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【モラル・産業・物造り・民度・文化・国家】①
Wed, December 04, 2024 8:03

【モラル・産業・物造り・民度・文化・国家】①

今朝2時半頃ににBedの中で、上記の事が思い浮かび、即、筆を取り、ノートに書いてみた。すると意外に書ける。大枠だけであるが・・・気づきを述べてみたい。

国家を作り上げたり、文化を作るには「民度」の高さであり、そして「物造り」に向かう。【物造りは人間造り】であるから、[小さな事] に気づく迄徹底する事であろう。

1970年位迄は、英国やフランス、イタリア、米国も物造りに安心感があったし、日本も見並ぶべきとして学習して追従してきた。1985年位から、安かろう悪かろうの中国が参入してきて以来、何処かおかしくなってきた。

ここ30-40年を俯瞰してみると、中国社会には「モラル」という「民度」がかなり欠けているので、世界全体の民度がかなり低くなってきた感がある。彼らには国家として、社会に【モラル】が欠けているのだろう。西洋が持っていた【価値観】とはかなり異なるので、奇異に感じる。

安さで世界を席巻するのはしょうがないが、【モラル】という基本的な【価値観】があってこそ、「産業」も活かされて行く、1776年以降、ワットや、米国の独立宣言以降の約250年は西洋の隆盛の時であった。

キリスト教を通じて、社会に倫理・モラルがあったからこそ、西洋や、米国が発展したのであろう。私はモラル社会こそ、文化や文明を築く根幹だと思っている。アメリカ社会にキリスト教や教会活動が盛んであったからこそ、米国は繫栄したのではないかと思う。(宗教がああだのこうだのは別にして)

最近キリスト教が減退してきている・・・・・。これが米国を衰退させてきている「原因」ではないかと思う。米国は信教の「自由」を取り入れている。米国に取っては、ユダヤ教・キリスト教が西洋文明・文化の基本であろう。

週一で「教会」で【神様】の言葉を聞く事で、何もない人よりは幾ばくか、生き方に倫理・モラルが行き渡る事は良い事ではないかと思う。みだりに「宗教」に前のめになるのは今一つであるが、人間の生き方の中に、「神様」の存在があるだけで、かなり異なってくるし、無謀な生き方に歯止めが利く。

私はここ40年位、聖書と、論語、四書五経に親しみ、西洋と、東洋、日本の文化を学んで来た。「日本」は何で西洋以外で雄一G7と言われる国家になったか?。それは日本には江戸時代に築かれた、【モラル社会】の確立があったからであろうとみている。日本社会には無意識のうちに、仏教や、儒教の教えからの学びが、社会の中に浸透していた。

今でも、政治家や、実業家、俳優等の方々が不倫の不祥事を起こしたら、猛烈に批判があがる。ここにまだ日本の【良き価値観】が存在しているのは素晴らしいと思う。これが人間社会の「基本」であり、「原理原則」であろう。(後に続・・・)