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【郊外のTrader Joe’sは常に超込んでいる・・・なぜか?】
Mon, June 10, 2024 12:21

【郊外のTrade Joe’sは常に超混んでいる・・・なぜか?】

週末には必ず食べ物の買い物に行く。常に行くのはなぜか【Trader Joe’s】になってしまう。幾つもの近辺にお店があるのに????それもかなり遠い。車で17分位かかる。7,8分でいけるお店もあるのに行く。「なぜか?」である。【100店舗 Closeされると発表された Stop & Storeも近辺にある。ー品ぞろえが良くないわりに高いーMarketingの勉強不足だろう。)

要はお店側の目線ではなく、【消費者目線】であるからだろう。特に他店との違いは、買ったものを入れる袋と言うかBagである。このお店は他店で取る5centの袋は破けやすいが、二重にして5セントであればなんとなく儲けた気分になる。(Westchesterでは二重BagはFree.)他店で瓶物を入れ、落ちて壊れる事を考えれば、落ちにくいし、壊れにくい。正にお客様の目線という事になる。

又一つ一つのアイテムの値段もかなりリーズナブルと感じる値段だ。これ位なら仕方ないねという、消費者サイドにたってのギリギリの線を見つけて価格設定している。

私は何処のお店に行く時も、常にこの値段では???という「意識」をもって買い物や食事をする。そして思った値段より安かった時は、「いいね!」と言いたくなる。

先日マンハッタンのある老舗のお店に行ったが、ランチボックスが$48であった、Over Priceである。$38でも高いかなと思うが・・・。老舗と言うプライドで商売してはいけないだろう。12時半で半分のお客様しか入っていなく、隣のテーブルのアメリカ人は、$28位のおそばをたべていた。(このプライスなら誰か連れて行こうと思うが・・・)

かってWestchesterの「大道」というお店に週末に行くと、値決めの闘いを自分なりにつけた。そのお店の値段の付け方、セールの時の値付けが非常に上手かった、台湾出身の方が任されて値段をお決めになっていた。そこでレジで、お宅の値決めは上手いですねといったら伝えて下さったらしく、彼も喜んでいた。(コロナ以降は今一つだが・・・)

週末の午後12時から―3時に行くと常に混んでいるTrader Joe’sはちゃんとコンピューターで数値が出て管理されているのだろう。売れ残りは殆どなく、大方がFreshなのが良い。野菜や果物ははこれが基本である。又トイレも他のお店より清潔である。これが「安心感」に繋がる。どんな時でも【消費者目線】であれば、お店は繁盛して、お客様で溢れるであろう。それと感心するのはかなりの男女性の老齢者を雇っている。60-70歳に見える方も多い。社会に溶け込み、お店は何で貢献できるかを模索されて、運営されているお店は協力したくなるし、何処かに「学び」がないかと常に観察してしまう。

お客様目線と自己店の「強み」は何か?を意識して運営して行くと必ず、繁栄店になるのは間違いないであろう。又そういったお店の観察は学びに繋がるので、行きたいという意識を持たせてくれる。

「学びは何処にもあり!である。」