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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
ニューヨークの商業不動産ー「店舗」貸しますが急増ーお店をオープンするにはチャンス③
Fri, April 06, 2018 6:00

【ニューヨークの商業不動産ー「店舗」貸しますが急増ーお店をオープンするにはチャンス③】 全てはタイミングです。市場は生き物、天邪鬼です。2週間前は雪で全然問いあわせなかったのに・・・急に暖かくなって問い合わせが入ってくると、オーナー側は君子豹変はざらです。先日まで猫なでの声が急に高飛車だったりリターンコール、返信メールがこなくなったりします。 前回の交渉で$15,000-$16,000/Monthで再度交渉です。相手はしぶとく$19,000以下は下げないとオーナーが言ってると強気です。それでテナントさんになる方に、もし$17,000-$18,000なら取りますよ・・・いいですねと確約しておきます。こういう交渉はその時の「空気」「流れ」で決まるものですから、事前の打ち合わせはとても大切です。 値段で相手が譲らない時は10年契約を15年、20年契約したり、Good Guys Clauseと言って、契約期間内でも5年過ぎたら1年、半年前に出るという事を伝えたら、Depositは取られますが、そのままKeyを返して出ると事ができるとか・・・不動産契約を良く知っているブローカーさんや専門の弁護士を使うと色んな意味でビジネスが上手く行かなかった時を想定しながら進める事が出来ます。ですから商業不動産は20年以上不動産業務や契約に携わっているかどうか聞いて紹介してもらうのがいいでしょう。契約はリースだけでなく、期間、値段、税金、サブリース、諸項目・・・・、先ほどの途中契約解除と色んな決め事があります。 市場以外は常に家主側が強いという前提で進めて、如何にビジネスが上手く行かなかった時に「途中契約解除」出来るかを入れるのが腕利きの弁護士さんのお仕事になります。(後に続く)