ニューヨークの不動産は今が買い?ですかという問い合わせがかなりあります。ある意味ではYesでしょうねと言っています。面白いのは、Streeteasy等に乗せている期間が、予期した以上にかなりの物件がそのままの状態なのです。昨年の今頃はListingするとリーズナブルな値段ですと約60日ー70日も出していれば、大体Listingの5-6%引きでオファがあったものですが、今回は幾分長めの様な気がします。
そのような状況の時、オファされる方がかなり低めでも結構売り手の経済的な理由から低めでもOKという事になります。勿論価格にもよりますが・・・・。弊社で預かっていたコープ等の30万ドル前後のものは、Listingしてから3日目でオファがあったりします。これが良い場所にあってもStudioが74,5万ドルになると69万ドル前後のオファがありますが、物件が少しふるかったりしますと、買い手はお部屋の設備や床等を新しく換えたいので、5万ドルから10万ドルをかけて直したくなります。ですから、出来るだけ低くオファしたがります。又同様にコンドの1Bed$One Million以上であれば、買い手もかなり少なくなってきます。
ニューヨークは今ままでも小休止しながら必ず右上がりでやってきました。またこれからも今回のように小休止しながら上がり続けるのではないかと思います。今回は日本の爆買いが終わった90年代の感じに似ています。80年代は日本の爆買いで好景気でした。90年代は大丈夫かな?と思っていたら2000年頃にロシアの幕開けが始まり、インド、ブラジルから買い手があり、20006年ごろからは中国の爆買いが此処10年位あったように思います。
一通り地球のさまざまな国の景気が一巡した感じです。ですから今はある意味の「小休止」であるような気がします。買うお金がある人なら「今が買い」の状況でしょう。此処暫くはこの状況が続きそうです。それから又日本、中国、インドの爆買いが来るのではないかと思っています。そうであれば、買いは今がチャンスでしょう!!。逡巡せず決断すれば、将来の見通しは安定が待っていますよ!!(老後の期待以上の年金貯蓄?)