【今日一日を丁寧にたおやかに過ごす・・・】 朝2時半に目が覚める。昨晩は大統領選のdebateを見るために遅く迄起きていた。お陰で少し疲れが出てしまい、早めに寝てしまった。最近は毎日がルーティンワークの様にきちんと時間通りに過ごせるのが嬉しい。 活動がかなり活き活きしてActivityがあった時は時間もばらつきがあったが、怪我のお陰で、物事を激しくやらなくなって、落ち着きと言うより「淡々」と過ごすようになって、自分で決めた時間通りに過ごせるのが良い。 中学生の頃「倫理」という科目があり、カントの「哲学」を習った時に、カントは勉強疲れの後の散歩は時間が決まっていたらしく、午後3時ならその時間にきっちりと歩いていたらしい。近隣の方々は、彼が家の前を通り過ぎると、ああ今は3時なんだと彼をみて時計代わりにしていたという事を今も覚えている。 当時はそれが出来たら良いなあー位にしか思わなかったが、今ようやくそれに近い心境になってきた。大まかではあるが、ある程度の「時間制限」が可能になってきたからである。「時間制限」が出来ると言うのはDisciplineがしっかりしている事になる。「物造りはきちんと正しくやる事が出来ると言う事であり、かっての英国・米国、ドイツ、日本にはこれがあるから、世界でも有数な国家なのであろう。 「整然」とする、物事一つ一つに「丁寧」に向き合う。これが心を落ち着かせていく。「速く」急ぐより、落ち着いて「安全・安定感」があるのが良い。奇抜なアイデアもいいが、生活は整然とした落ち着きが一番である。こうなると、「丁寧に落ち着いて」【たおやか】に生きたいと思う心境になってくる。 そして「当たり前の事を当たり前にやる」というのが一番Relaxするのである。夕方8時過ぎに就寝して早朝2時半、3時に起きて、「考え」「書く」「読む」「朗読する」「祈る」という毎朝のルーティンはそれなりに楽しい。時に考える・読書したあとに、「知識と経験」をoutputして「書く」という作業は満足感がある。 テニスをやっている時、Dealしている時、それぞれで「満足感」があるが、頭を使い、「書く」という作業は本当に楽しい。食事と同様で、出来たら朝、昼、夕と3度でも書いていたい。最近は通勤の電車往復のそれぞれの40分の活用が楽しい。 「考える・書く・読む・人と会う」この日常のルーティンこそ今は「生きる」楽しみである。仕事で結果を求められるのもそれはそれで楽しいが・・・・。人生だけでなく、色んな時と場所により、楽しさを見い出すと凄くHappyになれる。人間は素晴らしい。常に「考える」という問題意識があれば、ちゃんとそれなりに「適応」出来るのである。 年老いてきたが私はこの「晩年」を楽しみ、一日一日を【丁寧】に「物造り」の様に磨き上げて行きたいと思う。
【人生観と経営】 人生観と経営というかなり大きなテーマで簡単に書いてみたくなった。ある程度迄、物事を理解するようになると、物事の【法則】、【原理原則】がわかり始める。 経営するかしなくても、人生と社会でもいいのであるが、約50年に渡って私にとっては、「人生=経営」であったからである。それで漸くの結論は、人生は自分がどのようにして生きるかである。つまり自分なりの「哲学」「信条」をしっかりと持っているかかどうかである。ぶれない生き方、宇宙の法則に則り、「正しさ」を基本として、生き方が一貫している事である。 例え、一時的に失敗しても成功するまで諦めないでやれば、失敗ではなくて「成功」である。エジソン、フォード、松下幸之助さん等、人類で大成功を収められた方は皆、それぞれの明確な人生観(哲学・信条)を持って成し遂げてこられたのであろう。そこに「成功哲学」が存在する。これは成功の「法則」と言っても過言ではないだろう. 10代、20代の前半まで基礎教育があり25歳前後35歳までに創業する。この間幾多の失敗がありながらも、時代の新しい産業に運よく?或いは時代の流れに乗って、勝ち運、波に乗じて行かれた人は、人生行路は波乱万丈があっても最後は成功というGoalに辿り着く。「人生は終わりよければ全てよし!」である。 ここに至る迄常に紆余曲折があるが、自分で確信をもって頂上を目指せば必ず登頂することが出来る。それには成功すると言う確信と、意欲と情熱があり、毎日の切磋琢磨の勉強と常に意欲的に解決しようという気持ちが問われる。それには日頃からの【良き習慣】というシステムがあるかどうかであろう。意欲と学びがあり、Goalに向かうという強い意志、そして日々の絶えまぬ日常生活が成功に導く。 又経営とは結果責任であり【数字】である。利益を上げなくては資本が出来ない。ある程度のまとまった資金がなければ、余裕がないので、ストレス負けになる。資金的余裕があれば、心も落ち着くし、先手を打てる。この先手を打てるというのは経営するにはとても大切である。そして付加価値の高い物を常に探して(考えて)それに先手を打っていくことであろうか。最低30-20%の粗利益があるものを選ぶこと。「選択」は凄く重要である。 薄利多売は絶対にやってはいけない。新しい追い手がくれば、競争になりかならず、負ける。(たまに幸運で残るものもいるが)多くの成功者をみてきたが、偶然であれ、勉強しての選択であれ、付加価値が約50%ものを選択された方は殆ど成功されている。初期のころにこれをやられた方は孫正義さんをはじめとして、PC,ITを手掛けられた方は殆ど成功されている。又時代の流れを読み、果敢に挑戦する意欲が勝利に繋がる。 もう「労働集約」の時代ではなく、人間は「コスト」ではなく、「財宝」と考えれる方が生き残っていく。今はもう社会そのものが【知的社会】であるゆえに、何処まで「教育」を受けているかという事が問われる。 そういう意味では、弁護士・会計士・・・等は完全に不可価値の高いもので、約85%が頭脳と言う「粗利」で稼ぐ。薬なども同様であろう。健康産業が到来する前にサプリなどを始めた方もかなり成功されている。「経営」は全て「数字」であり、付加価値の高い物、マイクロソフトの様に新産業を生み出すか、株式で儲けるか・・・・或いはコンサルタント・・俳優等も同様であろう。 そういう意味ではユダヤ人は超優秀である。彼らは国もなく、自主的に産業を興せず、「金融」という中で、古くからの「お金」と「教育」に目を付けて、世界を席巻してきた。そして自由な国アメリカで花が咲いたのである。 今日は「人生観と経営」で書いてみたが、今後もこれを追及していきたい。
【結婚と会社経営は継続なり!‼】② 物事には「常識」は大切であろう。常識は一つの「法則」であるからだ。物事の約65-70%は「常識」で動いるが、ある時点でこの常識が変わって行く。これが法則の変化である。 時代が変わると言うのは「法則」が変わる事であるが、法則の本質は変わらないように思う。時代は法則でなく、「変化」である。この変化は常に変わる。これも「法則」である。 ただ面白いのは「人間」の本質は未来永劫も変わらないだろうと言う気がする。生き方は幾分変化するが、「本質」は変わらないだろう。そうであれば、「結婚」して家族を作り、育てていくという親としての「責任」は変わらない。子供が育って離れて行く時は「責任」が果たされたとみなしていいだろう。 「経営」も40-50年継続して行く。ここまでが一つの区切りである。出来たら上手に次世代に引き継ぎたいものだが・・・。日本には奈良時代から「継続」されている会社もあるという。凄い歴史である。「技術の伝承」であろうが、ここに日本の良さがある。又よく言われる天皇制も2600年?継続されてきたと・・・。 日本は「継続」が好きな民族であろう。又物事の本質や法則を知らず知らずに理解してきたのであろう。継続は意味があるのである。この「継続」こそが民族の「成功」で、ほぼ未来永劫へ繋がっていくのが「歴史」である。 中国は歴史性は長いが、王朝なりが「継続」されていないので、「破壊」ばかりで、良き「伝統」は少ない。中国の方が、日本にきて唐照寺をみて中国の歴史を学ぶと言う。 私は「伝統と革新」という言葉と概念が好きである。伝統は人間の生きてきた本質であり、革新は別の角度からの生き方である。これらを繰り返して、人間や世界が動いてきたのも「法則」であろうか。 「結婚」も「経営」も【責任】という意味では本質的には同様であると思っている。本質的と言う事は【継続】と言う意味である。それ故に【結婚と経営】は似ていると考えている。
【結婚と会社経営は【継続】なり‼】 先日、今年日本の知人の紹介で、NYでランチをした方とZoomでお話をしをした。40歳になったがまだ独身という事であった。最近は世界中何処にいてもZoomという便利な利器がある。「時差」と言う事を除けば、誰とでも気軽に顔をみながら話せる。 会社経営と投資という話で始める予定であったが、私は基本的に自分が直接関与しない「お金」だけの投資は余り興味がなかったので、その時点でお断りした。 Stock関係もほとんどやってこなかった。(今にして思えば、やっておけば良かったかなという意識はあるが)自分が責任を持てないものには参加しないという姿勢である。これはアメリカのYes, Noが出来る「文化」のお陰であった。つまり「自主独立」の精神とみなしていいだろう。 私はこれまで10組の結婚のMatchingをしてきた。仕事柄「仲介」は慣れているし、Dealが成立するかしないかは「物件と人」を見たほぼ瞬間に閃きがある。これは日頃の勉強の「知識」と長年の多くの失敗からの「経験」の学びであろう。松下幸之助さんの【成功の法則】ではないが、全て世の中のものは、私なりには【宇宙の法則】が存在していると思っている。 「生い立ちと環境」で物事はほぼ決まるという「法則」である。ここ10年位、「理論と実践」を振り返ってみると、全てに「法則」があると思う。物事をやる時は主観的に「集中・徹底」であるが、始める時と終わりは必ず【客観的】に見るようにしている。これが【法則】という事に気づいた。 「結婚」の場合は殆どが「生い立ちと環境」であり、昔の人々の家同士の結婚はある意味、理にかなっていたと思う。同じ身分なり、階層同士の結婚である。こういう点は米国の「好きな人」との結婚後は分かれる可能性が大という考えからは外れているが。私は日本人の「結婚」という概念、意識には賛成である。「結婚」と言う事は「責任」を持つと言う事なのであるから。 「経営」も同様に「責任」を持つと言う事に繋がる。基本的には【継続】するという事である。勿論「利益」上げて事業を拡大する事も理想的であるが、責任をもてない「拡大」は「継続」するという視点に立てば、ある意味邪道に近いと思っている。多くの創業者が「成功」とみなされた後、次世代に繋ぐ時に多くは失敗している。ある意味「ほどほど・・・」が一番であろう。 一世代、一つである。無理せずに自分に与えられた「才能」は無限大ではないので、65歳、長くて75歳位で、速やかに現役からすこしずつ次世代に繋いでいくのが理想であろう。創業させてもらっただけでも幸運と思わなくてはいけない。 私は経営は「継続・存続」が一番と言う考えである。勿論継続するには「利益」がなくてはいけないが・・・。
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。