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【モラル・産業・物造り・民度・文化・国家】②
Sat, December 07, 2024 3:56

【モラル・産業・物造り・民度・文化・国家】②

共同社会の中で、【モラル】を持つという、共通の「価値観」が民族や国家にきちんと形成されていれば、次なるものは「教育」であり、「経済」であろう。教育はモラル・倫理・道徳を学ぶ一方で、日々新たに進歩する社会に適応して行かなくてはならない。

それには「経済力」を付ける事であり、経済力を通して、「教育」と新しい「産業」を受け入れて改良・改善して、「完全」なる製品を作る事にある。新しい産業に向かうには「向上心」が必要である。18世紀半ば以降の英国は「向上心」が素晴らしかった。私は中学生の時に翻訳ではあったが、Samuel Smiles/Self Help(自助論)を読んで感銘を受けた。

1858年頃だった思うが、Smilesによって書かれ、日本では「中村正直」が「西国立志編」と題して出版されて、当時は福沢諭吉の「学問のすすめ」と並んで、100万部位売れたと言われる。私は中学、高校と読み、これにかなり刺激を受けた覚えがある。時々元気が出てこない時は今でもこれを読むとがんばろう!と言う気になる名著である。

向上心が基本であるが、例も多いので、非常にわかり易い。機会があれば、是非読んで見られたら良いと思う。

資本主義は「経済」が主であり、「自由」の中に【新しい産業】が芽生えてくる。新しい産業が産まれて、社会は前進して行く。私は資本主義が大好きである。日本に生まれ、アメリカで人生の大半を凄し、実業に挑戦出来た事に感謝している。

人間は「自由」が好きだし、与えられた才能を遺憾なく実行できる世界は素晴らしいの一語に尽きる。そういう意味では、社会主義・共産主義の国に生まれた方々は本当の「自由」を謳歌出来ないのは可哀そうであり、残念である。【人間は環境の動物】である。自分の置かれた状況が自由選択できるのであれば、それに越した事はない。

英国、米国、日本に感謝する。これらの国々はある程度の良き「価値観」があれば、幾らでも何でも【挑戦】できるのである。「ゼロからの出発」が可能なのが良い。誰でも「挑戦」できる人生があるのであるから・・・・。

「産業」はこういう「自由」の中から、「向上心」がある民族によって進んできた。資本主義・民主主義・教育・経済・・・と言ったものに必死に立ち向かえば、人生は必ず、「勝利」するだろう。出来るなら「モラル」を磨きながら、理数系で時代の先進をつかみ取り、チャレンジして行く環境に置く事だろう。

「環境」は重要である。世界のTopと言われる場所に居る事である。大学でも、大学院でも、まだまだ英国や米国は先進している。今は生涯教育の時代であるので、ある程度お金を貯めれば、又学校に戻り、勉学する事も必要だろう。「学び」は学校だけではないが、社会も前に向かおうという環境のあると所にいるべきだろう。

中国では昔、「孟母三遷」と言われ、孟子の母が子供の教育の為、3度の引っ越しをしたと言われている。教育や経済力は「環境」の一番良い所で、「新しい産業」が産み出されそうな地域に居る事であろう。日本も良いがまだ1,3流である。やはり、今なら「米国」である。

若い方は是非米国でチャレンジして欲しい。向上心と負けない気持ちがある人は無限大の可能性がある。是非勇気を持って、「挑戦」して欲しい。決して後悔はしないでしょう。皆さん、「決断」される事を祈っています。!!!。