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【人間ー個人・国家ー価値観】②
Sun, March 31, 2024 18:04

【人間ー個人・国家ー価値観】②

1980年―90年のバブルの頃、常時約50人前後の白人のSales Personを雇った時があります。日本が日の出の勢いで、マンハッタン中のビルや、コンドを買いあさっていた頃でです。

ほぼ毎日の様に面接していました。延べ800人から1000人はしただろうか。量をこなせば、ある事が分かってくる事があります。白人と言っても両親や、祖父母はヨーロッパからの移民です。

今と違い、恐らく100年ー150年前のヨーロッパはそれなりにモラルがあったのだろう。その基盤は【教会・寺院】であったと思われます。クリスチャン系は日曜日、ユダヤ系は土曜日と神様に祈りに?行くのと、週一で同じ国の方との交流の場であった。(今でも教会や寺院は情報交換の場です。)

一応牧師さんからモラルの話を聞くので、それなりの効用はあったのだろう。当時のアメリカの社会は教会や寺院のお陰で、ある程度もモラル社会を維持していた。

東洋の無宗教の我々でも日本国と言う【仏教】の中でのモラルの価値観で生きてきたので、米国社会にはかなりすんなり入る事が出来ました。それでもアメリカに来た以上は白人を雇わなくてはいけないと思い、バイブルを英語で毎日読み、最初は日系の日本人教会、其の後アメリカの教会に通った。

バイブルはエペソ・コリント・ローマが好きであったが・・・・。当時は若かったので、英文のバイブルと日本語の安岡正篤さんの「大学」「論語」等を朗読していた。

西洋にかぶれる事無く、東洋の良きものと日本独自のいいもののバランスを取りながら学びました。かっての白人連中は基本の価値観は「聖書」にあった。これの深さが個人に浸透している時は大きな犯罪は幾分少なかった様に思う。(続・・・)