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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
ニューヨークで、「店舗」を開くには①:
Mon, September 23, 2013 0:00

  今はラーメン屋さん、お寿司屋さん(中国系経営者を含む)、ヘアサロン・・・・・・、様々な人がニューヨークにお店を出したい、又は撤退したいので売りたい・・・・というお問い合わせがたくさんきます。 1)日本に既にお店がある場合、お金の投資額が50-80万ドル位以上あれば、こちらに店舗がなくても、かなりスムーズにオープン出来ます。 2)日本にお店がないが、経験あるパートナーとで、NYで50万ドル以上投資してお店を作りたい。 3)日本でも、NYでもお店がないが、80万ドル位のファンドのお金は集められそう。 4)今ニューヨークにある日本のお店で働いていて、15万ドル位の資金があるので、なんとかお店を開きたい。 多くのケースは、この4つにあてはまり、特別なものを除いて、大体これに付随します。 1)の場合は、殆ど問題ないでしょう。ロケーションと何をやるかだけですみます。 2)日本にお店がないので、クレジットが取れず、よい物件を得る事はかなり難しいです。それで多くは、5階建ての物件、建物のオーナーがご自身で持っているもので、大手の不動産管理会社の基準にあわなくても、オーナーが気に入ってくれれば、OKが取れます。 3)このケースは誰が保証人になるかという事が、問われます。それでニューヨークにお店がないので、普通なら保証金が3ヶ月でいいものが、6ヶ月から、或いはL/Cを組まされたり、時には1年分を要求される場合もあります。 4)このケースは一番難しいです。凄いアイデアと特別な技術があるか、運がよく、良いビルオーナーに出会えるかどうか。それも9番街、10番街、11番街、12番街、或いは、ハーレム、やEast Villageという事になります。ここで見逃せられないのが、職人としての技術がちゃんとある事、寿司の経験が10年、ラーメン技術、経験が少なくとも3年以上・・・ お金が不十分で始める時は、つぶれそうなお店や、1,2ヶ月前につぶれたお店を「買う」事です。15万ドル持っていれば、8-10万ドルで買えば、そのまま前の持ち主が約50万ドル前後かけたお店をThank you very muchという事になります。 日本の皆さんは「居抜き」でお店をお買いになりたがらないのですが、初めからやろうとすると、もう不必要な建設費や許認可で時間とお金ばかりが取られます。ですからお金が十分でない方は、居ぬきを買って、少しだけ改装して、内装は出来るだけ明るくし、清潔にして、買って1,2ヶ月以内で、直ぐにオープンする事です。(次回に続く) 中村