【清く・正しく・強く・美しく】③ 清さ・正しさが宇宙の法則の【強さ】の基礎とになっていると理解できる。勝利、成功するにはに「強さ」が必要になって来る。運動でもビジネスも同様であるが、「正しさ」があっての「強さ」でなくては長くは勝てないし、本物ではない。本物は「正しさ」という基本があるという事であろうか。 相撲なんかみていても、勝負は「がちんこ」と言われる中での勝ち方であり、正面突破でお互いが鎬を削る事にある。横跳びで勝ったり、奇襲で勝ったりしてはいけない。決して次につながらない。 我々が小さい時は相撲と野球がメインのスポーツであった。スポーツをTVで観戦したりして、見るスポーツの醍醐味を楽しんだ。当時初代若乃花が横綱の晩年に、身体の大きな選手が横綱に突進して向かって行った時に、彼はひらりと横に飛んで勝った。もう何十年前の事だが、この時、私はなぜか若乃花は「終わった!」と子供心に思ったのが、未だに脳裏に刻まれている。多分彼の優勝の最後だったように思う。 人生も勝負であるなら、どんな厳しい現実であっても、逃げてはいけない。常に相撲で言う「がちんこ」相撲で、正面から当たっていく事である。一時しのぎで勝利すれば、後で、そのつけは必ず見舞う事になる。 実際のビジネスでも毎日努力して製品やサービスを良いもとして作り上げるを努力して、「良いものを作り上げる」と日々努力していながら、目の前に努力なくして、チャンスがきたり、一攫千金ではないが、儲けたりする事がある。これは神様からの贈り物・ギフトと思えばいいが、自分の実力と思った瞬間に、破滅の道に転がっていく。 良く野球選手が20代で何億というお金を得ていたり、稼いだりすれば、選手生活が終了した時は、もうそのお金がなくなっていて、多くは衰退、倒産の憂き目にあうと聞く。 それ故に常に謙虚でありながら、自己のトータルな人生はガチンコ相撲の如く、常に「正しさ」を貫くという事を意識して、取り組む事で、「強さ」を磨かないといけないであろう。これが出来なくなった時が引退なり、Step Downするという意識を持っていたい。 ガチンコと言う事は正面突破であり、本当の実力で勝利して行くという事である。それ故、スポーツは当然、ルールの中で、強さを求めて行くように、ビジネスでも社会の基本的な「法則」と共にあり、その中で、お金儲けするべきであろう。スポーツやビジネスはエネルギーとの闘いであるから、かなりハードであるが、この「正さ」が出来なくなった時は、Retireすべきであって、邪で勝利しても意味がないという気持ちを持ち続けるべきだろう。 スポーツなら優勝と言う勝利は実力で、ビジネスなら、明朗会計の中できちんと数字をだして、儲けていく事だろう。清さ・正しさ・強さがあって、次の【美】に至る事になる。
【清く・正しく・強く・美しく】④ 人生のトータルは「美しく」であろう。バランスと強さが「美」を作り出していく。「The life is an Art」であろうと。これが今の心境です。 若い時は「Art/芸術」の意味が良く理解出来なかった。勉強する、学ぶ・・・という事が人生の全てと思っていたし、周りもそういうものだと言う「価値観」があった。 大学以降の学びと社会に出てからの学びと価値観。物つくりから、美味しいものを創り出す。M&A(当時そんな言葉はなかったが結果として)で繊維会社を買収してMacy’sにパンツを納入していた時に、優秀な従業員が綺麗なパンツ(日本風にはズボンであるが)を作り上げた時は流石に綺麗にできたなあーと一人で悦にいっていた。 良いものは常に適度な光沢と仕上がりが、バランスよく整っている。木地の肌触りが良い。幾ら洗っても色が落ちないし、光沢とふんわりしたしなやかさんがある。 又レストランを数軒経営していた時にラーメンのスープを作るのを教えて頂いた。色んな必要なものや骨をいれていく、そしてゆっくりとろ火からはじめ中火から強めに・・・そして上層部に出てくるあわを取り除き、又とろ火に戻る。チキンの鶏ガラとポーク(豚)の割合と昆布だし等でじっくり最低3時間を煮込むとスープが凄くclearになってくる。もうこの時のスープは口で言えないまろやかさがでている。そして味見の為に自店で作った麺と醤油味で食べてみる。これはまさに極上である。これを3年かけて「造りだした時」に【強さ】と【バランス】を理解した。醤油や味噌味と【スープ】が程よい位にバランスが取れているのである。3時間しっかりと「仕込む」と極上スープが出来上がる。 不動産でビルの売買する時は、駅に近いがまず一番。そして日頃からきちんと管理されているかどうか、一階に店舗がはいっているか、2階から5階のテナントの「Ftee Market」が幾つあるか。テナントが出たあとは改装して家賃が高く取れるか・・・・などの基本のバロメーターがあります。良い買い物は無駄なくスムーズに買えます。此処のポイントは90%の人が失敗するのは「安く買う」です。 買う時のコツはお互いが【Win-Win】である事。幾分高めで相手がHappyであるように買う事です。私は大体市場の118%で買うように心がけていました。最初は「安く買う」事だったのですが、結局は「安物買いの銭失い」になり、かなり手入れをしなくてはならず、改装費が馬鹿にならず、それを手放す事になります。お客様にお薦めする時も同じように買い方で説明します。ビル買いの経験と余裕のある方は理解されて、結局は数十年後には5倍や、10倍になって儲けられました。(最近では、20数年前に約60万ドルでお買いなりに、最後は約6億でお売りになったビルもありました。) 私の父はアメリカで事業するなら「衣・食・住」をやれと言っていました。其の時は気が付かなかったのですが、結局はその通りになりました。今から考えると、彼は世界中のあらゆる書物から物事の本質・真理を理解して、【宇宙の法則】を見出していたのでしょう。そしてそれを私に教えたのでしょう。 物事の「法則」は世界の何処で同じです。今は世界が小さく、狭くなり、衛星で全部見れる時代でありますから、隠ぺいは無理ですね。それよりも【理論と実践】で「書物」(知識)と「体験」を通して物事の真理や本質を理解して行くのが一番でしょう。 「美」に関しては奥が深いので、今後何度も取り上げます。
【清く・正しく・強く・美しく】② 清さと共に、「正しさ」は必要である。正しさとは何かと問われれば、「宇宙の法則」/the law of Universeではないだろうか。これは社会や国家ではなく、神様みたいなもので、これが規律となって、物事の判断、基準が出来ているように思う。 人間には不思議なセンサーがある。これって間違っているの?正しいの?という意識と判断は論理よりもある種の「直感」である。この正しさはおそらく日頃から「清さ」を持っていると、何が「正しいか」と言う事がわかるような気がする。全てが清いというわけはないが、出来るだけ、清さ、クリーンでいれば、一つの事の判断基準として「正しさ」が出て来る。 上司や先輩が・・・・という悪しき社会の慣習ではなく、[【真実・本質]】は何かという問いに忠実であるべきだろう。それ故に、常にこれの本質、本物は何かと問いたい。時には条件付と言う事もある。或いは期限付きで・・・。しかし求めるものは、宇宙の法則に従って、「正しい」かどうかであろう。 これが実践躬行できるという事は、自由主義社会に生きる我々はラッキーというか、職業の選択のチョイスがある。これは大きい。私は中学の時から、将来は自分で会社を作りTopとなるという考えを持っていた。お陰で、上司はいなかった。それで基準としたのは「宇宙の法則」であったし、中国・西洋の書物からの学びであった。これらの双方を学び始めると、物事の中心、真理や本質がみえてくる。コアである60%はどちらから見ても「正しさ」は同じであると・・・。日本での中高生の時は、中国の有名な書物に、そして大学以降は西洋の書物、アメリカに来ては「聖書/バイブル」の学びをやった。 結局は「宇宙の法則」が自然と理解することが出来るようになってきた。それ故に、今が一番人生の中では面白い。物事に大体の「法則」があるとわかってきた。全てに言えるのである。不思議だし、面白い。ある意味、「正しさ」とは「宇宙の法則」ではないだろうかと思う。
【清く・正しく・強く・美しく】① 最初は、「清く・正しく・美しく」が人生の目指す所だと思っていたが、ビジネスと言う社会を経験すると、これに【強さ】が加わってきた。 最終的には【美しさ】が全てであるが・・・。 昨日You Tubeで、中国の軍人の賄賂で、軍そのものが崩壊していて、ちゃんとした軍艦は出来ず、軍の上層部も賄賂まみえで腐っていると言っていた。この国はやはり、模範とすべき国家でもなく、民度があまりにもひどすぎると感じた。中国は明までは書物によると優れたものをもっているが、それ以降はもうどうしようもない。 民に文(倫理)がないのだろう。倫理・規律という意味では、まだ18世紀・19世紀・20世紀前半迄の英米が「キリスト教」を通じて生きる基本があったように思う。 今、一番優れている国は【日本】ではないだかろうか。民度がしっかりと確立している。電車やバスを待つにも秩序正しく並ぶ。一つの規範がある。又空港や公的な所の便所が綺麗と言われる。それと街にはゴミが殆どないと。 社会のモラル、「清さとクリーン」が一番ではないだろうか。レストランへ行くと、フードの前に、トイレとキチンと冷蔵庫をみればわかる。それ故に、私は必ず、トイレに行く。ここに全てが凝縮されているからである。 それは個人でも、国家、社会でも同様であろう。これに気が付いてから、掃除、洗濯、アイロンには出来るだけ意識するようになった。これだけでも違う。小さな事でも、「清さ」「クリーン」はその人自身や社会を表すことになると思う。 日本は仏陀さんや、中国古来の儒教や道徳を学び、キリスト教の一部、良き規律をと入り入れた。これが今の【日本】を作り上げたのだろう。他からの【学び】は凄く大切である。 社会を構成している個人と国家は「清く・正しく・強く・美しい」ものでありたい。組織のTopは出来るだけ、これにそう人間がTopになると組織に活力がでて、活き活きして来る。民度の高さや会社の規範、規律が出来て、素晴らしい、会社・社会を作り上げて行けるのではないだろうかと思う。
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