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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
ニューヨークの商業不動産ー画廊探しから日本クラブでアートオブジェ展へ
Fri, April 14, 2017 6:00

昨年弊社に金剛仏像で知られる作家・竹内修さんがご訪問されました。最初に会った印象はやり手ビジネスマンで中小企業の経営者、ニューヨークで物件を買って、そこで自分たちが創り上げている美術をニューヨークの画廊を通してニューヨークに出したいと・・・・今までもバブルの時に多くの日本からの画廊さんのお世話した経験によれば、画廊経営と不動産経営はかなり似ている所があります。又ニューヨークのユダヤ人は不動産で儲けた人がモネ、ピカソ、シャガールなどの西洋の絵を買いあさったり、有名絵画を集めて画廊を開いていた人がビルを幾つか保有されていたりとかなり密接な関係があります。

竹内さんも貿易や、不動産、IT関係のお仕事でかなり成功されたあとに、富山県、高岡で200年の伝統をもつ銅器製造業に当たられ、日本では理工系の学部を卒業された後、フランスにも留学されて、禅思想からくる考え方や美意識を表現されたく、(それは日本とフランスで培った「愛と文化と知恵」)ニューヨークで是非個展か、展示会を開きたいという事でした。

我々としては画廊を開いて頂くかコンドをお買い上げになって頂くのはビジネスとしては嬉しいのですが、純粋にご自分達の作品を展示するだけなら、まずは日本クラブでオープンされて、その後に興味があれば、画廊を開かれたら如何ですかとお薦めしました。お話しを2時間ほど伺ったのちに、West57丁目にある日本クラブに伺いました。知り合いの内藤さんが快くお会いして下さり、又担当のほんださんもてきぱきとお仕事が出来る方でした。不思議な縁で話がとんとん拍子で進み、お会いになって、審査も早く数週間で開催OKとなりました。

人生の縁はわからないものですね。人のちょっとした邂逅が一つのドラマを作っていきます。まずは昨年12月に一度目の個展を、そして今週水曜日から2週間、竹内修(おさむ)さんの「青銅アートオブジェ展2017NY」の2度目の個展が日本クラブで開かれています。

ビジネスの前に「人柄」が一番ですね。又ビジネスに成功される方は「素直で、人に好かれる性格」を日頃から心がけていれば、必ず運や縁がついてくるものだとしみじみ思います。今回はビジネスに至らずとも、何か人の為になったなあーという不思議な充実感があります。機会があれば、日本クラブの7階でやっています、竹内さんの個展を訪問してあげて下さい。

URL: http://www.logerjapan.co.jp/

今回の個展の詳細は、 http://www.nipponclub.org/ を参照して下さい。