【ニューヨークの不動産と絵画】 先日面白い事を発見しました。香港から知人がニューヨークに絵を買いにやってきました。弊社の顧問の知り合いで30年以上のお付き合いのある方です。香港と広東の不動産で凄いお金を儲けた方らしいです。 今回は絵のオークションがCHRISTIE’Sで開かれるので、ご自分が好きな絵がかなり安く買えそうなのと一番若い御曹司が結婚されるのと双方でお見えになった様でした。顧問と一緒にお会いし、色んなお話を聞くいい機会を持つ事が出来ました。 高級な「絵画」と「不動産」は市場が同じなんだよねと・・・お金持ちはまずは不動産に・・・それにあきたらなくなると今度はモネとかピカソやシャガール・・・等印象派に行くんだと・・・大体30年ぐらいすると不動産購入で100-300億儲かると、万が一、即金が必要な時に直ぐに売れるものは絵画だよとおしゃっていました。 特に印象派の絵画は世界中の市場だからとても良いと・・・。美術の愛好家でありながら常にビジネスとしても考えていらっしゃるんですね。彼の趣味は不動産の物件と絵を見るひと時が好きだそうです。これは不動産も絵も同じだよと・・・量が質に変わるまで見て!見て!見まくるそうです。特に良いものだけ見てくると偽物は直ぐに見分けがつくそうです。この言葉は重みがありますね。勉強をしたければ、良い環境にいなくてはいけないと・・・。 正に今、不動産市況は今一つ。絵画の世界も同様らしいです。最低2割は安いよとおしゃっていました。今日の会見は凄く学びがありました。何時もこんな感じなら一日が充実するのにと思った日でした。*良いものをみろ!環境をを選べ!本質に迫る言葉は深いですね。


【ニューヨークマンハッタンでお店を出すーメニューのひと工夫】 ニューヨークは世界から色んなお国の方々が移民としてやってきます。中近東、中南米、インド、中国、ロシア、東欧、アフリカ・・・・全世界のあこがれの国がアメリカです。 ほんの20数年前までは白人の世界と言われていましたが、ニューヨークは本当に人種の坩堝です。この国を支えているのが移民の方々のお陰です。特にニューヨークは色んな方々の「人口増」が激しい所です。ビジネスをやる時は本当のお客様は誰か?を分析し、人口増はどかからかを研究する必要があります。 最近は中近東、中国、インド、南米の方々が目立ちます。日本食に関して特に中国、韓国のお客様は凄く多いようです。先日ご紹介しました「一蘭」ラーメン屋さんは香港にもあるとかで、中国に関して素晴らしいセンスをお持ちの様です。 Times SQ(W49)のお店のメニューのサブタイトルにはメインの英語とサブの「中国語」の表示があるんですね。このお店に入った瞬間にこれははやるぞ!と直感しました。Recommended Setメニューは$24で幾分高いかな?と思いましたがチップも含まれた値段の様です。(これはちと違和感を感じましたが) もうすごい勢いで日本レストランは中国のお客様が増えていますので、これは先取りというか創意工夫の点では得点をあげたいですね。中国からの旅行客やこちらに住む中国系や韓国系の20-30代の方々のデートの場には中級日本レストランが格好のデート場所の様です。 ラーメン屋さんのみならず、有名な寿司屋さん、中級定食屋さんも中国・韓国のお客様はお店の売り上げの35-40%をあげているのではないでしょうか。そうであれば、メニューに中国語、韓国語を載せるだけで、10-15%UPは間違いないように思います。他のお店で取り入れられていい!と思われるのもは即とりいれましょう。恵は貴方に近寄ってきますよ!!。(Sakai不動産提供)

【ニューヨークの商業不動産ーTopの決断!ラーメン屋さん一蘭さんーTimes SQに出店】 やりましたね!一蘭さん、社長さんの決断は素晴らしいです!この場所は社長さんの肚一つで決定でしょう。恐らく会社幹部の方では決定出来ない所ですからね。マンハッタンに数多くのBetter,Bestのロケーションがありますが、3本に入る場所です。 この152 West 49th Street,ほぼ7番街に近く、バスが東から西に・・・そして地下鉄の出入り口です。「Sapporo」の創業者の方の後をつかれた方はレントが高すぎで取れませんでした。弊社も大手3社の方にお話ししていくら説明しても皆さん創業者でなく、会社幹部でした。ですから進退をかけた時に怖がって取れませんでした。そういう意味で一蘭さんのTopさんには敬意を表します。 何十年と経営者を見てきましたが、ここ一番の時に「やる!」と決めれるのは創業者の方のみです。一蘭さんも多分もう創業者でなく2代目、3代目かもしれませんが・・・・。今まで多くのお店で失敗を重ねられてきたのでしょう。これを取れる、まさにLeadershipの極みです。是非成功して欲しいですね。 この場所は7日間、365日昼夜果断なく、そして土曜、日曜日がじゃんじゃんお客様が入ります。普通の固定客は6番街のオフィスから、それだけでなくNYは観光客が6か月以上ありますので、その期間は他の地域の30%は売り上げがあがり、収益は増大します。 弊社の顧問も40数年前にこの近くでおやりになり、この場所を2時間違いで取れなかったと悔しそうに話されていた事があります。一蘭さん、おめでとうございます!是非成功して下さい。心からお祈りし、期待しています。又この地域や何で前のお店、Sapporoさんが流行ったかをお書きしますので、暫くお待ちください。(Sakai不動産)

【ニューヨークの郊外モール、アメリカの本屋さんでMangaコーナーを見つけてびっくり!!】 今日はとてもびっくりした事がありました。郊外の一軒家を借りたいというお客様があり、かなり知的な銀行の支店長クラスの人で、勉強好きの方です。若い時にコロンビア大学に留学してMBAをお取りになっているとおしゃっていました。 何かの話で、最近の何かお薦めの本がありますか?とお尋ねです。お互い興味のあるPeter Druckerの本の話が進み、ある有名ホテル経営者の方がお書きになって、NY Times でも推奨の本、Excellence Wins-Horst Schulzeが良いですと・・・The Ritz-Carlton HotelのCo-Founderの方がお書きになったもので、ドイツ系の方です。読んでいて、お客様に対するやり方や考え方は日本のもてなしの対応のやり方と同じだなあーと思ったので、如何ですかとお勧めしました。 それでBarnes& Nobel(アメリカの最大の本屋さんです。)はStarbucksがありますので、そこでCoffeeを飲もうという事で入り、色んな本を探したり、見たりしているうちに、ほっと目をあげたら、棚にはなんと【MANGA】というコーナーがあるのです。お互いに同時にワオ―という嬌声をあげてしまいました。すごくびっくり、アニメの世界は日本主導とは聞いていましたが。。。 かなり興奮して本を手に取ってみました。ほとんどが日本の作者のものです。嬉しいですね。日本も漫画文化(英語です。)を輸出できるようになったんだ!!!二人であまりにも嬉しくて興奮の坩堝です。もう知ってる方は当たり前なんでしょうが・・。寿司やラーメンや焼き鳥、映画、柔道・・・などはわかっていましたが・・ついに日本の文化を輸出した!!新しいものを産み出し、創意工夫すれば何でも受け入れるアメリカの懐の深さを垣間見ました。 これからも日本の良いものをもっともっとアメリカに紹介したいですね。Softで日本の「おもてなし」や他人(ひと)に対する優しさ、思いやり・・・も是非アメリカの人々に理解してもらえると良いですね。(Sakai不動産提供)
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。