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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【ニューヨークで念願のレストランをオープンする】④
Mon, October 29, 2018 6:00

【ニューヨークで念願のレストランをオープンする】④ 出来る事なら資金、期間、人財に「余裕」があると一番良いです。特に資金は凄く大切です。75万ドルの予定の時は100万ドルの資金でやる感じです。特に期間が必要なもの、ガスが来る来ないはレント以上に大切ですから、かなり無理を承知で、ガスの許可まではFree Rentにして下さいの位の意気込みが必要です。(弁護士さんの交渉腕にもよります。) 又思った以上に売り上げが上がらず、10年リースをもらっても1年で撤退しなくてはいけない時も想定して、6か月前の告知で3,4年分のレントを支払って退去出来る条項を付けてくれるように粘り強く、ブローカーさんや弁護士さんと一緒にやる事でしょう。 始めるにあたって、撤退の事を云うと嫌がられますが、常に客観的な見方が必要でしょう。先日も快進撃されていた会社が撤退条項が入っていなかったので、かなり苦しい状態で、どうしていいかお悩みで弊社にいらっしゃいました。攻める時にこそ、守りを固めながら・・・経営者はここが出来るかどうかという事になります。 又万が一の時のためにサブリース条項も入れますが、これはこれで大変です。サブリースで貸しても新しいテナントがそれだけの実力がない場合は、本リースをもっている方の責任になります。それと会社は単体で一つの店舗ごとにLLCを作り、出来るだけ日本の本社の責任がないようにしておくことも重要です。 又期間は売る時やサブリースを考えると10年より、15年より、20年が良いでしょう。常に撤退、売る事を念頭に入れながら契約に臨む事です。イケイケどんどんの時にこういう気持ちで立ち向かう事はとても重要です。 又保険も大切です。火をつけられたり、キチンから火が出たり、従業員の方々がお金儲けのためにストライキすると今の状態ではほとんど勝ちますので、弁護士料金や損害の期間をカバーしてくれるビジネス保険は絶対に必要です。 こういう複雑な事は最低商業不動産の20-25年以上のブローカさんや弁護士さんが必要でしょう。今悩み中の方、初めてニューヨークに店舗を出されたい方は経験豊富なSakai不動産にお尋ね下さい。