今日は掘り出し物物件のお話です。3月から4月、そして5月の連休と供に日本からのお客様がわんさといらっしゃっています。日本だけでなく、中国やインドからも英国、イタリア、ブラジルからと問い合わせが多く、特にレストランやファッション系の御店を出したいという問い合わせが今年はとても多くなりました。 問い合わせが多いのですが、いざ物件を気に入っても、会社設立が出来ていなかったり、City Bankの口座にお金が入っていなかったりで、其の間に競争に負けてしまうという事もままあるようになってきました。ですから先ずは会社を設立されて、口座に10－20万ドルを入れて、物件探しを始められる事をお薦めします。（会社設立、弁護士さん、会計士さん、建設業者さん、マーケッテング等の専門職の人は無料でご紹介致します。） 最近はマンハッタンの何処でもかってのSOHO地域の感じで、昔あまり見栄えがしなかった地域が昔のままのブリックの状態で残っていたりして、良きアメリカの時代を醸し出すような地域が幾つかあります。Hell’s Kitchenとよばれる、８，９，１０番街の39－56丁目や、Lower East Villageなどもこれからますます流行っていきそうです。3年経つともう町並みは見違える程です。Ochard Stはまさに20年前のSoho, Bleecker Stの匂いがします。 今日の掘り出し物は、数ヶ月前まで共同でお店をやっていた方が仲間割れして空いたお店です。900SF（25坪）あり、一階でもキチンが有り、地下にもキチンと大きな業務用の冷蔵庫有りです。それで家賃は$9500/月（約95万円）で10年のリースが可能です。今は新しくお店をやる時にはガスをひくのに大苦労します。6ヶ月かかる時もあります。それにビール・ワインのライセンスが既にありますので、申請しなおすだけでOK。一番難しいダクト（排気口）が既に取り付けてありますから、これらだけで20－30万ドルは使わずして、内装にわずかにお金をかけるだけで、開店できそうなお店です。このブログを読まれた方でニューヨークでお店をやってみたいという方、緊急に御連絡ください。（ただお食事は美味しく作れるという自信がある方が好ましいです。）いいものは即断できないと幸運を導き出す事が出きませんからね。トランプさん曰く、「運は自分で導き、引き出すものだ。」と・・・・・。皆様からのお問い合わせをお待ちしています。
