【人間ー個人・国家ー価値観】③ 崩れてきたのは社会的に人々が「教会・寺院」に行かなくなってからだろう。拝金主義が価値観の上で、上位に来た頃からである。特に金融系で、悪しても見つからなければ・・・・と言う意識が働くようになって、Topが10億や100億をもらっても当たり前になっきた頃からである。(いい悪いは別の観点で) 金融で帳簿の改ざんや、違法が頻繁に行われ始めた。弊社で白人の連中の面接している時はまだモラル感があった様に思う。 先程述べた様に、多くの白人連中を面接していると面白いのは、毎週「教会」に行っている連中はSalesが今一つなのである。面接の時に宗教は聞けないので、週末はどのように過ごしているとか?お祖父ちゃんはヨーロッパのどの国から・・・?等と聞いて行く。(高校の時にしっかり世界史、地理を勉強して非常に役にたった。ー知識は力なり)すると特徴がみられて、それぞれの国がどのように【民度】を高めて来たかや個人の人格形成が次第にわかるようになってきた。 セールスはある意味、節度を守りながら、前向きで、【明かるい】方が向いている。又ユダヤ人のように【上昇志向】をもつ民族にも向いている。白人の中でもイタリア系は少しいい加減であるが、セールスには向いている。大体Top3はユダヤ系とイタリア系と当時はホモ系と呼んでいたゲイの方々であった。この3つが良い成績をあげていた。特に若いホモ系の人は抜群でTop5には常に2人以上は入っていた記憶があります。(今はゲイと呼びますが・・・) ゲイが社会的に認められるようになると従来の社会的な「価値観」が段々と後退して行く。そこで、価値観の見直しが始まる。(当時の弊社でTopの売り上げの方は26歳のGayの方であった。ある日、警察から呼ばれて身元保証するために会社のTOPが来いと言われ、当時はエイズが流行っていて身体中をぐるぐるまいて向かった事が思い出されます。彼はエイズで亡くなったからと・・・・。今思い出しても嫌なものであった。)彼はコロンビア大学を出て、弊社で3年位働いてくれた。お陰で、常時4-5人のゲイのSalesmanを雇っていた。(サービス業やヘアサロン経営者さんはゲイさんを絶対に雇用すべきだろう。かってVillageで数軒のレストランを経営していた時も効果は同様であった。) 彼らのソフトさは全てのサービス業は見習うべきと当時は思い、彼らを主としてセミナーも行ったら凄く人気があった。(今でいうコミュニケーション能力に秀でていた) 又人にもよるがアイリシュやドイツ系の人達はセールスには余り向いていなかった。(全て個人差はあります。)Management能力や、ここまでは貴方の責任ですよというと凄い力を発揮した。バブルの時に弊社でコンド約128軒と12棟のタウンハウスや、ビルを管理していた。 最初はイタリア系のアルバニア出身の人を採用したが、いい加減で、お客様からのクレームも多かった。そこで、クリスチャンでお父さんが週末の牧師さんをやっているというアイリシュ系の方を採用したらクレームが殆どなくなった。 全て個人によるが、それ以降は必ずBackgroundをCheckして「適材適所」に人材を配置してから5年で約300%の売り上げや収益が増した事を思い出します。(Sakai不動産) Sakai不動産/sakaifudousan@gmail.com/sakai@sakaifudosan,com
【人間ー個人・国家ー価値観】② 1980年―90年のバブルの頃、常時約50人前後の白人のSales Personを雇った時があります。日本が日の出の勢いで、マンハッタン中のビルや、コンドを買いあさっていた頃でです。 ほぼ毎日の様に面接していました。延べ800人から1000人はしただろうか。量をこなせば、ある事が分かってくる事があります。白人と言っても両親や、祖父母はヨーロッパからの移民です。 今と違い、恐らく100年ー150年前のヨーロッパはそれなりにモラルがあったのだろう。その基盤は【教会・寺院】であったと思われます。クリスチャン系は日曜日、ユダヤ系は土曜日と神様に祈りに?行くのと、週一で同じ国の方との交流の場であった。(今でも教会や寺院は情報交換の場です。) 一応牧師さんからモラルの話を聞くので、それなりの効用はあったのだろう。当時のアメリカの社会は教会や寺院のお陰で、ある程度もモラル社会を維持していた。 東洋の無宗教の我々でも日本国と言う【仏教】の中でのモラルの価値観で生きてきたので、米国社会にはかなりすんなり入る事が出来ました。それでもアメリカに来た以上は白人を雇わなくてはいけないと思い、バイブルを英語で毎日読み、最初は日系の日本人教会、其の後アメリカの教会に通った。 バイブルはエペソ・コリント・ローマが好きであったが・・・・。当時は若かったので、英文のバイブルと日本語の安岡正篤さんの「大学」「論語」等を朗読していた。 西洋にかぶれる事無く、東洋の良きものと日本独自のいいもののバランスを取りながら学びました。かっての白人連中は基本の価値観は「聖書」にあった。これの深さが個人に浸透している時は大きな犯罪は幾分少なかった様に思う。(続・・・)
【人間ー個人・国家ー価値観】① アメリカは世界から夢を求めてやってくる人が多い。特に若い人には産まれた自国で生きるより、自分自身の将来に関しては、アメリカでの生活はチャンスが多くあり、やろうと言う意識があれば、門戸は開かれている。 今NYCでも多くの移民の方が来ている。最近では南米だけでなく、東欧やロシヤ、ウクライナ、中国、韓国と、日本人以外の移民が多く見受けられる。 1970,80年代は5番街は日本人で溢れていた、90年代が韓国から移民、其の後が東欧、ベトナム、ロシアから・・・そして2000年に入ると中国やアフリカから・・・。 最近2020年代になると、バツイチの白人と歳の差の中国人カップルが凄く見受けられる。世界中からやってくるので、自国の価値観で生きようとすると従来の価値観と摩擦が多くなる。 良く言われるように列を並んでいても横から割り込む方、テーブルで10人位で食事した後はそのままで、片づけない・・・。 それまで白人や良きアメリカ人が持っていたマナー・モラルはほぼ消え去ってきた感がある。特にマナーがすこぶる悪い。馬齢を重ねるとこういうマナーがなかったり、秩序や規則破りには嗚咽があがる。 又アメリカは個人主義だと言うが、責任や・信頼という言葉が段々と薄れてきている。30数年前までは最低限のモラルがあった。モラル・倫理は人間として崇高な価値観だと思う。 正しくお金を儲ける事は悪い事ではないが、モラルや倫理があっての事だと思う。これがなくなったら生きている価値観が崩壊しているとしか思えない。 日本でも何でもアメリカが良いという考えは見直して、日本が持っている独自の価値観は【宇宙の価値観】に似ているので、是非保持して強めて行って欲しい。(続く・・・)
【Midtown で長年やってこられた方がHair Salonを若い方にお売りしたいと。。。】 NYで50年以上お住みになり、ヘアサロンを数店経営されてきた方が、齢70歳台になり、かなりお疲れにになって、若くて元気な方に、お店をお譲りしたが・・・という話が先週持ち込まれました。 もう30数年以上の知り合いで、色んな相談事を聞いてきた方で、ビジネスはなかなかのやり手であります。途中紆余曲折はありましたが、資産もかなりお作りになり、10年前からMidtownでおやりになった繁盛店を譲っていいかなと思っていると・・・。売り上げは約$0ne Millionあり、アメリカ人客が多く、かなりの人気店であります。 コロナ中は大変であったが、昨春よりビジネスが急激に快復して凄いらしい。従業員はパートを入れると7-8人とか。場所は最高に良い所にあります。 弊社で10年前にリースを作り契約され、昨年改めて10年リースを取りました。上手く交渉出来て、前のリースより、1割弱の値下げに成功です。 問題はご自身の体力・気力がかなり減退してきているので、良い時に売りたいとの事でした。何方かNYCでヘアサロン出店に興味がある方は、御連絡下さい。 こうした長年やってこられて、そろそろ・・・・という方も最近は増えてきました。弊社は長くNYC不動産屋さんをやっていますのでコネクションがかなりありますので、ご活用下さい。(Sakai不動産) Sakai不動産/sakaifudosan@gmail.com/sakai@sakaifudosan.com
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