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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【人生ー丁寧・誠実・尊敬・感謝】②
Fri, May 30, 2025 4:38

【人生ー丁寧・誠実・尊敬・感謝】② 物事を「丁寧」にやるようにと脳に意識させると、不思議なもので、それなりにきちんとやれるようになる。ほんのわずかな事でも違いが出て来る。 今度は「物事」ではなく、「人」に対しては「誠実」でありたいと思うだけでも違ってくるだろうと思う。誠実と言う事は丁寧であり、又次の「尊敬」にも通じて来ると思われる。 日頃から物事に対して丁寧であるように心がけていると、自然に誠実になって来る。これらは何となく神様に対して丁寧に、崇めるという気持ちに繋がっているように思う。 日本人は宗教がないと言われるが、自然に対して、全てのものに敬う気持ちを持っている。人間は自我が強いが、もっと崇高なものに憧れを持って、謙虚に向き合う姿勢があれば、丁寧・誠実であろうとする。これは気持ちが良い物である。 万時に誠実であろうという人をみていると、こちらもそうありたいと思う。そういう意味では物事に対して丁寧でありながら、人間に対しても常に尊敬と誠実さを持っていたいと思う気持ちや、気付きが出てくると妙に安心感がある。 相手に対してよりも自分自身が嬉しくなる。丁寧、誠実さが言動に表れてくると自然に「上品さ」が少しづつ磨かれて来る様な気がする。そうして心に「余裕と落ち着き」が出て来るのが理解できる。 物を磨く、心を錬磨する事で、物は整然さとオーラ―が出て輝き始め、人間も誠実である言動で、磨かれて強く、優しく、美しくなって行く様な気がする。 [上品さ」は丁寧、誠実であろうと意識しているうちに自然に出来上がってくるのではないだろうか。多くの荒波に揉まれながら、上質なものだけが残って味わえのあるものになってくる。芸術家の器や壺や絵画を見ていてこれは味わいがあるなあーと感じるのは、その方の魂がその物体に表現されて現れるからであろう。 器や壺のように手で作られる物は全て心、魂の表現であろう。そうであれば、人間も美しく、上品であろうという意識、心、魂を持って、誠実であろうと心がけるだけで、そのようになっていくのではないだろうか。良く大志を持てと言われる。人間は大きなVisionを持てば、必ずその様になると。 全てに丁寧で、そうして誠実で向き合い、一日の終了には今日は丁寧、誠実で過ごせたと「感謝記」に述べられたら嬉しい。それは今日も落ち着きと平安を持って生きたから・・・という事になり充実感があるだろう。 毎日こうして意識しているうちに自然と「上品」になって行くのが理想であろうか。人間は弱いので、「意識する」と言う事から日々「学び」を持って、人間として、最高の器を創り出したいと思う。

【人生ー丁寧・誠実・尊敬・感謝】①
Tue, May 27, 2025 9:10

【人生ー丁寧・誠実・尊敬・感謝】① 私は、「人生は芸術」と言う考えを持っている。時々早朝の散歩で、又何気なく「暮らし」の中にこそ、「芸術作品」が存在しているのではないだろうかと・・・。 今朝も朝3時過ぎに起きて、簡単に屈伸と書き物、書を読んで、朝5時きっかりに何時も歩く家の周りを30分程歩く。この時にふと「気付く」事が多い。それをいつも持ち歩くメモ帳に「単語」だけを書く。 そうして「想い」に耽る。今朝は歩きながら、今日一日という「作品」をどう描こうかと考える。ふと【丁寧】に生きよ!という言葉が出てきた。 品良く生きると言う事は、【丁寧】に日常の事を過ごす事であると。洗濯、掃除・皿洗い、床磨き・・・全てに「心」して、意識しながら過ごす事ではないかと・・・この小さな「気付き」が今日という「作品」を作るのだと。靴磨く、アイロンをかける・・・常に「愛情や思いやり」を持って、過ごせば、「気品」が自然と出て来ると・・・。 こういう想いこそが、晩年の年の功ではないかと思う。若年の時は「強さ」と急いで「早く」に興味があったが、「気品」は静かに時間や気持ちに「余裕」が持てた時にこそ、自然と出て来るものではないかと思う気持ちになる。 面白いのは色んな書を読んでいて最近気づくのは、この方が書かれた時はお幾つ位の時かな?と思う時である。最近では65歳過ぎて書かれた書は、洋の東西問わず、それなりの納得いくものが多い。日本では安岡正篤さん、西洋ではPeter Drucker氏を何度も再読すると成る程・・・と思う事が多い。 若い時に書かれた本は「論理性」は皆優れているが、熟考ではない。果実同様に、熟した果実は甘いし深さがある。人生それ自体も同様であろうか。そういう時に書かれたものは「本質や真理」に【深さ】がある。「上品」とは人間の「深さ」が一つ一つの言動に表現されて行くものだろうと思えてきた。 「上品」に辿り着く迄に全てに【丁寧】に接する事でないかと気づく。これは最高の気付きであった。今までは何気なく丁寧にやる、過ごす・・・と思っていたものが、この意識がきっかで生きる事にスイッチが入って、全ての動作に「丁寧」にしようという気になり、言動の整理整頓がより進みそうな気がする。 これから人生の佳境に入って行く。皿を洗う、アイロンをかける、味噌汁を作る、全てを「丁寧に」と言う想いで取り組みたいと思う。これを日々の「感謝記」に書いておき、もし来年生きていれば、一年後の自分自身に問いかけてみたいと思う。

【体力・心力・知力・金力&communication力】
Fri, May 23, 2025 1:34

【体力・心力・知力・金力&Communication力】 何時の時代でも「体力・心力・知力・金力」は欠かせないものであろうが、最近特に、「コミュニュケーション力」が重要だと言われているし、前以上に人間と人間の間では、会話、話力が大事だと思われるケースが多くなってきた感じがする。 昔以上に「メール力」も大切であるが、それ以上に会って話す力が大切だと。論理的に話すよりも言葉を選んで相手の立場や、「間」を大切にする。アメリカはストレートが良いとかっては言われたものだが、やはり人間社会である。相手と向き合って「丁寧に誠実」に話すに限る。 特に声を荒げるのではなく、静かで、小さな声であるが、端的に的を得て話す事がより大切のような気がする。英語でも日本語でも的確な「語彙」「言葉」が重要だ。特に英語で書いたり、スピーチする時はRight Wordが使えているかどうか?が問われる。 大体の事は伝わるから良いではなく、その状況にあったProper Wordが必要だとつくづく思う。昔の方々EmersonやJames Allen等を読んでいると、今なら余り使われていない言葉でまるでそこにいるかのような言葉使いで述べられていると、成程・・・と妙な納得をする。 19世紀、20世紀初頭に書かれた本は今の時代に取っては結構ハードルが高い。話し言葉も的確な語彙を使う事により、知性が感じられて、妙に高揚感がある時もあるし、相手を尊敬したくなる時もある。かといってむやみやたらに難しい言葉使いも問題ありであろう。 大切な点は、相手にわかり易く、理解してもらえる言葉で上手に会話したり、お互いが伝達する事だろう。週に3日は駅での待ち時間、隙間時間に3分スピーチの訓練をしている。最初は日本語で、その後同じ題材で英語でと・・・・これって意外と難しい。英語は語彙が十分でないので、まあーまあーの状態になるが、出来るだけ、一日一人、二人と話すように努力している。意識するだけで意外とコミュ力は上がってくる。 ブログを書き始めて、文章力が上がった気がする。やはり「明確な目的意識」を持つ事が大切であると・・・・。かっては静かで沈黙な男???であったが、今は「饒舌」になってしまった。皆から驚かれている。かっての価値観は「男は黙って・・・ビールを飲む????」ではないが、日本のコマーシャルであったか。言葉ではなく実際に「行動」して成果を出せという事であったが・・・・。 アメリカに来て話さなければ伝わらない。お互いの「阿吽の呼吸」ではいけないと知ってから、話せる範囲で説明しようと努力した結果、饒舌になった気だけはするが、Proper Word不足である事は間違いないが。相手に理解してもらうように心がけ、コミュ力つけて、もっと向上していきたいと思う。

【物事には不可能はない!ー出来るという想いあれば・・・】
Tue, May 20, 2025 3:28

【物事には不可能はない!ー出来ると言う想いと情熱があれば・・・】 日本の地方の中堅の会社がNYに店舗を出したいという事で、数か月前からアドバイザーをやっている会社がある。NYで代表されている方は日本の有名商社にかってお勤めで、幼少の時にアメリカに住んでいらっしゃったので、英語は上手く、また日本で大学を出られた後に、こちらでも留学もされていたと聞いていた。 女性であるが、なかなか立派でお仕事は出来そうである。今迄もいいなあーという店舗候補が幾つかあったが、良いものは日本の「決定」が遅く他に取られたり、家主の問題や、ダクト(煙突)が階上の上までもっていかないと許可がおりないとかで、なかなか決まらない。 今回もかなり良い物件で、Streetの角にあり、今は新築中である。これはお薦めなので、日本と上手に交渉されたらとアドバイスしておいた。今度は日本の方はかなり前向きの様である。 そこで進めようとされた矢先に「お酒」のライセンスの問題が生じて、ある事で、弁護士がなかなか難しいと言っていると言ってきたので、落ち込んでいるとの事であった。まあー新しい地で、予想もしない事や知識不足のお陰で、Up &Downがあるのはしょうがないと慰めて置いたが・・・。 新事業は常に何か問題があるが、成功するかしないかは【想いと情熱】だと思う。この世で出来ない、或いは不可能はないと言うのが私の考えである。いつも思うのは【アイデアと情熱】があれば、人間は必ずヘルプしたいという方に出会うものである。問題はどれだけ素直な気持ちと、誠実さがあるかないかであろう。 私ももう40数年前に同じような事を経験した事がある。数店舗経営してかなり上手く行っている時に、あるお店を買収した。当時そのお店が「お酒」のライセンスは持っていなかった。当時はレストランでお酒のライセンスを取得するには、学校や教会から200ヤード離れていないと取れないと言う。 成る程、お店の経営も拙かったが、売り上げの8-12%近く示す「お酒」が売れないのはネックだなと思っていた。それで、紹介してもらって数名のレストラン専門の弁護士さんにあたってみた。4人聞いて、3人はNOという。私はまだ当時は若く、30歳前だったと思う。やる気満々、この世に不可能はないという思いあがった青年であった。 「情熱」と買収しようという「決断力」は信じられない位にあった。当時今はやりのM&Aとい言葉すらない時代である。数店舗既に持っていたので、頭金20%で交渉した。3年で支払うと言う条件で。 当時は全米で日本レストランを展開したいという夢があった。つまり「情熱」である。まさにナポレオンの如く、クールに考えながら「情熱」は100倍あったと思う。 断られた3人は、まだ40歳前で、若く経験が不足していた。それで、4人目の弁護士さんはユダヤ系で、当時65歳は過ぎていたと思う。話していくうちに私の気迫と情熱に好意を持ってもらって、5回ほど会った。そのうちに気に入られて、何でも個人的に話すようになった。 流石に苦労されてこられたユダヤ人である。お父さんはヨーロッパのハンガリーから命からがら米国に来られて、息子を弁護士にされて、直ぐにお亡くなりになったと言われた。 ある日一諸にランチしている時に、お父さんが米国に来る迄色んな方に助けられて、今の私があると・・・・感概深く話されていたのを思い出す。当時の事を思い出すと彼は幾分涙目であった。日本からやってきた青年になんとかしてやろうと感情が湧きだしたのであろう。暫くして、多分取れるだろう!と彼はさりげなく言う。 私はびっくりした。今まで3人がNOと言っているのに・・・・。彼の答えは表玄関は200ヤード以内だが、裏口からなら270ヤードあるという。多分これなら論理的にOKだろという。そうして200ドル用意しろという。言われるままに数日して現金を持って行った。数か月後にライセンスは取れたよと・・・電話があった。 流石ユダヤ人!と思った。「論理」と「人間」と「お金」の組み合わせで、3人が出来なかったNOをYESに変えたのであった。「論理とお金」である。この時以来、私は弁護士はユダヤ人以外にないという信念に近いものを持つようになった。 ユダヤ人は世界中にユダヤ社会という人的なコネクションがあり、そうして西洋の「論理」と「お金」がこの世で生きるのは重要と言う認識を持つ。医者と弁護士、会計士、株屋(今でいう投資会社)そして、物事を創造する知的性を併せ持つ。これが今の価値観である。彼らが西洋からの法論理と、米国での新事業、そうしてお金を得る事で、社会を運営して行く・・・世界はユダヤ的発想で運営されている。 話は横道に逸れたが、彼らの歩みをみていると、「生きる」事に不可能はないという事である。成功しない??物事が成就しないのは「アイデアと情熱」が不足しているからであろうと。 世界中からNYにやってくる方で、成功する方は粘り強く、諦めない心と、人間的に好かれる・・・・そうして良きユダヤ人との遭遇で成功できるだろう。まずは「必ず成功」するという想いを持つことだと思う。想いは必ず成就すると・・・。(成功への道)ー【Sakai不動産】  

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