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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
オフィスを借りる時(2)
Mon, April 14, 2014 0:00

最近見逃せないのがVizaの確認をしてくる家主もいます。小さな600-200SFを借りる時はパスポートの提出や、前払い6ヶ月分といわれる事もありますが。それはブローカーの交渉でしょう。信用するものがないので、先ずはお金を6か月分支払う事に同意して、その次にはSubject条項をつけるのです。間違いなく毎月2年間期日に支払われていたら、SecurityDepositは3年目以降は一ヶ月、3年過ぎたらもう一か月分を返してもらうという条項をつけて、最後には3-2月のSecurity Depositにしておけば、いつでもでられる状態になります。又すでにNYCでOfficeをかりてていれば、信用調査で、Security Depositは3-2ヶ月にしたいと家主側に強く言う事も可能です。 景気や業績がいい時は見直すこともなく、気が使いないうちに年月がたっていきますので、常に撤退を頭に入れた条項をいれて、粘り強く、最初に交渉しておくことでしょう。出来る事ならサブリース条項を入れるよりもGood Guy Claseといって、Keyを家主にかえして、残りのSecurity Deposit3-2ヶ月でさようならする条項を入れることができれば、最高でしょう。期間の満期までの契約に縛られることは避けられるし、お金で解決ができるからです。これらのことができるのは20年以上のキャリアの不動産ブローカーか不動産弁護士でしょう。そういう意味では多くの経験がある45歳以上の方々がいいでしょう(若くても出来る例外もありますが・・) つくづく思うのはレンタルアパートやコンド・コープの売買は3-5年でできますが、リース契約、店舗契約は一人前になるには寿司職人と同じで、10年かかります。ラーメン職人は3-5年でOKとの違いでしょうか。ですから不動産に関係している方には何年おやりになっていますか・・・と直接に聞かれるのがいいでしょう。不動産ブローカーでも弁護士でも誰を選択するかが、NYで成功するかのKEYになります。