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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
ニューヨークの商業不動産ービジネスは結局は「人財」である。
Wed, November 29, 2017 7:00

【ニューヨークの商業不動産ービジネスは結局は「人財」である。 毎年のBlack Fridayには、めったに買い物しない私ですが、世間では喧噪なくらい定価の50%引きを吹聴しているので、冬用のコートでも買おうかなという気分になり出かけました。最初は5番街のユニクロに行ってみました。凄い!凄いもう足場がない位に人、人、人・・・です。数年前と異なり、ユニクロは中国系、アジア系のみならず、アメリカの中産階級のあたりまで食い込んでいる感じでした。もう5,6年たつのでしょうか・・・5番街の53丁目のお店はヒットした感じです。ユニクロTopの経営陣のDecision Makingがあたったなあーと思いました。   又何事も石の上にも三年と言われるように、ブランドを確立して安定感を出すには、3-5年はかかるものですね。オフィスから近いので、勉強をかねて良く観察にいきます。そしてほぼ同じような場所に20年来有名なGapのお店があります。品物やお値段はほぼ似たようなものですが、マーケティングと人財の2つは凄く違いがあります。   ユニクロのマーケティングは消費者が良い製品を幾分割安感で買えるという印象を持たせるのに成功しています。またレジもそれ程待つことなく流れていきます。比較的訓練されて対応が良いのです。又一応ポリシーを持ってアルバイトであれ、人財を選択しているように見えました。ここで、ぐるーーと品物をみてGapに行きました。かっては消費者の買いたい値段、$19.95, $24,95でかなり良い品揃えをしていたと思われたのに、今はそれほど買いたいと思わないものが$34,95です。   あれ!これはかってのGapやじゃない・・・という意識が先に芽生えました。値段を高くして50%引きです。これじゃ買えないなあーという気持ちです。それだけでなくレジには訓練されていないアルバイトばかり、待っている方はイライラです。30人が並んでいたでしょうか。20分も時間の無駄をして、レジの方にトイレはどちらでしょうかと聞くと隣の??ユニクロにありますから・・・・もう勝負ありです。もう2度とこのお店に来ないぞ!!という怒りがこみ上げてきました。商品を売る前にトイレ位作ったら??、又もっと人を訓練して良い人財を雇用したら・・・全然消費者の立場でないんですね。Gapはおそかれはやかれ消えてなくなるお店だなあーと思いました。(お客様は怖いですよね。だまって消えていきますからね)   それでGapの袋を下げてユニクロのトイレに戻りました。結局トイレだけでは悪いので、下着一枚を買ってしまいました。ユニクロのトイレは綺麗でした。専用のクリーニングの方を雇っていました。Gapにトイレがなく、ユニクロに行ったら???信じられないアメリカの商法です。これじゃ成功するはずないですよね。Gapさんのサービスを他山の石としたいと思いました。商売は常に丁寧に、お客様の目線が大切ですね。!!先日はとてもいい勉強をしました。感謝です。!!!