【ニューヨークの商業不動産ー「店舗」貸しますが急増ーオープンするにはチャンス!】①
今日はもう4月と言うのに朝起きると銀世界。郊外では粉雪とはいうものの、3-4cmも降って学校が休校になった所もあったようです。マンハッタンは朝はみぞれのような感じで幾分横殴りの小雪でしたが・・・なぜこうも天候の事ばかり興味深く書くかと言うと、天候とニューヨークの「不動産」はかなり直結しているからです。
特に重たい雪が降り、電車が良く立ち止まったり、市内、郊外からのバスが運休したと聞くと、たちまち問い合わせの電話が減ってしまうからです。ですからテレビでもニュースキャスターと変わらない位に天気予報のアナウンサーは重宝されています。
今日もそんな中でしたが、弊社で預かっているアパートを貸し出す事になりShowingしたあと、マジソン街をぶらぶらと歩いていると職業柄か無意識に[Retail for Rent](店舗貸します)が嫌に目立つなあーという感じです。12月26日過ぎると「店舗貸します」が増えるのですが、今まで高ぶりのレントで商売が今一つなのでしょう。
経済に政治がからむと決してよくないですね。経済は「自由」が好きなんですね。水の流れと同じで、規制がないと出入りが自由だからこそ新陳代謝があっていいもの、悪いもの、時代にそぐわないものが追い出されて物事の本質で自由に回ってこそ自由経済なのに、トランプさんの・・・さん入国禁止は自由な人とお金の流れを悪くしてしまい、人の流入、お金の自由なる流通がないと活気が今一つとなります。特にニューヨークの良さは「自由」だからこそ世界中から人とお金がやってくるのですからね。
今まで日本レストランを出店するには座席約60-70席で家賃が約$20,000/Month(約200万円/月)であったのが今後家賃は多分20%位の値下がりが出てくるでしょうし、また不動産屋さん、弁護士さんの交渉の見せ所となってきます。
我々はデーターでもうどれ位空いているか、あの家主はもうだいぶくたばってきているな、特に5階建てのビル持ちのオーナーで2,3軒のビルしか持っていない所は大体6-8か月空いていると交渉に弾みがついきます。・・(次に続く)