【美術・音楽にもっと感性を磨かなくてはいけない世の中に・・・・】
ITで物事がまわるようになって、気が付いたのは「美的な感性」「音楽性」を併せ持たなくてはいけないという事である。これらは若い時には趣味としてみていたものだが、今はこの2つが前面に出る位に重要になってきている。
昔の西洋人は「優秀」だったなあーと時々思う。我々大学受験した時は国語・数学・英語・(日本史・世界史・地理・倫理・物理・化学・生物‐ここから2教科X2の選択)が国立受験、東大受験の必須であったと思う。それに課外として美術や音楽・運動であったが・・・。
3教科+2教科+2教科の7科目の勉強をしいれられたものである。そこに美術や音楽は入っていなかった。あくまで教養科目であった。それが今は表のメインといっても良い位になってきている。
特にソフト系の美的感性は、今の世の中では必然ではないだろうか。又音楽性も凄く重要である。美的センスは見た目と【人生は美なり】と言われるまで、最近は重要である。音楽性はかーるいタッチやのりで、コミュニケーションをとったり、勉強・仕事のし過ぎの時はRelaxには最高に良いと思われる。
たまたま運よく、若い時にビジネスで成功して、教育熱心で、ユダヤ人の家庭が多い地域で、家を買った。古い家であったが敷地が約1200坪もあったので、子供達は真夜中に勉強の疲れの休みに気分転換にピアノをひいた。お陰で、かなり良い成績をあげてくれた。
一時代前の日本的な荒々しい男性や昔のアメリカ人のこわもてで粗暴さがある「かっこよさ」ではなく、今は音楽的センスのある方が、社会のNeedsに適応できる時代になってきた。ここにも【価値観の変化】がある。我々の時はピアノやヴァイオリンを弾くと軟弱な奴と軽んじられたが・・・・。今はピアノやヴァイオリンを弾けるのが当たり前である。
数年前に子供達の同窓会みたいなものがあり、ユダヤ人の豪邸でPartyが開かれ、約20人位集まった時に、14人がなんらかの楽器やピアノを弾いて競い合ったそうだ。(知的な音楽性で楽しかったと言っていた。)
アメリカの一流の仲間達の間ではこれが当たり前だそうだ。安倍元総理や林前外相なども、国際会議でピアノを弾いたと言われた。ビジネスだけでなく、絵画や音楽に長けているのも、今後の国際社会で活躍するには必修な事かもしれない。