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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【価値観の変化に如何に対応していくか】
Sat, May 11, 2024 6:06

【価値観の変化に如何に対応していくか】 個人的に社会や人間と余り接触しないなら、自分だけの価値観で生きれるが、現実の社会で若い人と上手に接していくにはどうするか?である。 価値観・哲学は幾分異なるが、今の25歳、45歳、75歳の方々と付き合う時にかなりの価値観の開きに驚かされる事が最近多くなってきた。 今週、日本からの約40歳頃の頭が良く、性格も良さそうな方がある著名な方の紹介で、NYに来る事になったので、一度会って、話をしてみてくれないか・・・と言われ、75歳前後の方とご一緒にある高級レストランを予約してお話しをした。 軽やかで、机上のお勉強は出来ている感じである。最近はこういう方が起業して・・・・と思いながら話しを聴いていた。 私は出来たら人生は子供さんがいなければ、離婚はしょうがないが、子供さんが居れば、出来たら大学か高校を終える位迄は離婚すべきでないという考えである。(これは50年前の価値観だろうが) 夫婦は人生は出来たら最後迄、供にすべしという「価値観」である。昔は男性が女性と初めて性行為をしたら責任を取るという時代もあったであろうし、お互いの合意の問題もあったであろう。 彼と話していていたら、結婚・離婚に関していとも簡単に話す。嫌になったら別れたら・・・・今は米国でも結婚して、子供がいても分かれる方は多い。良い悪いではなく、「価値観」差異なのであろう。30数年前までは皆週末は教会や寺院に行って、ある程度の束縛があった。今はその垣根がないので、結婚・離婚は軽く、浅いもので、まるで、同居か同棲の感覚である。 「責任」とは何か?と考えさせられるものがある。それを考えていたら、ここ数人・・・色んな形で私達の時代の価値観で考えていたら、裏切られたと感じる事が多くなってきた。 以前は性善説で人間を見て、お付き合いをしてきたが、幾つかそういう事があると、今は人間不信や、性悪説に近い。これは人によって異なるので一概には言えないが・・・。 最近はモラルの中での「価値観」の違いがかなり多い。ある会合で、かなり立派そうな方が、不倫はたまにはOKだよね・・・・??という言い方をしていたが、これを口外されてから急になんとなく嫌になって、トイレに行くふりをして帰宅した。 もっともビル・ゲイツも不倫して、離婚した位だから、そういう価値観の時代なのであろうが、なんとなく古い時代の価値観?で生きているものには過ごしにくい世の中になってきたなあーという感がある。

【お金儲けをしたら、教育に・・・環境が全てを変える一因になる時も・・・・】
Wed, May 08, 2024 8:52

【お金儲けをしたら、教育に・・・環境が全てを変える一因になる時も・・・・】 何処に住むか?。どんな人々がいる場所か?。家庭のまわりに教育のある方が多いか?。子供の時にどんな環境で育つかで、人生は約75-60%は変わって来るのではないかと思う。 母の母(祖母)の弟が田舎から東京に出てきて、東京の旧制某私立中学に入学した。失礼な話だが、祖母によれば、田舎では優秀であったが、東京にきた一年目は全体で下から5番目であったといっていたが、叔父さんが学費を出してくれていたので、凄く頑張り、当時肺病になる位まで頑張って、優秀な成績で東大を出て最後は古河鉱業の社長に登り詰めたと聞いた。 そうしてお父さんが外交官で昔のお茶の水大学を卒業した方と結婚して、子ど3人を育て上げたと言っていた。息子は当時の東京の西高校を出て慶応の医学部を卒業して医者になった。 時々家に伺って色んなお話を聞いて刺激を受けて帰宅したものである。皆が皆とは言わないが、教育は環境次第であるとつくづく思う。 中国では昔から孟母三遷という言葉があるように、商売人が多い所に住めば、商売人に影響を受け、大工さんの多い所に住めば、大工さんに・・・。学者や先生が多い場所に住めば、感化を受けて勉強するようになると。親と子供次第であろうが、親の【責任】は子供に【良い環境】を作ってやる事であろう。 若い時にユダヤ人の知り合いになぜお金を儲けるのか?と聞いたら,子供の「教育」にお金をかけるのが、ユダヤの【考え方】だといっていた。何時の時代でも「知は力である!」 お金があれば、いざと言う時に役にたつ。又教育を受けて良い学びができると・・そして良い友人や先生に会えると・・・Havard, Yale, Colombiaの各大学の約20%はユダヤ人学生だそうだ。 お金儲けは「教育」に使用してこそ、有用な価値であろう。

【物造りは人生の基本】
Fri, May 03, 2024 20:44

【物造りは人生の基本】 最近物事が良く見えて来る、気づきがある・・・・。特に感じるのは、「人間は物造りが好きなのでは・・・?」と言う事である。 アメリカ社会が日本社会を超えていたのは、イギリス系、アイリッシュ系の方々が、近代的な方法で、【知】を生み出してきてからであろう。エネルギーを開発しはじめた1776年頃から、西洋が世界の指導権を取り始めた。 従来のキリスト教・ユダヤ教という、精神的なモラルの基盤に、エネルギーの開発が産業を発展させてきた。この約250年の重みは凄い。モラルと言う精神・倫理観の上にNew産業開発に勤しんできたのであるから、鬼に金棒であろう。 人間は【モラル+知性】の二刀流の兼ね合いが一番上手く行く。モラルもお金を生み出す産業も「宇宙の法則」の理にかなっておれば、必ず上手く行く。どちらかに偏っていると上手く行かない。 1920年代から1975年位のアメリカ社会はこの二刀流のバランスが上手に取れていた。それ故にアメリカは一等国と言われたのであろう。 特に、エジソンやフォード、カーネギー等はアメリカを作ってきたと言っても過言ではないだろう。「物造り」がアメリカ社会を牽引してきた。今もその断片は残っているが・・・・。 「物造り」は人生においても同様に言えるのではないだろうか。働くという事は昨日より今日、もっと良いものを作り出すという概念がある。 ドイツ、米国(イギリス・アイリッシュ系)、日本の3国は物造りに優れている(今迄は)。物造りに秀でている国は、人間として、国家としても優秀のような気がする。 「物造り」はバランスの美であり、新しく創造する力である。時々美術館に行く。特に日々の生活の中で、自分自身がバランス感覚を欠いていたり、感覚がマヒしている時に・・・一流の芸術作品を観ると、時々はっとする。30数年前に画商も時々やっていた時に、Sotheby’sやChristieに良く絵を見に行ったものである。特にピカソの「自画像」を見ていて朝9時半から午後4時過ぎ迄、没頭し、警備員の方に後ろから時間ですよと肩を叩かれる迄、夢中になって観ていた時に、「美術」の素晴らしさを開眼した。 私の美の開眼は「ピカソ」であった。当時オークションでのピカソの「「自画像」は、$5,5Millionであった。「美とお金」と言う事も何時かは書いてみたいと思っている。 話は逸れたが、【人生そのものは美である】という事を理解した瞬間でもあった。創造性・物造りは愉しい。例えば、ラーメン造りで、自分なりの極上物を作りあげると嬉しくて仕方がない。ここ最近10年位になるだろうか、キチンに入るのが愉しい。素材を買い、準備する・・・火加減・・味つけ・・盛り合わせ・・味見・・見た目にも味も良いと本当に気持ち良くなる。何よりも楽しいのは、皿洗いをして、キチン全体を片付ける時である。皿やナイフ・フォーク、茶碗、お箸を綺麗に拭き上げ、終わりにキチンや床が掃除され、整然として綺麗になった時に、凄く満足感がある。 作る・盛り付け・食べるよりもキチンを整然とする時こそ、【完成車】を作り出したような気分になる。それ故に、【人生は美】であるという事が理解出来る様になった。 ラーメン造り、朝ごはん造りにも美を感じるものがある。物事に取り組むとは、バランスの取れた最高の【美】を、創り出す事ではないだろうか。  

【時代は動くー変化・変化・変化・・・・チャンスなり!】
Tue, April 30, 2024 5:00

【時代は動くー変化・変化・変化・・・・チャンスなり!】 第2次世界大戦から約80年近くの歳月が流れている・・・・・。特に1995年頃の旧ソ連の崩壊。其の後に現れたマイクロソフトという「情報」「Internet」の世界。 全ての【価値観】が変わり、其の変化の先頭に立たないと生きてけていけない世界になってきた。衣食住と言う世界から PC,IT AI、と言った「情報ソフト」がメインになってきた。 もうお箸で食べるのではなく、フォーク・ナイフで食べる・・・これが当たり前になってきたのである。今迄、ペンで書いていたものが、もうPCでタイプ打ちで書いたり送ったり、返信されたり、これらを上手に使いこなさないと完全に落ちこぼれになる。 「学び」は好きであるので、大歓迎であるが、先手を打っても、体力・知力が十分でないと維持して行けない。 こうしたら儲かる・・こうしたら・・・というアイデアや妄想は毎日幾つも出てくるが、年老いてくると粘りが衰退、減少して、先行きに自信がない。これが一番悔しい。ビジネスは実践(実戦)してこそ意味があるからだ。そして【結果】を出したものが報われるという【法則】である。 機が熟す前に取り掛かったもの、先行したものがより果実は大きい。【変化】が誰よりも待ち望んでいた自分自身が年老いて、アイデアがあっても身体が動かないのが一番残念である。 色んな人を使えば・・・・やはり、Top自らが殆どを知っていなくてはいけない。人に任せば、必ず水原一平氏を産み出す。ある程度の規模で「システム化」が出来るまでは人間は「性悪説」でなければならない。人任せでなく、システムでお互いがWatchするのである。社長と言えども同様である。 変化とは前時代の否定であるから、それを完全に捨てなくてはいけない。【断捨離】である。恐らく歴史の中で、大小の経営者や発明家が模索し、悔しさで泣き寝入りした事であろう。 【変化はチャンス】と頭で、心で、理解しながらも隔靴掻痒する自分がいる。早朝に勉強し終わって20分-30分歩く。静謐な早朝の空気は凄く気持ちがいいが、かっては無尽蔵なエネルギーが湧き出てきたが、最近は歩き終わると少し疲れる。悔しい。老齢になるとこれはこれでいいのだろうが、頭の中や心は40代、50代のままで、こんなはずではなかったがと・・・・。 変化を嘆く事なく・・・・。力を振り絞って、日々大小の目的を持ち、神様から戴いた恵の賜物に感謝して、生かされている間は、果敢にもっと挑戦して行きたい。

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