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【誠実、信頼、規律を持つ日本】
Sat, June 27, 2026 22:03

【誠実、信頼、規律を持つ日本】

これからの「日本」は益々発展して行くだろう。NYで半世紀以上、観察していて思う【日本観】である。良きアメリカの1920年頃から1980年位のアメリカ。ワスプと言われた「白人」社会がアメリカを先導していた「良き秩序あるアメリカ」には人間としての【誠実さ、信頼】、社会に【規律】が存在していた。

それ故に日本から来た私にも似たような文化、文明に適していたので、違和感なく溶け込む事が出来た。「価値観」が可成り似ていた。人間としての「生き方」である。良い悪いの「基準」が、しっかりしていたので、ある意味、「安心感と安定」があった。

文化や国家は「人間」の集団であり、その価値観の上にある。1980年頃からビジネスに「競争」「合理的」「機能的」という「価値観」が社会の上部にあがってきてから、アメリカの衰退が始まったような気がする。

ビジネスは社会であり組織で運営される。ビジネスとは何か?人間として正しい事は何か?生きる事は?・・・・・・そういう問いかけが為された時に。社会は「お金」中心になり、株式のUp & Downに振り回され始める。お金を稼ぐのが、従来の道徳や社会の価値観から離れて行く。

本当は「人間として正しく」、「理に合ったお金を儲ける」の双方を同時にこなしてこそ、一流なのであろうが・・・・。「競争社会」の中で爭っていると、従来の良き価値観が徐々に希薄になって来る。これが怖い。麻薬患者が自分の意志でなく、安定剤のつもりで薬物をやっているに似たものであろう。

1980ー2020年位はビジネスファーストであったお陰で、アメリカでの「物造り」文化が段々と衰退してきた。それまで、白人連中が持っていた、誠実性、信頼性がビジネスのみならず、社会で影を薄めてきてしまった。これらは米国の「資産」であったのに・・・・・・。

一方日本は、ここ10年近く見直されてきている。日本と言う安定感、安心感、女性が夜一人で歩いても問題ない。日本の製品、サービスは「信頼」出来ると。おそらくアメリカ人の多くはそう感じているであろう。初期の頃のSony,現在のTOYOTA, HONDAという車に至っては、「安心」が一番であろう。もう日本ブランドは「間違いない。」と信じられるに至っている。

物造りは、人間作りと言われる。少し硬直していて意思決定が遅い反面があるが、社会での「規律性」や街のクリーンさは世界に類を見ないと思われる。ドイツも似たような文化を持っているが、日本はよりクリーンで透明性がある。

日本の会社の株価を見ていても中国の会社等の欺瞞や嘘はない。今年から今迄以上にStockに時間をかける割合が多くなってきたので、数字だけでなく、企業のTopの人間性や人格、組織として・・・・創造性、規律といったものに自然と目が向く。株価は、「人間性」が現れる。アメリカ株、日本株、双方とも段々と似てきたので、こちらからの視点も納得しやすくなってきた。

今年も日米の会社を分析する時に、より人間的に、Topや組織が「誠実」で「信頼」出来うるか?そして風土としてきちんとした「規律」があるかを見ながら時には企業訪問をして、会社を通じて社会の仕組みを分析したいと思っている。