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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【テニスを通じて若い人からの学び】
Mon, June 24, 2024 15:11

【テニスを通じて若い人からの学び】 【学び】は意識があれば何処にでもある。週末は朝7時から9時の2時間、20代ー70代までの方々で、ある程度の力のある方々と共にテニスの研鑽する。 私はテニスを始めたの47歳からである。その前までは皆様と一緒でゴルフに明け暮れていた。これは25歳の時からで、アメリカで始めた。やるとかなりのめり込むたちなので、なんとかシングルと思ってやっていたが、結局handyは12で止まってしまった。NY郊外はPublicやPrivateのコースはかなりあるので飽きなかった。最盛期には有名なコースのメンバー2つに入っていた。時にアメリカ人等約200人前後雇用していた時は、アメリカ人と仲良くなければ・・・という魂胆でやっていた。楽しむと言うより、商売優先だったような気がする。 45歳位になった時に、グリーンにtwo onしないのである。370ヤード、パー4はtwo onして当たり前・・・。ゴルフはtwo onして80台で回ってこそ醍醐味があると思っていた。それだけでなく、朝早く出かけて帰宅は5時―6時である。もう健康や楽しみより、無駄な時間が多すぎた。そこで、ゴルフからテニスの転換である。20数年やっていたものを潔くやめて、クラブは皆人にあげるか捨てた。息子なんかにゴルフやろうと言われるが、今は全然興味がわかない。 47歳からのチャレンジはかなりきつかった。日本クラブでの選手権大会はシニア―の大会であるが皆若い時に早慶等の体育会に入っていた人が多かったので、皆基礎が出来ている。何度もチャレンジして決勝まで行くのは6-7回あったが、チャンピオンになれたのは苦節10年目であった。57歳での優勝はもう嬉しくて涙物であった。 私はスポーツもビジネスもTOPでなくてはいけないという「意識」でやってきた。それ故に準優勝は幾らやっても満足感がない。もともと負けず嫌いなのだろ。相手に打ち勝つというより、己に勝つというのが好きだ。 前置きは長くなったが、先週末に40代だと思うが、次の試合を待つ間、話をしていたら赤ん坊のおむつ替えは旦那さんがするのは日本で当たり前ですよ!と言われて愕然とした。我々の時代には到底考えられな事であるが、もう「当たり前」という。これは若い人と交わっていて教訓を得た。もうこの歳になる頭を垂れて若い人から学ぶことだとつくづく思った。社会が変わってきているし、価値観も変わってきている。素直に考えを改めて受け入れていくのが一番だと・・・・。 又飲み会は無理しなく、そこそこにお開きにするらしい。これもアメリカにいると納得できる。日本の悪い慣習が排除されて合理的、効率的になってきているのはとても嬉しい。今後も若い人と交流するには縁の下の力持ちに徹して行こうと思う。彼らの要望に合わせて、「どうぞ!」と言う姿勢が一番のような気がする。 65歳以上になったら、若い世代に合わせるのが一番であり、波が立たない。上からの目線は絶対にいけない。Flatで客観的で公正でありたい。

【日々淡々と過ごす…】
Fri, June 21, 2024 1:26

【日々淡々と過ごす…】① 月・火・水は仕事日として、朝6時半に出かけます。朝7時になると混み始めるので、2つ前の電車に乗ります。急行に乗らず、敢えてローカルに乗ります。なぜかというと、電車での「書き物」をするのが凄く効果的であるからです。 急行の止まる郊外の大きな駅から42丁目のGrand Central 駅まで、急行は40分、ローカルで60分。その日の気分で電車を選びますが、ゆっくりと落ち着いて熟考して書きたい時はローカルにします。ゆっくりと座れるし、横3列の座席が2人分でOKであるからです。 皆なぜか早く着けば良いと思う方が80-90%です。その間の40分は効果的に時間を使っているかと問われれば、多くはYouTuberであり、本当にもったいないです。家から駅までに今朝は何を書こうかを考えます。車で約12分の間です。ここに集中する時にひらめきがあります。この閃きで、左ページ一杯を30分で書ききります。其の後、3-5分瞑想し、今度は右ページに英語で書くと約23分で終わります。これが今の朝の電車内での毎日のルーティンワークであり、かなり満足感があります。なぜかというと、既に【考える】という【習慣】がついているからでしょう。 それを終えると小さなメモ帳に、今日のto do Listingを真ん中に線を引き、左は仕事、右は個人的なことを約7分で書き終えるとGrand Central駅に着きます。最近42丁目界隈で、冬は外に出ないで、オフィスに行ける所を上手に交渉して得ることができたので、時間の節約と便利さで、気分爽快です。 9時15分までは英書を3冊読み、Brian TracyのGoalsを声出して朗読します。それからWoodenやJames Allenを読むと9時15分ごろになります。コーヒーかお茶を入れて日常の仕事に取り掛かります。メールが15通位日米できているので、メール交換と皆さんへのアドバイスを朝11時半までやり、ランチアポの時は12時にして、1時間で終えるようにします。大切なのは相手が何を欲しているかを事前に聞いておいたり、今彼らが私からのアドバイス?はという所から「情報交換」をします。最近は出来るだけ32歳ー59歳までの人と会い、最近の社会や技術の流れを学んでいます。 出来るだけ65歳以上の方の愚痴やどうでもいい話は木曜日か金曜日に充てることにしています。時にはこちらも同じ状態の時もあるから(滅多にないですが)人間関係は上手にコミュニケーションをしておきたいと思っています。 私の方からは物事の「原理原則と経験」を具体的に話します。そして社会や技術、不動産の情報や変化にどう対処するかの意見交換をします。午後1時半―3時半までは前もって当日みる物件の準備をして置きます。同じ場所近くの2つだけに絞り、そして写真とコメントを書きます。或いはお客様がある時はアテンドします。 新しいお客様の時は、弁護士さんや、会計士さん、建築業者さんを紹介します。不動産も色んな分野がありますから、自分で一人で出来る事でも、出来るだけ皆さんを巻き込んでShareするようにしてきました。これがいつも絶えずお客様をKeepしてRepeatに繋がり、成功している原因だろうと考えています。(続く・・・・・)

【菜根譚】を読む。
Sun, June 16, 2024 22:26

【菜根譚】を読む。 今日は父の日であったので、祝ってもらった。日頃から好きなレストランで、ゆっくりと味を嚙みしめながら、食事を愉しむ。まさに淡々とした一日の出来事であった。 週末の朝はテニス仲間7-8人とかなり激しいテニスを2時間ほど過ごして、帰宅してシャワーを浴び、仮り寝する。その後に好きな本を読むか、知人と知的なランチの会食を愉しむ。 こういった週末はビジネスの現役の時はなかなか作れなかったが、晩年になってくると、知人との会食と好きな本をじっくり読むのが一番楽しい。 好きな本が約20-30冊位あるが、何度読んでも飽きないのが「洪自誠」の「菜根譚」であろうか。明の時代の方であるが、この生き方に惹かれる。儒教・道教・仏教を学んだ方なのだろう。 潔癖な迄の倫理性、のびやかで自由な考え、そして処世の生き方を教えてくれる。日本に紹介されたのが1822年頃と江戸時代の後期の様である。 明までの中華は素晴らしい哲学や生き方を残してくれた。【人生の深さ】を知らしめてくれる。名前が良い、菜根譚とはじっくりと噛みしめるという意味らしい。短い文章の中に人生の本質や生き方が散りばめられている。「淡々」と述べられているのが好きだ。疲れた時や判断に迷いがある時、行き詰っている時に、何処の章からでも入れるのが良い。 心の快復薬みたいなもので、手軽に取れるし、人生のひと時、ひと時を楽しましてくれる。こんな本を週末に、1,2時間読むと、歳を取ってきた晩年をゆっくりと嚙みしめる事が出来て、人生の味わいをまろやかかな気持ちにさせてくれる。豊饒とはいい言葉である。 食事の豊饒は余り好きでないが、粗食を淡々と味わうのが、一番である。この書にはそれがある。ゆっくりと書との淡交を楽しみながら週末の時間を過ごす事が、来週からの活力を与えてくれる。こういう時こそ、人生を生かされている「今」という時程、心の満足感を満たしてくれるものはない。 機会があれば一読される事をお勧めする。まさに活力元気にさせてくれる心の媚薬の書であろう。

【競争社会から一歩引いてみて・・・・】
Fri, June 14, 2024 7:51

【競争社会から一歩引いてみて・・・・】 最近はセミリタイアに近くに成り、社会の「競争社会」から一歩引いてみる時間が増えて、感じる事がある。競争社会に居る時は、行動力と【結果】が求められる。 【人間性】はどうしても二の次になりがちであった。スポーツもビジネスも【結果】であると、頭で理解していても結果としてそれを示せないと相手に対しても自分自身にも説得力や納得がいかない。 それ故に相手に対する「尊敬・愛する・思いやり」という眼差しが幾分欠けていく。理論的に正しくとも、結果が出ていない時には苦しい。一方激しく、厳しい【競争社会】から離れてみると、【人間力】は如何に大切かがわかってきて面白い。 今迄生きるのに精一杯で他が見えなかったものが、ある程度離れてみたり、一段引いてみると、ビジネスや生きる事はこの【人間性】を作り上げるためにあるのではないかと・・・。 経済的に時間的の【余裕】が出てくるとこんなにも違うものかと・・・・。「健康と経済力」は生きるにはかなりの重要性を示す。牧師さんや僧の方々は、この2つに余裕があるからだろうか。人にもよるが、ある程度の人間性が出来て来ると、尊敬や愛や知性を示せるようになるのだろうか。恐らくは「心」の余裕であり、「意識の持ち方」が変わって行くのだろうか。 勿論プロスポーツ選手やビジネスでの成功者は実力があるから、人間性も高まってくる人も・・・・。恐らく、「問題意識」を持って、日々考え、気づきのある方が、【実力と人間性】を持つと皆が納得が行く。良い例が野球選手の大谷選手であろうか。 人間としては、「気立てが」良いと言われる事は重要である。一方、ビジネスやスポーツには「勝気」が凄く大切であるが、競争社会から一歩下がると、「人が良いや、気立てが良い」の方がすんなりと受け止めやすい。 人に対する判断力も相手を赦す、寛容さが競争社会で生きていた時よりも大幅に楽になる。競争社会に居る時は「完全性」を求め、勝利する事に喜びがあったが・・・65歳頃迄、競争社会の現役であった頃はなかなか心の中の余裕がなかった。お陰で家族と過ごす時間が少なかった。これが人生の後悔の一番である。 両親や、多くの夫婦が老後になって「旅行」をしまくっていたりするのをみたりすると、成る程・・・・とも思う。恐らく奥さんに対する懺悔かもしれない。もう遅いとは思わないが。。。。子供達と一緒にもっと楽しんで、過ごすべきだったと思う。 競争社会から一歩離れると、物事の「原理原則・社会の法則」が良く理解出来、今迄以上に【人間性】を高めて行こうという意識が強くなってくる。「菜根譚」を残してくれた「こう(さんずいに共自誠」の書に惹かれる。久しぶりに菜根譚を読んでみようと思う。  

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