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11月の5番街の夕方の燦然と輝くイルミネーションはもの哀しさと肌寒く感じる天候と懐具合いも今一つの中で無理して輝いているよう見えます。不思議なものですね。アメリカとNYに活気がある時にはこのイルミネーションの輝きは産業の発展の象徴に見えたのに・・・・・。 それでも人工的に造られたイルミネーションにはなんとなく魅かれてしまうものがありますね。今ではもう5番街の52丁目にある「Cartier」宝石・高級時計店のビル全体をGiftのお箱にしたイルミネーションは、もうじきやってくるロックフェラーセンターのクリスマスツリーと同じ位に5番街の顔になっています。 来週11月26日はThanksgiving Daysで復活祭がやってきます。ヨーロッパからの清教徒がアメリカにやってきてなんとかその年を過ごせた感謝をこめてのお祝いの日があります。家庭では七面鳥の丸焼きがあり、全国から兄弟姉妹が集まるのが習慣になっています。 その一ヵ月後にはクリスマスです。昨年の経済危機から既に一年です。歳月は本当に光陰矢の如しで早いものですね。来年はイルミネーションの輝きではなく、経済復興でこの5番街に活力がよみがえってくるといいですね。強いアメリカの復活を期待します。