【ニューヨークの不動産投資-弁護士さん】 米国に長く住むようになると色んな契約書が必要になったり、また特に不動産関係の仕事に携わるようになるとますます「契約書」の大切さが身に染みてきます。不動産屋になるんだったら、なぜ弁護士資格を取っておかなかったのか?と悔やまれる事がたびたびあります。 最近は日本でもアメリカに似てきて、弁護士さんが増えてきているようですが・・・・(弁護士さんが増えるというのは社会が人間不信でもある事かもしれませんが・・・)米国は契約社会ですからどんな分野でも交渉事は「弁護士さん」が出てきます。 もうかなり前ですが、50人ぐらいの会社を経営していた頃、テキサス州から28歳前後の身持ちがいいハンサムな男性が採用試験にきて、面接の時に、朝9時ー午後5時の社内勤務を朝8時―夕4時までにしてくれないかという事があり、誠実そうな青年でしたので入社してもらい、経理と営業をやって頂きました。6か月位して慣れたのか、数人でランチしていたら、ぽろりと弁護士資格を取るので、夜学に通っていると言っていました。 目立つほどでなく、経理は朝はやく2時間して、その後営業に出ていました。記憶では40人位のなか真ん中位でしたでしょうか。3年半位して弁護士資格が取れそうだから・・・・と言って辞めていきました。 その頃は日本では年に500人位しか合格しないので、東大にはいるより難しいものだという認識でしたので、弁護士さんになるのは大変だろうなあーと思っていましたが、米国って日本で言えば、失礼な言い方かもしれませんがローカル大学にはいる位であれば・・・、つまりこちらの州立大学出でも十分に弁護士になれるんだ・・・だから米国は弁護士さんが多いんだとその当時再認識した想いがあります。 知的所有権のみならず、最近はますます弁護士さんの出番が増えてきています。プロスポーツ選手、芸能関係、クリニックや病院に行くと必ず契約書にサインを求められます。(後に続く・・・)
【ニューヨークの不動産投資ービル投資】 10月は世界各国から不動産投資の方々がお見えになる月です。もう何十年もニューヨークで不動産会社をやっていますが、3,4,5月、7,8月、10月、12月の7か月が本業の実業季節です。まさに季節労働者に似ています。この7か月で1年分を稼ぎ出すわけですからなかなか大変です。じゃあとの5か月はお休み?そういうわけにもいかず、常に臨戦態勢なのが辛い所です。 特にビル買い、店舗リース等のいわゆる「商業物件」を取り扱う人にとっては10年の歳月がかかります。知識、経験、人脈・・・・全てにバランスよく経験して実践豊富でなくてはならず、それに付け加えて、読めて、書けて、聴けて、話せての英語力+プレゼン力、説得力、営業力、信頼力、・・・最後の詰めが出来る「交渉力」などの高い知識、技術力が要求される事になります。 勉強力、実践力の総合力ですから、勉強、仕事好きの方にはとてもやりがいがあり、面白いお仕事ですが、10年の辛抱、忍耐力があるかどうかです。 特にこの10月は日本からのみならず、アジアの香港、中国、台湾、インドからのお客様が多く、ある週などは$10 Million, $30Million前後のビルやホテルを買いたい、店舗を長期にかりたい・・・もう猫の手も借りたい位です。だからといってアパートを見せるだけのようにShowingだけを誰かにかわってもらうという事も出来ず、もんもんとした気持ちで、短期決戦です。 多くのお客様に好まれ、ビル投資には良いなあーと思われるビルがあります。急行が止まり、Westやクイーンズともつながっている地下鉄59丁目近くのビルです。有名百貨店ブルーミングデールから数分です。 オーナービルで、5階建てで、珍しくエレベーターが付いています。昨年ビルの全面改装です。1階から地下にかけて店舗になっています。地下も有効に使えて商品が羅列できます。2,3階をオフィス貸しに、4,5階は週貸、月貸し、3,6か月で貸せば、かなりの賃貸し収入が出来ます。特に全面改装されて魅力的なビルです。ビルを買う時の目利きがいいと評判があるSakai不動産です。 買います!!興味があります!!と言う方は是非ご一報下さい。長期的にはかなり面白いビル買いです!ご連絡をお待ちしています。
【ニューヨークのアパート探し】 ニューヨークでアパートを探される方は今がある意味一番いい時です。9月1日迄はもう戦争のように駆け込みで、皆さん殺伐でした。10月は中落というか、幾分穏やかです。9月の多忙さはなく、売れ残りの物件と高めのものや、ペンキ塗りや、壊れた個所の修理がようやく治って市場に出てきたものなどです。需要がない分、Studioなら$100、高めのコンドなら3-5%は交渉次第でひいてくれるでしょう。 アパートは11月と2月が一番人が動かない時です。特に11月入居の人はチャンスありです。今お部屋が幾分だぶっていますので、しつこく交渉したりすれば、ある程度は安くなります。 弊社でお預かりしている管理物件、45 Tudor Cityはコープですが、42丁目と43丁目の1番街と2番街の間にあり、小高い丘にあります。こちらに長く住んでいる方やアメリカ人には人気のある場所にあります。受け付けやドアマン、スーパーの方々も長くお勤めで、皆はーいというほど気安い方々です。特に水漏れや、物が壊れたり、窓が閉まらなかったりすると、直ぐに駆け付けて直してくれます。 ビルは古いですが、働いているスタッフの方々は温かく、優しいですので、超人気のアパート群です。最近日本のオーナーがお持ちの物件が貸しに出されました。10月までペイント塗りが終われば、$2,050/月でお貸しする予定で決まりかけていたのですが、あいにく数日前にようやくきれいになり、まだ真新しいペンキの臭いがします。 環境は抜群です。建物の目の前には小柄の公園があり、春から秋にかけては凄くきれいで、限られたベンチは老若男女の憩いの場のようで、週末は驚くほど満員の様子です(驚きです!!)又一歩外に出てEastを見れば、青々としたイースト川が目を癒してくれます。ビルの真後ろは国連ビルがそびえています。国連の周りは犬好きな方々の散歩道だそうです。 又地下鉄は42丁目のGrand Central 駅で、歩いて10分足らずです。44丁目には対馬レストラン、最近できたMifuneレストラン、45丁目はRiki居酒屋、中華、タイレストラン等、シングルの方でも十分、外食には事欠きません。 オーナは日本の方ですので、御縁があれば、是非日本の方に・・・・と言われています。11月から入居希望の方には$1,950/月でお貸しするそうですので、興味ある方はお早めにご連絡下さい。(Sakai不動産)
【ニューヨークの商業不動産ービル投資ーマンハッタンー掘り出し物】 最近のマンハッタンには面白い現象が見受けられます。コンドの売り$1,2 Million以上はListingにだせば、大体2-3か月で売れれたものですが、最近は3か月してもオファが入らず、4%、6%と値下がりが普通になってきています。一方5階建ての中古のビルを改装して市場に出せば、普通6か月から18か月位かかって売れたものが、オーナー側が約$1Million位かけて全面改装して、Violation なし、壊れている所は綺麗に直したりしてマーケットに出すと世界中からオファがきます。(ニューヨークは世界のマーケットとつくづく思います。)まだ改装されていないのに、見に来ます。 かって知り合いで手の器用な知人が言っていたのを思い出します。ニューヨークは面白い所です。まだ十分に使えるBedや冷蔵庫が道端にほうりなげられていて、部品を買ってきて綺麗に磨けばお金儲けできるんですよね・・・と。彼は8年ものの冷蔵庫を拾ってきて、壊れているパーツを買い、ものすごく丁寧に磨きをかけて売り出したそうです。E-Bayで新品が$820であったので、$675で直ぐに売れたそうです。それから道端で有用なものを拾ってパーツだけ換えて徹底的に磨くと必ず売れるそうです。それでここ9年でコンドを3軒持つようになったと言っていました。 中古ビルも同様です。ニューヨークは100年物はざらですから、20年ごと、30年ごとにRenovationされて現在のビルがあります。ですからしっかりと改装して売れば、間違いなく売れます。 今回お薦めの物件は5階建てで、一階にレストランが入っていてかなりいい値段が取れます。リースは残り2年以内ですから、ご自分でレストランを経営しながらビルをお持ちになりたい方には最高でしょう。改装されてお買いになる時は全館(1階のレストランを除く)空の状態で買えますから、好きなようにお値段をつける事が出来ます。それがまた魅力的です。物件は5階建てで、40-50台のMidtownのいい所にあります。お値段は$12,95 Millionです。詳細は弊社にお尋ね下さい。 ご連絡をお待ちしています。
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。