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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【匠と和】ー日本文化
Sat, October 04, 2025 3:43

【匠と和】ー日本文化 NYに長くいると世界中の民族の文化や生き方を見る事が出来る。最初は「日本の文化」に余り自信がなかったが、Toyota,Honda,Sony等をみていて、アメリカや世界の中で頭角を現すようになって、「日本」を見直し、日本文化に興味が向いて行く様になった。 そのうちに【人生は美であり、芸術である】という自己の哲学、モットーを深く理解し、確固としたものになってきた。世の中は「物造り」であり、進化とは「創造」する事であると。 すると「知性」と「感性」の鋭さとバランスが「美」を作るのではないかと。「強さ」と「優雅」さが「美」を創り上げて行く。私は特に「締まり」が好きである。「美」とはしなやかな「感性」と「知性」のトータルであろうか。 見た瞬間に「綺麗」、「ハンサム」と感じるのは「顔や姿態」が締まっていてしなやかであるからだ。これは男女を問わない。かっては人種を問わず、「凛」とした知性的で彫の深い人が強くて美しいと感じた。 持って生まれた美もあるが、晩年のしなやかで、締まった美はほれぼれとする。アメリカの「合理性」もある種の美であろうが、私は最近、「日本文化」の美意識が好きである。 特にToyotaのレクサスを20年近く乗ってみて、殆ど壊れず、頑丈で、機能的であった。外側の「美」に関してはやはり「イタリア」系の美はなんとなく華奢であり、余裕のある車体であり、特にかってのイタリア系のファッションは綺麗と感じた。(センスを感じた。) 日本の「物造り」は「美」の根源的迄追及して素晴らしいと思う。かっては「大きさ」が主流であったが、半導体をみてもわかるように、今は「微細」の中に「生活」や「技」の極知/極地を見る。これは「文化」であり、「日本」しか持てないし、作れないものであろう。 「美」とは「整然」としている。ある種の「締まり」である。ただの締まりだけでなく「余裕」と「Smile」のある美しさが好きである。 物事に行きずまったり、ストレスを感じた時に美しい絵や物に触れたり、美術館に行ってぼーーとしていると自然となごみ(和み)が出て来てはっとする。 知性と優美さには締まりがあり、頭脳と心が惹かれる。そう考えて行くと、日本の寿司や、ラーメンにも、極上の寿司や良く煮込まれたスープに味の強さと洗練された味、美的なトッピングに惹かれたりする。 そして「強さ」と「和」である。強いだけでなく、そこに「優美さ」があって、バランスの取れた「和」があると、生活や人間に「美しさ」を感じる。 物造りと言う「匠」の精神こそ、「日本」であり、「和」の生き方こそが、「日本文化」ではないかと感じる。西洋の価値観の合理性、創造性、知性の中に、「日本」という「匠」と「和」の精神こそが、今後、世界を引っ張って行くのではないかと思う。 西洋と東洋ではなく、「西洋」と「日本」をもっと深く研究してみたいと感じる。

【店舗スペースー5番街20’sに魅力的なスペース】
Wed, October 01, 2025 9:27

【店舗スペース―5番街20’sに魅力的なスペース】 今朝商業不動産専門のBrokerの朝の集まりで、5番街に面した魅力的なスペースを見てきた。最近の23丁目以下のNYは人気がじわじわと出てきています、明るく活動的で多くの問い合わせがある。今後20年は確実に流れがあると思わる地域である。 アパレルやファッション系の中型店に向いている。又6番街やBroadway沿いにはまだまだ小規模のメーカーや専門店がかなりある、30年前のアパレルとは幾分違うが、最近はファッション&中規模の200人規模のオフィス兼工場も見受けられるようになってきた。此処10年ニューヨークのアパレル工場は殆どが「中国」にいっていたが、再び、自分たちで作り始めている。 面白いのは「中国」移民が増えたお陰で、そういった技術者もかなりいる様である。中国や、インド、バングラデシュの方々が多い。マジソン街&72丁目のラルフローレンもNYのUpper East人気であるが、ここ5番街の20’sもなんとなく開かれた感じと古くからの天井の高いビルが多い地域である。 最近日本からこの地域を指名されてきた日本のファッション系の会社もある。広さは一階&地下?合わせて約20,000SFあり、天井が高いのも魅力的である。家賃もかなり安く約400,000/Monthで$250/Sqなので、市場より幾分安い。 日本で成功されているファッション系のお店のNYのFlag Shopとしてはいいかもしれない。詳細はSakai不動産/sakai@sakaifudosan.com/917-679-7515にお問合せ下さい。

【人間は考える葦である(パスカル)】
Fri, September 26, 2025 18:25

【人間は考える葦である(パスカル)】 最近この言葉の「深さ」が理解出来て楽しい。約10年程前に漸く理解したが、成程・・・位で「深さ」は無かった様に思う。IBMのワトソンJrが一時「Think!Think!、Think!」と言って有名であった。その当時はIBMの2代目になるとそういうものかと思ったが、恐らく彼は65歳前後ではなかったか。自分自身もその位の時にやはり、「Think」には漸く到達した感じがあり、これは経験と年齢によるものだと理解出来た。 それから色んな欧米、明迄のシナ、或いは日本の方々の書を愉しむと皆ほぼ欧米では55歳前後、中華では60歳以降、日本の哲学では60歳前後の西田哲学や江戸末期の佐藤一斎でも同じような事が言われている。又昭和前期の巨匠、活学で有名な安岡正篤さんも晩年になると思考が深まり物事が良く見えて来ると・・・・。 私は遅く理解したが、最近は時間と気持ちの「余裕」が出来てきて、「考える葦である。」の「深さ」が楽しく感じられる。一人一人の事象に対して捉え方が異なるが、「自然、社会、人間」に関して考えると全てが「宇宙の法則」に則っとり、「整然」としているのである。 それと最近は天候が良く、食事や運動や読書がバランスよく行くと、早朝の3時―4時45分のシーンとした空気が殊更「’深さ」を味わさせてくれる。極上の寿司を食べている感じで、知性の味わいを満喫している。若い時にプリンストン大学の物理学者と偶然話した事があり、彼は地球と宇宙について語ってくれた。時間と、思考は何にも代えがたいと・・・。当時はよくわからなかったが、今漸くなんとなく理解できるようになってきた。 特に「知」に興味が深まるに連れて、「考える」「宇宙の法則」を熟考すると、意外な解答が出てきてメモとして書いておくと、なんとなく読んだ「書」にヒントが在ったり、心に響く事がある。 食事の楽しさ、運動の楽しさ、書物を読む楽しさ、それに今は「考える!」に嵌まっているいる。「宇宙・地球・人間」とは何か?これらを自分なりに理解して思考の高みを目指したいと思っている。

【経済力を持つ・・・・】②
Tue, September 23, 2025 4:42

【経済力を持つ・・・・】② 子供に色んな事をさせるには「経済力」が必要である。恐らく個々の家庭の「経済力」次第で子供の成長力が異なるのではないかと思っている。「Music」は必定であるが、最近のPC,IT時代を見ていると「Art」の感性の大切さが凄く感じられる。 自分でWebを作ってみたいと思うが、「音楽・美術」を幾分蔑ろにして来た事が悔やまれる。私の幼少期や青年期の時代はこの2つは女性がするもので、男子がするものではないという「価値観」のお陰で、今は苦労している。男子は硬派でなくてはいけないと・・・・。今の時代に生まれていたら「ピアノと絵画」は絶対にやっていたし、恐らく晩年の愉しみの一つとなっていたと思う。そういう意味では1880-1900年頃に英国や米国に留学されて授業のカリキュラムの中でこれをやれ!とよく理解しないながらもカリキュラムに入れられた「先人」達の「賢さ」に敬意を表したい。 物理や化学、生物・・・・も重要であるが、人間は耳で聴いて目で見るという作用は欠かせないので、今は特に重要である。特に音楽はリズムという働きは脳に莫大な影響を与えるのであろう。年齢を問わず、男女問わず、ピアノを長年やってこられた方は普通の方とは違う「何か」があるような気がする。ピアノに関しては又いつか話してみたいが、私はかって画商を片手間にしていた時に「ピカソ」の【バランスと強さ=美しさ】に開眼した事がある。 美術は日本の「匠」の精神や技術に繋がっている。これは「料理」や日本の職業の全ての分野に言えるし、今後日本が世界の中で秀でた国家として世界から称賛を受けるのも、美しく作る、見せる、という日本独自の「匠」の精神があるに他ならない。今後ますます「日本」で作るものが世界に必須になるであろう。②

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