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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【移民とアメリカの変容】
Mon, March 03, 2025 15:25

【移民とアメリカの変容】

今日郊外のWhite Plainsにある、自動車関連機関の所に行って一段と驚かされた。ここ3か月の間に、似たような事を何処でも経験する。スーパーに行き、英語で話しかけると「NO English」と言って言葉が返ってくる。色んな場所の下働きの場所はもう殆ど「白人系」の人は見かけない。昨日も来月の「定期」を買おうと思って駅の窓口に行くと黒人系の女性の方であった。

昨年位迄はまだ白人系の方々見られてほっとしたものだが・・・・。今日車の保険の事で、そういう機関を訪れてびっくりしたのは、受付や担当者の方は皆南米系の方々で、白人のスーパーバイザーらしき人が一人であった。

色んな分野で、特に今迄「サービス」部門はニコニコ顔の白人女性であったが・・・・。色んな方が平等に仕事につけるのは素晴らしい。一方、これで大丈夫かという「不安」もある。白人の方々が持っていた「民度」と黒人系、南米系、中国系の方々の「民度」は異なるので、今迄と同じ気持ちで「サービス」を期待しないで、クールに状況を把握する事であろう。もう「技術力」といったら、かなり低下しているので、Made in USAであれば、凄く気をつけなくてはいけないだろう。

クルマのDealerの所にRepairしてもらうために車を持って行く、「半分仕事」みたいな感じも多いので、何度も説明し、繰り返しCheckしなくてはいけなので、疲れる。日本人には当たり前が、ここでは当たり前ではないのである。(かっては、白人のRepair Shop等は「信用」が出来たので、OKという事は完全に修理されているという事であった。)

移民さんのお陰で、従来の「アメリカ」を期待する事無く、現在は1,3流、1,5流のアメリカである事を認識して、物事に取り組む必要があるだろう。何時もここで、取り上げるのであるが、「English」という媒体が出来れば、幾らでもチャンスはある。今後ますます、Englishでの「知識・知性」重視の産業に転換して行くだろう。(Paper work, IT関係の多くは)

とても残念でたまらないのは、日本は「民度」「躾」「技術」「知識」はAクラスなのに、Englishという「道具」を上手に使いこなせないので【Z】なのである。殆ど無口と言っても過言でない。

日本は全体として優秀であるが、Englishが出来ないが故に、50,60歳を過ぎるとアメリカで過ごせなくなり、心地よい【日本】にお帰りになるのである。なぜもっと溶け込めないか?これは「教育」が間違った方向でなされているからであろうと思う。野球選手でもスーパーの店員さんでも何処でも南米から来た人達がアメリカで生き延びているではないか。最近は米国のスーパーでは時々店員として韓国の方々も見かける。(彼らは永住しようとして、米国社会に溶け込もうとしている。)もう殆ど毎回のように書いているが、受験勉強もいいが、最低南米系のお方と同じ位のレベルの「英語力」をつける【教育】を付けて欲しい。

【移民・アメリカの変容・English】は今後も話題となるであろう。65歳以上の「良きアメリカ」を経験したアメリカ人の方々には「アメリカの変容」と価値観には過ごしにくい様な気がするが・・・・。「移民の国アメリカ」としては当然かも知れないが・・・・。これも今後のアメリカに前向きな挑戦と受け止めて、Positiveに解決して行こうとする自分自身がある。