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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【静かに、穏やかに老ゆるのもいいもの・・・・】
Sun, July 28, 2024 9:11

【静かに穏やかに老ゆるのも良いもの・・・・】 最近は穏やかになってきたねとよく言われる。逆に若い時はそんなにとんがっていた?と聞き返したくなる。ブログにこんな書き出して始める事になるとは考えてもみなかった。 老いは、若い時にはしょぼいものだなあーと言う感覚であり、又若い人からみると実際にそうであろう。現役の時は誰でも老いていくのにと・・・考えてもみなかった。父も元気で、老いを感じる事なく、病院に入院して3日で亡くなってしまったので、尚更であった。サッカー選手などで、50歳近くまで現役をやっている人もいるが、出来る事なら、自然とセミリタイアして・・・ゆっくりとリタイアして行くのが理想だろう。 コロナ以降、仕事自体は3日半で、月曜、火曜日、水曜&木曜日は半日の感じである。金曜日になると嬉しくなる。昔の、土曜日か日曜日の感覚である。「気持ち」の持ち方で心に「余裕」が出て来るのだろう。 そうなると現役のようなギラギラ感は薄くなり、穏やかな表情になっていくし、余程の事がない限り、いいよ!というスタイルになる。この馬齢と共に、穏やかになってきている自分が好きだ。「淡々と・・・」なのである。 穏やかになると「落ち着き」が出てきて、それなりに居るだけで「存在感」が出てくるようだ。議論好きや話好きはあい変わらないが、前よりも人の話が「聞ける」ようになって嬉しい。アメリカでユダヤ人から教えられたやり方を30数年以上もやってきたので、なかなか直せない。彼らのお陰で、NYで生き残れたので、何とも言い難いが・・・。 穏やか、優しさ、相手の立場で・・・そんな言葉に惹かれる自分がいる。現役を一歩も二歩も下がってくると、この「たおやかさ」が何とも言えない。 最近は「中立」と言う言葉にも惹かれる。A or B, Yes or Noではない、日本的なグレイゾーンスタイルが良いのである。最近はビジネス英語より、ファンジーな日本語に楽しさを感じる。いいかげんさ、あやふやさがいいか・・。ゆったり感が良いのである。 年齢と共に、感性も変わって行く。これがまた黄昏の良さかもしれないと思う、この頃である。

【品と心の余裕・・・・】
Fri, July 26, 2024 10:07

【品と心の余裕・・・・】 米国の昔からの慣習の中で、英米系の方が時々みせる、「お先に・・・、After you・・・」この気持ちを持てる時は心に【余裕】がある時であり、これが全てに「尊敬」「尊重」に繋がって行く。どれだけ「謙虚」に生きれるかである。相手に対する「思いやり・・・」という日本的な思考も好きだが・・・。 度々エレベーターの中で、出る時に手を差し出して「After you ・・・」と言われると、こちらまで何となく気持ちが良いものである。私もいかにもおじいさん、おばあさんとみられる方と一緒のエレベーターの時は、言うように心がけている。Old社会(Old School)の日本育ちなので、なかなかスムーズに手が出ない。気持ちはあるのだが・・・・。 学生の頃に、50,60代のアメリカ人「紳士」がこれをやって見せてくれた時には、形だけであるが、英米は精神的な余裕があるものだなあーとつくづく思ったものだ。目に見えないもので表されると「品」を感じさせてくれる。品は経済的に、又心に余裕のある時に生まれるのかもしれない。 経済的や時間に余裕がない時は心に思っていてもなかなか難しい。やはり「心の中」で「余裕」がないといけないのだろう。常に静かで、穏やか、控えめといった心の「余裕」を持っていたいものである。 落ち着きが「品」を高めていく。言葉でも服装でも・・・自分らしく、「品」を持っていたい。競争社会での戦闘から、今度は静かで落ち着いた自分に変えて行きたいと思う。 戦闘している時にこれを持つのは難しい。しかし一端Step Downしてみると、今度は「品」に惹かれる。粗削りから、普通になって、もっと磨いて綺麗(Fine)になって行く・・・まさに「物造り・人間造り」であり【芸術】である。 「人生は芸術」と言われる由縁であろう。今、人生・人間の最後の磨きの所に入ってきた。年齢、権威や経済力ではなく、【品性】で人生を終えたいという気持ちが強くなってきた。今までの闘争社会での私とは違ったものであり、穏やかで落ち着きのある、【品性のあるジェントルマン】でありたいという気持ちが芽生えてきた。環境や、状況によって、人は変わる。良い意味での変化は嬉しく思う。

【アメリカ社会のサービスの変容】
Wed, July 24, 2024 13:56

【アメリカ社会のサービスの変容】 最近、久しぶりに体調が今一つ芳しくなく、近くの「City MD」に行った。久々に医療関係に行き、びっくりさせられた事があった。ここ5-6年そのような機関にお世話になっていない。それ故に医療機関は雑な「サービス」だと頭から決めつけていた所があった。 かっては白人の女性の方の受付や、サービスをやっていた分野は今はきちんと公的な機関で教育された黒人の方や、南米系の方がやっていた。 かってのぶっきらな態度ではなく、患者目線であり、ソフトなサービスでかなり親切にやっている。こちらが期待した以上のサービスなのである。勿論郊外とCityの中では患者さんの数も異なるから仕方がないかも・・・・。 右足が動かず、歩くのにも痛くて10メートルも歩けず、腰を屈めて漸くクリニックに着いたからかもしれないが・・・。検診した後にPrimary Doctorを探せという。それで頼んだら、20分位かけて5人のお医者をWestchesterから選んでくれてPrint Outしてくれ、アポまでやってくれた。周りには多くのクリニックや病院があり、「競争社会」であるからか、サービスが一段と良くなっていたので、驚かされた。 又もう一つは「Bank」のサービスもかなり違ってきた。今は何でも機械で処理したりして人的なサービスが減ってきているが、それでも「What can I do for you?」ときちんと聞いてくる。或いは場所によっては特定のサービスの方がいたりする。今迄の様にこちらが聞いても嫌な顔をしながら、この分野は私の仕事ではないといった言い方や態度はかなる薄れてきている。「競争社会」や「Credit」の社会はサービスの向上になるなあーと改めて感じる。 時代の要請なのだろう。もう上からの目線ではビジネスは出来ない。常にソフトで公平でなくてはいけない。そういう意味では社会主義や共産主義とは異なる。問題は移民の方は母国の遅れた上からの目線で仕事をしている時である。人種ではなく、きちんとしたアメリカ社会で公的な教育を受けてきた人の時代になってきた。 黒人の方や、南米系の方の35歳位以下の方々は立派に教育を受けている。アメリカも見捨てたものではないなと改めて思う。こういう【社会の変容】を見る時に「教育」こそ社会を変えて行くと強く認識する。 私達の価値観や感性とは異なるものである。今を生きる!には既に遅いかもしれない。こういう変化についていけなくなると社会で存在することは出来ないだろう。変える必要がないもの、真理や本質は変えなくても良いが、時代の変化や変容には注意しながら適応して行かなくてはいけない。それには常に「謙虚」さと「公平」ということを心掛けなくてはいけないだろう。男女ではなく、年齢でなく、Flatで「個人」をRespectする気持ちを持ち続ける事ではないだろうかと思う。

【ビジネスとは??知識(技術)・人脈・情報・・・・】
Tue, July 23, 2024 0:34

【ビジネスとは??知識(技術)・人脈・情報・・・・】 週末にやるテニスで怪我らしきものをして、久しぶりにゆっくりと休んで、瞑想をしていたら、ふと知識(技術)・人脈・情報と言う事が閃いた。 特に人脈・情報は心しておかなくてはいけないだろう。大局的に、或いは自分の領域の知識に秀でる事は当たり前であるが、意外と【人脈】【情報】の大切さを疎かにしがちである。 成功されている方は、気が付かないうちに自然とこれを理解されているから、【結果】に結びついているのではないだろうか。人脈はこちらが人々に与えるものがあって、必要な時にその方々から情報や協力を頂くと言う事になる。それ故にこちらも抜きんでた【知識、人脈、情報】を持っている事であろう。 人脈作りには色んな組織に入って、そこで認められる事であろう。知識や技術は自分自身の勉強で習得する事が出来るが、人脈は頻繁に、信用を得て、初めて認めてもらえる。特に相手が必要とアプローチしてきた時には、自分自身の如くに、相手に尽くす、協力出来るかどうかだと思う。 私は自分が必要とする人脈や情報が欲しい時には、相手には2倍の知識や情報を与えるようにしてきた。相手が一つ必要、私も一つ必要の時はEvenであるが、2つ与える。つまりExtraを与えておくと必ず「信用」を得る事になる。この信用の度合い、高さ、深さが【成功】に導かれて行くのだろう。こういった小さな日々の積み重ねが「積小為大」と言われるものになる。 私は特に木曜日、金曜日のランチは必ず、人と会う日として心がけてきた。これは毎日の読書や書き物をするという【習慣】に等しい。又若い時は週末のゴルフやテニスなどで、30-50人位の一つの集団に属する事も必要であろう。駐在員の多くがNYに居た1980-2010年頃は意識して合唱団に属していた。それ程上手くはなかったが、ストレス発散にも良かった。声が大きかったので、今一つであったが・・・・・。 アメリカ人の集団では、ゴルフやテニスとPeter Druckerの勉強会に属していた事もかなり役に立った。ゴルフやテニスは人種問わず交友が出来たのでかなり良かった。ただゴルフは時間が長かったのが今一つであったが。 運動や合唱、知的な勉強会は自分自身にも良く、同時に必ず【人脈・情報】作りに励んだものである。先日、豊臣秀吉・田中角栄氏に関する書を読んでいた時に彼らが成功した点は多くあるが、【人脈作り】にたけていたのが大であったのではないのかと思った。 ビジネスは所詮「人間社会」の集まりである。【知識と人間】を知り得たもの、そしてそれを形あるものに結びつける、これも一つの【創造】であろう。知識力・技術力・人間力・情報力を加味して、最後は決断して、結果をだす、勝利すると言う事になる。ビジネスはスポーツと似ている。もっと高度のものであるが。これが楽しいと思われる方がビジネスで【成功】という栄冠を勝ち得る事になるのだろう。 人生を楽しむ、ビジネスを楽しむ・・・なんであれ、自分が一番楽しめる事こそ、生涯を貫く事が人生の勝利につながると思う。

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