最新情報はこちら! SAKAI不動産 ニューヨーク・ブログ

SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【Made in China…未だにこんなものを売っているのか?】
Fri, September 06, 2024 3:07

【Made in China・・・未だにこんなものを売っているのか?】

先日、幾分がっかりする事があった。マンハッタンの44丁目のBest Buyで、カメラのバッテリーにと充電器としてチャージャーを買った。ホームで買った充電器でChチャージするが、スイッチを入れたら「緑」になるが、1秒もしないうちに「赤」になる。カメラに入れて使ってみるが点滅しない。何度もやってみるがどうしようもないので、数日してBest Buyに持って行くが、やはり機能しない。

 

店員さんはReturnとして領収をくれたが、こちらの憤りは収まらない。なぜこんな製品を売っているのか?という信じられない・・・。よく見ると【Made in China】である。ああやっぱりと思ってしまう。表面上は普通に見えたが、細部に渡ってみるとちゃちなのだ。まるで素人である。よくこんな製品をBest Buyで売っているなと驚きがあった。

 

「製品」は「安全性」は当たり前である。Bust Buyを信用して買ったのに・・・・時間の無駄であり、「信用」は全くなくなってしまった。マネージャーは黒人の方で店員さんはメキシコの方であった。メキシコの方は悪く思ったのか、私が必要としている製品が何処で買えるか調べてくれた。(他で製品を買ったが、調べてくれた感謝に、3時間後にコーヒー2杯を届けた。)

 

「B&H」(420 9th Ave,34丁目)という所に行けば良いと教えてくれた。私はReturnではなくて、「製品」が必要なのである。他のアポを取り消して、直ぐに向かった。9番街の34丁目の角にある。かなり大きな店構えである。ここは白人系とベテランの方が多そうに見えた。無駄話はせずにてきぱきとやっている。雰囲気からして「安全」そうな感じで、「信頼」がおけそうであった。順番待ちして説明すると、コンピュウターで在庫を調べて、10分もしないうちに必要としているもの取り出してくれた。

 

商売は「信頼」である。今後色んな機器関係を買う時はBest Buyではなく、ここで買おうと思った。PCも古くなってきたので、買い替えはここで幾分下調べをして買おうと思う。

 

「Made in China」は未だにこんなものを売っているのかとある意味想定通りであったが、がっかりした。恐らく人間も、文化もこんなものなのであろう。Chinaはまだまだ100年はかかるなと思った。一人前になる処か半人前なのである。「物造り」は人間であり、【文化】なのである。こんな事をしていて、誰が認めるのだろうか。車や鉄道にしても同様である。私はこの一件を通して、やっぱりはChinaはまだまだ2流にもなり切れていないと改めて思う。

 

数年前にBust Buyで洗濯機を買った。GEのブランドを探したがなく、展示されていなく、しょうがなくLGの韓国製品を買ったが2年して、Dryerがちゃんと機能しなかった。これも残念であった。車のHyundaiもTiger Woodが運転していた車が爆発した事があった。中国や韓国の製品は見た目にはいいが、安全性にはかなり落ちる。その点、Toyota, Honda等は見栄えは今一つであるが、「製品」には「安心感」がある。

 

結局人間が文化を作る。どれだけ「安心」「信頼」のある人間や文化を造り上げるかである。かっての欧米はこの点しっかりとしていた。G7と言われるのはこういう点である程度の基準に合格している「国家」であろう。

 

最近は、G7では「物造り」が減退している。人間は物造りをしてこそ、人間なのである。英国でももう列車は作らず、日本の日立が作った列車を採用している。車もGM, Fordは日本車に負けている。合理化は大切であるが、「匠」の精神での物造りは欠かせない。日本での「掃除教育」は物造りの基本だろう。この点を押さえておけば、自然と世界の一流になる事は間違いないだろう。

 

明治維新から150年かけて、「日本文化」は世界のTopになれそうである。「物造り」という人間の存在をしっかりと見つめて、今後も「日本文化」を世界に広めてもらいたい。

 

今回は「Made in China」を他山の石としての学びがあった。相手の失敗からいつかわが身になる事を想定して、常に学ぶ姿勢は永遠に続く。「学びこそ人生」そのものである。