【習慣ー考える・読む・書く・数字】
昔から日本では「読み・書き・算盤」と言われてきた。多分江戸期から寺子屋でも教育の基礎を作ってきたのであろう。日本は素晴らしい。教育の中に日常の必要な事を長期に渡ってやってきている。
この【読み・書き・算盤】は今の時代にあっても知的社会の基本でもある。労働と言う現実の社会の中に、知的要素を持つ【読み・書き・算盤】を用いて、社会を運営してきた日本。
明治維新で西洋にキャッチアップ出来たのも既に【教育】という下地があってこそできたのだろう。特に日々の生活の中で【習慣化】するという事は大きい。恐らくどれだけ多くの【良き習慣】を持つかが人生を作り上げて行く。
人間としての【徳】を持つ、【躾】をちゃんとするという事も社会のルールの中で凄く大きな要素であろう。恐らくG7と言われる政治・経済団体の集まりは、社会の中でのルール造りが上手く行った国々であろう。社会の中に【教育】がきちんとなされていたのだろう。
食事をすると同じく、【考える・読む・書く・数字】で表すという一日を送り、毎日毎日それを繰り返す事によって、一つの形―習慣が出来上がる。
私は特に【考える】習慣こそが全てと思っている。考えたものを書く。そしてわからないものを調べる。そして生活の中で「数字」という客観的なもので、冷静に判断して行く。一日の「行動」の中にこれが蓄積して行く時は強い。これに何か明確な目的を持ち「意志力」を強めて行くと必ず上手く行く。
人生は途中で諦めなければ、必ず成就する。毎日、毎日、小さな事の積み上げである。私は良き習慣を毎日継続する【積小為大】と言う言葉が好きである。何を成就するにもきちんとした哲学・信条・信念を持って日々を過ごす事が人生の満足感や幸福につながるのではないだろうか。