【ニューヨークの不動産事情:日本の店舗の代替えが進む】 日本の方のお店がなくなったり、【代替え】が進んだりしています。1980年代には駐在員の方々のための癒しや接待によく使われた「かおる」というピアノばーがE46丁目にあり、ママさんは新潟?出身とかでかなり繁盛していました。そのご弟さんに譲られて・・・・それから日本企業の撤退や、バブルもはじけて日本企業の撤退がはじまります。 それで「うさぎ」というピアノバー同様に「かおる」はピアノバーとしてやっていましたが、もう数年前になるでしょうか、昼と夕方は日本食のランチや夕食を8時ごろまで・・・その後ピアノばーとしてやっていらっしゃいましたが・・・ コロナ禍の少し前に・・・ピアノバーがなくなり、今は新しい経営者が日本レストランを経営されています。新しい食材や鮮魚を持ってこられて、意外な人気です。特に丼物や、ちらし寿司が人気との事。 暫くは日本のレストランも停滞ですが、アメリカの社会ではもう日本レストランの各付けはイタリアン以上、ある意味フレンチレストラン同様になってきています。日本の古いお店を買い取るか、又日本レストランがあった近場で「New」の日本レストランを始められるのもいいでしょう。 マンハッタンの日本レストランも時代とともに・・代替えや変化していきますね。【変化こそチャンス‼】の気持ちを持ってチャレンジしていけば、まだまだニューヨークは魅力的な場所でしょう。(Sakai不動産)
【ニューヨークの社会事情ーユニオンスクエアでファーマーズマーケット】 週末の暖かい一日です。14丁目のユニオンスクエアでは久しぶりに近隣の農家のみならず、色んな野菜や果物、Cake,クッキー等のお店が開かれています。こんなに多くのお店を見るのも久しぶり。今までは「集会」の類は皆禁止されていましたが、5月に入ってパンデミックも下降気味で、開かれたのでしょう。 外に出るのも久しぶりの方も・・・・。ファーマーズマーケットは安くはないですが、カップルや家族連れで、凄い混みようです。天候も良く55度ー65度位で、風無しで心地よし。 そんなに広くはないですが。100店舗近くかそれ以上が出ていた感じです。近隣のリンゴやトマトなどは比較的安かったので買ってみました。天候の良い週末に人と交わるのもなかなかいいものですね。家の中でパソコンやスマホだけでは・・・・やはり人間は人と人との交わりがあって社会は成り立っていると感じた次第です。
【ニューヨークの不動産:日本レストランー大戸屋/Tsuru tontan】 多くの日本レストランが撤退していく中で、生き残りのお店も数店あります。5番街と6番街の間、18丁目の【大戸屋】さんはほとんどお店を閉まる事無く8月頃からオープンしているそうです。 店員の方は殆ど中国系の方々です。コロナ中は殆どお客様がお店にお見えにならず、商売がなかったそうですが、今は漸くお客様も戻ってきたと喜んでいらっしゃいました。 16丁目にあるTsuru tontanさんはUdonで勝負です。大きな器が人気です。最近は「Take Out」のお客様も多く、このお店も生き残っているのは立派です。ある意味Midtownでなかったのが良かったのかも・・・・・。 既に10数年経つでしょうか。立地は変わるのですね。当時はこういう所で大丈夫かなと思ったものでしたが・・・・。運もあります。又3年分のお金をもっていらっしゃったのか・・・?頑張っていれば、国からの税金上の特典もあります。辛抱強く諦めず、頑張るとチャンスも見えてくるという事でしょうか。生き残りだけでなく、今年は売り上げが倍増すると良いですね。期待しています。
【ニューヨークの日本人経営の店舗も生き残る・・・】 日本人経営のお店が閉店、廃業する中で、なんとか生き残っているお店もあります。Midtownで【西田商店】(ラーメン)と出しているお店はラーメンブームになる少し前に出店され、とんこつ味で評判がよく、2番街49丁目近くにあり、近辺には多くの高級コンドが立ち並び、客足もかなり固定されていたのが【強み】になったのでしょう。成功されて直ぐ近くに「居酒屋」さんも出されて、これも人気です。 チェーン店でないお店は、ご当人が職人さんでいざとなればご自分で出来るのが良いのでしょう。又繁華街の中心にあったお店はほとんど撤退になっていますので、お店の周りにこういった高級コンド、レンタルアパートがあるというのは、今後出店される時には考慮される一番の反省材料かもしれませんね。 パンデミックのような状態は戦後初めでありますますが、今後もこういう状態になる可能性はあるという事でしょうから、今後は繁華街よりも、幾分離れた所で住民が多い所に店舗を構えたらいいでしょう。 つまり、【Take Out】出来るお店を考えておくという事になります。高級レストランでもなく、リーズナブル、或いは12%位低めの値段であまり大きなお店にしないという条件付がいいでしょう。 今後店舗出される時は繁華街もありですが、市内全面Closedされた場合、どのようにするかと言う事も考えてロケーションや契約条項を鑑みて、出店されると良いでしょう。そういう時はマンハッタン市内をよく知ってる不動産屋さんやブローカーさんに率直な意見を聴かれるのが一番でしょう。(Sakai不動産)
※ 物件によっては、既にレントされていたり、オファーが入っていたり、或いは売れている場合もありますので、ご了承ください。