【リーダーとは…?】 この言葉はもう何千年と問われてきた言葉であろう。私はリーダーと考えるのは、「知識・経験・決断」と捉えている。暇があれば書物を読み、人と会い、大小問わず、自分で【決断】して、【責任】を取れるPositionにあるという事である。 こんな当たり前の事をなぜ国家のTopとなる人に選ばないのかと不思議でしょうがない。先日Trump&BidenのDebateを見ていて感じたが、創業して会社経営をしてきたTrumpとただ弁護士として上院議員であったBidenでは人間力や顔つきが全然異なる。 Trumpは大小に拘わらず、人生の殆どを【決断】下してきた。(勿論我々も日々の生活で決断しているが・・・。)成功して生き残ってきた人にはそれなりの決断の量と多くの失敗があって今があるのだろう。特に凄いのはあれだけ痛めつけられてもまだ倒れていない事だろう。普通のメンタルではもう終わっている。 彼は物事の【本質】を知り、【宇宙の法則】を漠然とでも知り抜いているのだろう。 日本は文化や経済はそこそこに良い。不足しているのは国家のリーダーである。今の岸田氏をみていると情けなくて泣きたくなる。何年も外務大臣として何をやってきたのか。又何をやるために首相になったのか。私なら、今こそ「憲法改正」をして、第2次大戦以来失われてきた「日本国憲法」だけをやって辞める。中国、ロシア、朝鮮などが日本国を貶めるようと煽っている「今」がチャンスであり、国民の多くが納得するであろう。 世界を見て、歴史から学び、今日本は何処の立場にいるかをしっかり見極めれる時であるからだ。こんな良いチャンスになぜ、こんな愚行な首相をそのままにしているのか。「何もしないし、出来ない人物である。」組織を有効化するには【適材適所】と言われる。 戦後の日本の首相としては私は田中角栄氏・中曽根氏、安倍首相の3名をあげる。田中角栄氏、中曽根氏は群をぬいている。田中氏は自ら会社を創業して、その経験を活かして国家の運営にあたり、物事や人間、社会の【法則】を知り抜いていた。又中曽根氏は代議士になった時から、日本を変えてリーダーを取ると決めて総理になった。幾つもの会のリーダーを若い時からやってきた。 私がびっくりしたのが、彼が組閣した時の「適材適所」であった。組閣後に新聞で見た時、彼は物事の【本質、人間】をみているな!と・・・・。物心がつき、政治・経済に興味を持ち始めたのは中学1年生位の頃からであるが、今まで組閣でこの男は出来ると思ったのは中曽根氏しかいない。多分100年に一人の逸材であろう。もう少しやらせたかった。惜しい人物であった。おそらく会社を興しても十分に大企業にできたであろう。良く勉強もしていたし、人脈も作っていた。そして、なによりも【決断】ができた。赤字で垂れ流しの国鉄をしっかりと立て直した。素晴らしい方であった。 リーダーとは何処にいようと常に「勉強に励み」、「人脈を作り」、「何が正しいか?」と毎日、問いながら、明確な目的を持って最後にはGoalに向かって、衆智と共に、成功/勝利という【結果】を出せる人物ではないだろうか。
【チップと賄賂と文化】 最近チップの%の幅が5%も上がってきた。コロナ前までは最高15%位であり、普通は10%ー12%で合ったような気がする。 我々日本人はチップという感覚は持っていないので、米国にくると戸惑ってしまう。経済学的にもこのシステムをなくすれば、もっと社会がスムーズに行くのではないかとさえ思う。 私は「チップは賄賂につながる」と思っている。チップが悪ではないという社会では賄賂も当たり前と言う事になり、物造りやサービスに必ず影響を与える。 良い例が中国やイタリアであろう。中国などは賄賂のない物事はないとも言われている。100のものであれば、80で作り、20は賄賂であるため、ダムなどは中抜きがあり、ちゃんとしたものが出来ず、50年持つものが20-30年で崩壊して行く。いつまでたっても「安い」が基本なのである。安定感がない。信頼できないという事が常につきまとう。「安い」は中抜きされているので、見た目はわからないが、使っていくうちにすぐに壊れる。 NYでも30年前まではイタリア人系の建設業者は多かった。彼らは本当に賄賂で成り立っていた。最近は南米の方をつかっているようだが、20年位前迄は、普通の値段と現金の値段が15-20%違っていた。最初は普通の見積もりであるが、少し間をおいて持ってくると「現金なら・・・・」と。当時は中抜きされている事を良く知らず、よく騙されたものである。それで企画書は一つ少し高くてもきちんとしたものを作り、3-4社に問いかけてみたら中抜きがわかるようになった。その時にわかったのはIrish系は意外ときちんとする。イタリア系はうんさくさい。南米系はライセンスがない・・・ポーランド系は人を見て騙せそうなら騙す。お金を得たら2度と帰ってこない・・・。黒人系は技術がない(仕事が雑である)・・・・、韓国系は見た目にはわからないが、最後の所は手を抜いてある等・・・とにかくまさに騙しあいである。 新幹線造りをみてもわかるように、中国は担当者に相当の賄賂を払い、受注している。大統領に渡したり、要職の方に渡したりしている。ドイツが中国からの受注した時は驚いた。キチンとした「車」も作れない国が新幹線など作れるわけがないだろうにと・・・・。経済と政治は分離すべきで、経済は【機能と成果】を重視すべきだろう。 中国や他の国の技術力や物造りは【文化】との闘いである。物事を冷静にみて、客観的評価が出来るようにならないと間違いをおこす。アメリカは物造りと言う土壌がなくなってしまった。それ故に世界では賄賂が少ないと言われる?「日本」が一番安心感がある。これを「文化」として継続して行って欲しい。 決して賄賂社会を作らない事が国家を健全にして、気が付いたら【世界一】の強力な国家になっているだろう。20-30年、或いは100年、1000年を目指して、そういう国家造り、「文化」造りを目標に、国家運営をして行って欲しいものである。
【全ては良きものとして・・・・】 先日食事をしていた時に、前歯が取れてしまった。見栄えが悪いので、即10年前から掛かりつけのQueensにある歯医者に行った。 前歯は従来から借り物の歯であったらしく、前歯で噛んではいけないものを強く嚙んだために取れたらしい。もっと奥歯で噛めばいいものをつい前歯で噛んでしまった。 お陰で、ルートカナールという複雑な事から始まり、そのお陰で、バイロスが侵入して顔が膨らむし、痛くて眠れない。痛み止めの薬位ではどうしようもない。それで1週間たち、医者に行くとバイロスの侵入だから、アンチバイオテックの薬を飲めといわれて、指定の薬局にいく。 飲んで直ぐには効かないが、気持ちの上で何となく治れば・・・という感じである。帰宅して休むともう寝ているのが嫌になるくらい10時間も寝ていた。起きてサラダと簡単な朝食をとる。3日間便が出なかったが、意外とすっきりと。。。。便が出るには繊維の野菜が一番である。歯と胃腸は凄く関連性があるので、よく注意しながら食べる事になる。年齢に従い、大食から小食に変える必要があるが、人間の習慣は怖い。ちょっと体調がよければ、食べこんでしまう。幼い時は残さずに食べなさいと良く言われたものである。 昔は肉体労働が中心で、小食は疎んじられた価値観のものであった。今は知的労働に完全に変わってきているので、大食は馬鹿に見える。最も若い人には胃腸の消化も早いので、問題はないであろうが・・・。 体調不調の時は「困った!」と思う反面、「チャンス!」と考えるように20年位前から考えを改めてから凄く生きやすくなった。つまり全てを【良き方向】で考える事だ。物事は全てに2面性がある。二刀流や2面性という言葉は好きである。物事にはこれしかない・・・と言う事は殆どありえない。色々工夫したり、交渉したりして問題を解決していくきっかけになる。それには日頃から【考える】という習慣をつけておくことだろう。 それでこんな時は神様が少し休めと暗示して下さったのだからと気持ちを換える。歯痛なのに週末に若い人に負けまいとしてテニスを頑張りすぎて、身体が参ってしまったのだろう。人間は実際に痛い目に会う迄、なかなか切り替えられないもだとつくづく思う。(頭の上ではわかっていても) それで今度は仕事は数日完全にお休みして、考え事と読書に切り替えた。今週一杯は何も考えず、無の心境を楽しもうと思っている。折角神様から頂いた歯痛と言う恵に感謝したい。同時に調子のいい時こそ、謙虚でありたいものであるとも思う。
【テニスを通じて若い人からの学び】 【学び】は意識があれば何処にでもある。週末は朝7時から9時の2時間、20代ー70代までの方々で、ある程度の力のある方々と共にテニスの研鑽する。 私はテニスを始めたの47歳からである。その前までは皆様と一緒でゴルフに明け暮れていた。これは25歳の時からで、アメリカで始めた。やるとかなりのめり込むたちなので、なんとかシングルと思ってやっていたが、結局handyは12で止まってしまった。NY郊外はPublicやPrivateのコースはかなりあるので飽きなかった。最盛期には有名なコースのメンバー2つに入っていた。時にアメリカ人等約200人前後雇用していた時は、アメリカ人と仲良くなければ・・・という魂胆でやっていた。楽しむと言うより、商売優先だったような気がする。 45歳位になった時に、グリーンにtwo onしないのである。370ヤード、パー4はtwo onして当たり前・・・。ゴルフはtwo onして80台で回ってこそ醍醐味があると思っていた。それだけでなく、朝早く出かけて帰宅は5時―6時である。もう健康や楽しみより、無駄な時間が多すぎた。そこで、ゴルフからテニスの転換である。20数年やっていたものを潔くやめて、クラブは皆人にあげるか捨てた。息子なんかにゴルフやろうと言われるが、今は全然興味がわかない。 47歳からのチャレンジはかなりきつかった。日本クラブでの選手権大会はシニア―の大会であるが皆若い時に早慶等の体育会に入っていた人が多かったので、皆基礎が出来ている。何度もチャレンジして決勝まで行くのは6-7回あったが、チャンピオンになれたのは苦節10年目であった。57歳での優勝はもう嬉しくて涙物であった。 私はスポーツもビジネスもTOPでなくてはいけないという「意識」でやってきた。それ故に準優勝は幾らやっても満足感がない。もともと負けず嫌いなのだろ。相手に打ち勝つというより、己に勝つというのが好きだ。 前置きは長くなったが、先週末に40代だと思うが、次の試合を待つ間、話をしていたら赤ん坊のおむつ替えは旦那さんがするのは日本で当たり前ですよ!と言われて愕然とした。我々の時代には到底考えられな事であるが、もう「当たり前」という。これは若い人と交わっていて教訓を得た。もうこの歳になる頭を垂れて若い人から学ぶことだとつくづく思った。社会が変わってきているし、価値観も変わってきている。素直に考えを改めて受け入れていくのが一番だと・・・・。 又飲み会は無理しなく、そこそこにお開きにするらしい。これもアメリカにいると納得できる。日本の悪い慣習が排除されて合理的、効率的になってきているのはとても嬉しい。今後も若い人と交流するには縁の下の力持ちに徹して行こうと思う。彼らの要望に合わせて、「どうぞ!」と言う姿勢が一番のような気がする。 65歳以上になったら、若い世代に合わせるのが一番であり、波が立たない。上からの目線は絶対にいけない。Flatで客観的で公正でありたい。
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。