SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【ニューヨークで念願のレストランをオープンする】③
Tue, October 23, 2018 6:00
【ニューヨークで念願のレストランをオープンする】③
交渉は常に大局的にみてどこが最重要かをまずは考えます。そしてこちらの主張と相手の言い分を何処まで聞けるか・・・5分5分という事はほとんどありません。まずどれ位の期間空いているかを丹念調べます。それと市場は需要と供給で決まりますから、今の立ち位置は如何かを双方の立場で・・・まさに碁や将棋の類と同じです。
決して奇抜な手を出さず堂々とやる事が肝心です。相手を試したり、嘘は決して勝利に結びつきません。ただインドの方や中国の方、中近東の方との交渉は人にもよりますが、嘘はかなりありますので要注意ですが・・・最近は韓国の方も信用は出来ません。最後のクロージングの30分前に急にいやこうだから・・・その時は飲むことなく、じゃやめましょうが一番です。「じゃやめましょう」と言えるようになれば相当のプロになります。
そしてじーーと静かに忍耐の時を過ごすのです。すると相手から降りてきます。其の時にぐいと打つのです。他に取られる時はもう諦める!これがいいんですね。他に取られるという事は余りありません。大体が未熟な方のやり方です。
弁護士でも経験不足な方は、この沈黙に耐えられず、降りてきます。こちらの時間とお金に余裕があるようにやる事でしょう。ただ最近はSpeedもかなり大切ですから、その辺のタイミングを見誤らいように分析しながら、てきぱきに動くことが大切です。ですからブローカー&弁護士さんは一体になる必要があります。
今回も相手の弁護士さんが休暇を取って2週間位マンハッタンにいなかったり、日本との連絡が十分でなかったりとありましたが、毎週流れをCheckしていました。
(次に続く・・)