ちながら日々を過ごしたいものです。(意識すれば、必ず何かの気付きや学びがあるものです。)  

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