【アメリカ社会の変容とユダヤ人】
アメリカの社会の変容は著しい。移民の方がじゃんじゃん米国に入ってくる。世界の一番強い国、「権力と富」に溢れる国に世界中から【富】を求め【自由】を求め、【教育】を求めてやってくる。今の米国は門戸が開きぱなっしである。若い人に取って、殆どが自国にいるより、無限大のチャンスを持つここアメリカで、挑戦出来る機会を与えられている。
中国、朝鮮、ロシア、東欧・・ベトナム、中近東・・・南米・・・と至る所からやってくる。自国が貧困なり、自由がないからであろう。残念ながら日本人だけが日本国に帰っていく。「変化」に適応しない、出来ないのである。
私はアメリカに来る時に人生はここで死ぬという「覚悟」の元でやって来た。目的は勉学と、実業で「世界チャンピオン」になりたかっただけである。憧れはない。人生を賭けるに値すると思ったからである。今の移民の方々も多かれ少なかれそうであろう。
1970年代の初めはまだまだ、「白人」主義の時代であった。白人からは「Jap!」と罵られ、差別されながらも時代が変化するようになると変わって来る。一番の例はユダヤ人の変遷であろうか。1930年頃から始まったユダヤ排斥のお陰で、ヨーロッパやロシアからのユダヤ人がNYのブルックリンやダウンタウンに棲みついた。
彼らはただユダヤ人というだけでの排斥、差別である。しかし彼らは長年の「教育」と「経済力」には秀でていたお陰で、ほぼ60-70年間で、アメリカを占拠したといっても過言ではないだろう。イスラエルという国を建国して、アメリカの政財界、教育界をほぼコントロールできる迄なっている。Ivyリーグの大学の30-40%はユダヤ人教授であり、主要金融関係のTopはほぼ40-50%を支配し、政治は数少なくても上手な仕組みで「選挙資金」しやすいシステムを作り、民主党のほとんどをコントロールし、イスラエルの防衛のためにアメリカの税金を上手に使って、アメリカの防衛費と言いながらイスラエルにお金が行くように導いて行く。
Media 、広告、映画産業・・・弁護士業・金融界・・・ほとんどの分野で「Money」と「知識」で様々な業界をコントロールして行く。素晴らしいの一語である。なぜもっと日本のMediaや教育界の人々が真剣に「ユダヤ人」を学ばないのか不思議で仕方がない。もう従来のアメリカは「白人社会」はほぼ終了しているにも拘わらず、変容の「本質」を把握していない、しようとしないのが残念である。特に経済・金融に携わる方はもっと真剣に「ユダヤ」を勉強して欲しい。
又政治にかかわる方はワシントンやロビーはもうユダヤ人が牛耳っている事を知るべきだろう。彼らは殆どがユダヤ系アメリカ人であって、もう従来の白人系アメリカ人とは異なる事を「理解」すべきであろう。
理系は医者に、文系は弁護士に・・・そしてお金儲けは金融ときちんと明確な目的をもって子育てして行く。アメリカのノーベル賞の2000年以降は殆どがユダヤ系アメリカ人である。日本から見ると白人アメリカ人に見えるかもしれないが、米国に住む我々からするとユダヤ系アメリカ人としっかりと「認識」出来る。今後もう少し、このユダヤ系アメリカ人を注意深く見て行きたい。