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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【ニューヨークの商業不動産ーレストラン・店舗を出す】②
Sat, September 08, 2018 6:00

【ニューヨークの商業不動産ーレストラン・店舗を出す】② 最近はビジネスの展開はもの凄く速いです。食べ物・ファション・建築(コンド)等はもう5-7年サイクルではなくて、2年―3年のサイクルです。今は1年が3-4か月がワンサイクルに変わってきています。今は9月ですが、今年の2月、3月ももうかなり前のような気がします。ですからワンサイクル3,4か月で計画し、時代の流れを読み取る必要があるように思われます。 時代は常に「New」を好みます。 それでアジア系の方々の時代の適応能力は素晴らしいのは、かってロッキー青木さんが70-90年代に成功された「Stake House」のフランチャイジー、他州では韓国、中国人のオーナーが多かったと言われています。 最近は「Sushi」がアメリカではもう完全に受け入れられ、日本食ではあるものの、オーナーの60-70%以上は中国系であると日本人の卸業者の方が言っていらっしゃいました。素晴らしい『適応力』ですね。日本で日本語の勉強で留学、アルバイトは寿司屋さん、ラーメン屋さん居酒屋さんで3-4年見習いやキチンヘルパーをやって、その技術で、需要のあるアメリカに来て、中国人経営の日本レストランに勤めて、10年経てば、親戚一同でお金の出し合い、昔の日本の頼母子講みたいなシステムでそれぞれが成功してヘルプしていきます。 今、今後、流行るものは何か?これを毎日のビジネスから嗅ぎつけて、現場から物事の本質、原理、原則に処していく、これが変化に対する適応力でしょう。食べ物は特に「文化」ですから、日本の文化のきめのこまやかさや丁寧、確実さが作品、製品、サービスに表されていけばまだまだ強いです。中国のコピーの力、韓国の性急さと粗雑さ・・・日本はじっくりと「良いもの」を作り上げながら、もっとマーケットの動向を洞察する力と英語力を磨けば、このアメリカではまだまだ行けそうですね。