【ニューヨーク5番街、コロナ禍でひっそりのクリスマス・イヴ】 例年だと5番街のロックフェラーセンターの周りにはツリーを見に来る方々や劇場やレストランで過ごす方が多いのですが、天候はいいものの人の歩いている数が一段と少ない様です。 5番街の路上の至る所で、クリスマスをもりあげる巨大ななクリスマスグッズが作られて並んでいます。普通だと旅行客の方々が一緒に記念の撮影等して盛り上がるのですが。。。 それでもタイムズスクエアや34丁目の大通りは商売に明け暮れる方々はお店を開いていますし、コーヒーやドーナッツを売っているVenderさんは天気のいい日はそれほど売り上げは悪くないよと言っていました。 今週は多くの会社は閉まっていたり、やっていても午前12時までとかでした。スーパーの方は日頃のほぼ2倍の配達があって嬉しいけど、従業員確保が難しいとおしゃっています。 盛り上がりの欠けるクリスマスですが、5番街に行く用事があれば、路上のクリスマスグッズを楽しんで下さい。

【ニューヨーク・ヘアサロン・QB　House]】 今日は暖かかったので、久しぶりにヘアカットに行ってきました。いつも使ってヘア・サロンのいつもやって頂いている方が今日はお休みとの事・・・それで仕方なく、午後2時ー４時は比較的すいていますと言われていたE43のQB Houseに立ち寄よりました。 いい具合に日本の方が週2回、火曜日と水曜日にきているTaoさんという方が担当であった。彼女はもう30年以上この仕事をやっていて・・・他の日は美容院で働いているとの事。 QB HouseはCutだけで＄２５なので、値段は手ごろで、チップ5ドルとトータル30ドルですみます。今日の発見は座って刈ってもらっている間は普通はじーーと目を瞑っているいるだけですが、目の前の鏡の下に空いた場所があり、そこにはレストランや旅行社の宣伝をやっているのが流れてきます。 これはどうしたの？と聞くとオーナーの発案でGive & Takeで、レストランの名前やメニュー、献立を映した映像を無料で（今の所）、そして従業員の方に来てもらっているんですよと・・・将来的にはお金をもらってもいいかなとも・・・現在は無料とのことですので、興味がある方はオーナーのFuruyaさんとお話してくださいとの事であった。 さすがに成功されているオーナーはちょっと考え方が違うなという印象です。小さな気づきが成功へと導かれるんですね。今はマンハッタンに4店舗あるそうです。

【ニューヨークの路上での【商売人】さんは強いですね。】 Venderさんと言われる路上での商売人さんは嵐がこようが雨だろうが冷え込もうが何時も商売しています。最近はこころなしか増えた感じがします。ここに写っているのは果物屋や野菜を売っていますが、ドーナッツとコーヒーだけを売ってる所は段々と増加の傾向があります。 日頃からベーゴルなどを買うVenderさんとお話をしていたら先週の金曜日はもってきたドーナッツが全部売れたとも・・・。ただ競争相手が各ブロックにいるので差別化するのに苦労すると言っていました。 ここの果物屋さんはHunter大学があるEast６８丁目ですが、なかなかいい場所で長年やっていて、大体はバナナ４本で１ドルですが、客寄せのためバナナ５本で１ドルで売っています。 皆さん大体２交代制、そして週末は別の方がきてやっています。マンハッタンにVenderを３－５軒持ってやっている方もあり、仕入れを安くして競争に打ち勝ったり、固定客を作って１０ドル以上買ってくれたお客様にはグレープフルーツ１個くれたりと努力しています。 不思議なもので、こんなに街角のコーナーにあるのに、気に入ったVenderで買ってしまう。面白いですね！！。もし私が若ければ夏休みの３か月だけでもMarketingの実地勉強はこんな所でやってみたいなあーと思いました。 学校で学ぶMarketingとは違う生きた「商売」の基本はここにあるように思いますが、如何でしょう。

【ニューヨークのコンド・アパートでペンキ屋さんが大繁盛！】 おもしろいお話です。知り合いの方はかってスーパーを持っていらっしゃったのですが、コロナ禍が来る前のいいタイミングでお店を売られて、１０数年ぶりにお休み中だったそうですが・・・・。彼は非常に手が器用で、何かを修理したり、ペンキ塗りが得意としていらっしゃいました。 それでお休みになった瞬間にこれから家を売るから・・・人にアパートを貸すからペンキ塗ってくれないかと依頼が沢山あり、お店をやっていた以上に多忙になってしまい、もう大変ですよ！と嬉しい悲鳴です。 昔から「手に職を持て！」と言われているように、人間は何処に才能を持っているか・・・彼は凄く器用で又きちんとした仕事をして、綺麗に丁寧に仕上げますので、お客様からお客様へと紹介でお仕事が来るそうです。今は４人使っているそうですが、来年の６月までびっしりとお仕事の依頼があるそうです。 手の器用な人はいいですね。特にこの冬は外での仕事より、室内のペンキ塗りは願ってもない事のようです。毎日お客様相手の時は、好き嫌いは言えなかったのですが・・・今回は自分が好きだから幾ら働いても苦になりませんよとおしゃっていました。 日本の言葉で、「好きこそものの上手なり！」とあります。ビジネスの世界で良く言われる、「自分の強み」を活かして深堀せよ！これを地でいっらしゃる。素晴らしいと思いました。