「ニューヨークの不動産」－建物に、生きる事に知性美を感じさせるニューヨーク。 アメリカは人種のるつぼと言われてからもう半世紀以上になります。ここ２０年以内でも世界中から「自由」を求めてやってくる移民の多さは凄いものがあります。今もニューヨーク・マンハッタンの至る所に銀行がありますが、かっては白人の方だけの採用でした。 ７０年代にはユダヤ人の方ですら大手の銀行で雇用されるのはある限られた専門分野の方々だけでした。それがここ１０年前からイスラムからきた方々が母国の衣装を着たままでテラーとしてお客様の対応をしている姿が時々みられます。 米国は懐の深く広い国です。表立った階級はなく、誰にでも「公平」・「自由」の門戸は開かれています。職業の自由の選択があるということは素晴らしい事です。人間が「創造的」になるには、安全で過ごしやすい環境が整って、社会が平和であれば、色んな発想が無限に出てきます。 ここには宇宙・自然の法則・人間・社会の規律、原理原則を重んじながら、人間が自由に生きる、知性を深めて美を生み出して何かを創り上げていく環境が揃っています。最近は色んな分野で、The Art of the Negotiation, The Art of the management・・・と言われ、全ての分野ではArt,芸術的なものが好まれています。 私自身も「人生＆経営は芸術｛美）である。」と思っています。強さ，優しさ、深さ、広さ、柔和でソフトで穏やかでありながら、凛とした締まりがある・・・・・理と情を持ちながら知性を表す、全てにバランスが取れているものに憧れます。日本の松下幸之助さんが晩年に「会社経営とは芸術なり」と書かれていたのを読んで納得したのが１０年位前でしたが、今は人生も経営も建物も被造物全てに「美」が存在すると思うようになりました。 特にマンハッタンの新しく建てられ商業ビルには感動します。大きなビジョンがあり、変化に富んだ思考があって、規律正しい工程を基に細部に至るまで詳細で精巧に満ち、なおかつ完全に作られていく建物のをみると、人間が作り出す知性のバランスに感動します。 ニューヨークは知の美に溢れているからこそ、魅力があるのでしょう。ここに住み、ここでビジネスをやるには知性を鍛えてお互いが競い合いBattleする。これが生きているという証を示し、なお一層人間力を高め、厳しいビジネスを通して一人一人が社会に貢献していくのでしょう。時々、ニューヨーク、万歳！！と叫びたくなる時があります。皆さん、ニューヨークは活力があって楽しい所です。、ここで貴方の人生を賭けてみませんか！。醍醐味はあります！！。
