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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
新しくオフィスを借りる時
Wed, April 09, 2014 4:31

最近幾分景気が上向いてきたのか、それ程多くありませんがミニ、或いスモールのオフィスをオープンしたい、店舗を探したいという問い合わせがかなりでてきました。1980年代は日本の大手の会社が軒並みNYに事務所を大きく構えて手広くやっていたのですが、1990年半ばから撤退や縮小気味で今一つでしたが、新しい形で、日本でのオーナー経営者が40-50台の会社が800-2500SFでオフィスをさがすというケースが新たなブームとしてやってきています。それでNYCにオフィスをオープンする時には・・・・心構えと概要をのべておきたいと思います。 オフィスを借りる時(約3000SF(約83坪)以下のオフィスを借りる時) かっては800SF(22坪)前後で最初にNYCでオープンする場合には5-10年のリースをくれたものですが、ここ数年全般的に撤退が多いので、どうしてもそれを前提にすると3-5年のリース契約をして、契約が切れる6ヶ月前か1年前に、契約の更新するか、それで止めるかのオファをするというのが普通になりつつあります。勿論例外は常に存在しますが・・・。 NYCで日本からの子会社とい形か、現地法人にするかによっても異なってきますが、最近は日本の本社にまで迷惑をかけないという意味で、現地法人会社が多いようです。かっては訴訟ということも余り無かったのですが、最近はもうむやみやたらに訴訟しあうよになってきて、多額の賠償金を支払わされたりしますので、何時でも会社を解散できる形にしておくほうが無難と言う事になるのかもしれません。 日本の本社が責任を持って全てを支払うと言う事であれば、Security Depositは”ゼロ”であっても家主にとっては問題ないのですが、子会社であれば、問題がおこれば、全て本社の責任になるので、やっかいな事になります。それで現地法人化しておけば、お金だけで解決します。大体がSecurity Depositが6ヶ月ー3ヶ月です。規模にもよりますが、600-1800SFであれば、3,4ヶ月のDepositと2ヶ月のフリーレントということになります(5年のリースの場合)、3年のリースの時はフリーレントは一ヶ月くらいでしょう。それに最初の月のレントということになります。(次に続く・・・・・)