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マンハッタンの商業不動産:Big チャンス!コロンビア大学近辺ー富裕層中国人学生は、おいしい中華・日本レストランを待ち焦がれています。
Sat, February 28, 2015 7:00

中国経済の成長ピークはとうに過ぎ、ここ1,2年で急激に減速していると言われています。しかし都ならぬ「マンハッタンの西北」にあるアイビーリーグ、コロンビア大学、大学院は「富二代」「官二代」と呼ばれる中国人留学生で溢れています。例えば、2014-15年のある学部の定員は約200人ですが、その半数にあたる100人強が中国人留学生です。一方日本人留学生は2-3人です。バブルで沸いた80年後半ー90年代でさえ、約10人そこそこでした。 驚く事に、同大の1年間の学費は、日本円にして約500万円。家賃と物価が世界一と言われるマンハッタンにキャンパスがあるため、生活費は一ヶ月20万円は下らないでしょう。交際費、衣類等の経費を含めると約850万円にもなり、彼らがどれだけ恵まれた富裕層の子弟なのかよくわかります。 そんな彼らの暮らしぶりは、どのようなものなのでしょうか。 どんな小さな買い物でもネットで済ませてしまいますが、この「90后(ジューリンホウ):「后は日本語で「後」の意味で、90年代生まれの若者」世代の特徴です。彼らがネットショッピングするのは、「時間とお金の節約のため」ではなく、ネットで欲しいものを見つけると、まずレビューに目を通し、最終的に購入するのは売れ筋で、かつ自分達が支払える限界の一番高い人気商品です。彼らは可能な限り高品質な物を求め、お金に糸目をつけないようです。学生達は日夜勉強に忙しいにも拘わらず、ネットショッピングは、「時間の節約」ではなく、自宅や図書館で勉強している間に出来る「息抜きレジャー」なのです。 そんな潤沢なお金が使える彼らにも唯一の悩みがあるようです。コロンビア大学の周辺には、中国系のスーパーマーケットが一軒もない事です。又まともな中華料理店もないのです。実はこの世代は日本語の漫画をこよなく愛読しているので、「寿司」や「カツどん」、そして「焼きそばパン」という日本独特のフードもよく知っていて、日本食も大好きなのです。それなのに日系スーパーもレストラン、お寿司屋さんも日系のパン屋さんも、カフェさえないのです。 彼らにとってのストレス解消法は週末はダウンタウンにあるチャイナタウンやミッドタウンにある日系レストラン、パン屋さんに出かけたりして息抜きをしています。食に関しては、かなり不自由な生活を強いられているようにみえます。ですから、どなたか勇気あるチャレンジャーとして、大学近辺に中華や和食のレストラン、パン屋さん、日系+中国スーパー、寿司屋さん、カフェ等をオープンさせたら、枚挙に暇がないほど、中国人留学生が押し寄せ、大繁盛するのは間違いないでしょう。 弊社では大学近くの物件も豊富に取り揃えていますので、御気軽にご連絡下さい。