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【物事の法則・原理原則を掴む】
Fri, October 31, 2025 20:02

【物事の法則・原理原則を掴む】

私は70歳を過ぎてから物事が良く見える様になってきた。「宇宙の法則」「原理原則」と言われるものである。事業をやって50年以上になって、ゆっくり「物事」を俯瞰出来るようになって、客観的に物事を洞察出来るようになったからだろうか。

ギリシャ哲学者、ソクラテス、プラトン、マルコス・アウレリウス・・・・中国の老子や孟子や荀子・・・・哲学は深く、ソクラテスの「私は何も知らないという事を知った・・・」パスカルなどの「人間は考える葦である」等の「知」を幾らか理解できるようになってきた。

これらは本物の理解ではないかもしれないが、宇宙の中に存在する「知」であり、「理」であり、所謂「哲学」である。生き方それぞれ、ある歳になると物事の「原理原則」があり、それらは、「経験・体験」を通じて王陽明の言う「理論と実践」という形で成り立っている事も理解する事が出来る様になってきた。

実業中は競争と言うゲームに夢中になっていて、客観的に自分が取り組んでいる事を見る時間が無かった。大成功・成功された方は実業を始めてある程度行った所で、方向性が間違っていれば、即撤退成り、修正されて物事を為してこられたのだろう。

最近松下幸之助さんの「成功法則」を読んでいて感じた事があった。彼に限らず、バフェットやビルゲイツも同じような事を述べている。松下さんは「人間」を観察、洞察する事で、「会社経営」を上手になされ、バフェットは毎日5時間半も本を読んで、歴史から理論と社会の流れを掴み、ビルゲイツも毎日2時間は科学書や歴史書を読むと・・・・。

歴史や自然は何千年も本質は変わらない。一日一日微小の「変化」がある。その「変化」を歴史から又自然や、社会の【法則】から学び、早めにそれに取り掛かった人が「運」と呼ばれているものを掴んで「成功」して行くのではないかと’・・・・。

歴史書、科学書を読むだけでなく「自分の頭で何処まで考え抜くか?」である。私は早朝に瞑想したあとに必ず「書く」。頭に浮かんできた事をしっかりと日本語・英語で書く事により一層明確になる。又時にはそれらを「話す」に値する知人と論じて、自分なりの考えを「確固」としたものにして行く。論じたあとに、足りなかった点や、疑問点を見つけたら、必ず「メモ」して帰る時の電車の中で再考するようにしている。

そう言った「習慣」をここ20年位やり始めてから、「知性」が高まってきたような気がする。毎日の「気付き」が脳の活性化に繋がっているのだろう。毎日の小さな「運動」は身体のリズムを作り、若さをKeepする。頭脳も同様であろう。きちんと毎日「考える」事で、活性化するのである。

朝晩の瞑想を15分X2で30分する以外は動く、活用するように気を付けている。新幹線が1965年以来無事故であるのは「管理」の徹底だそうである。これも物事の「法則」「原理原則」にあっているのであろう。これらを日常生活にも使うべきだろう。

ここ数年、【物事の法則とは?】に関心が移ってきた。今後も気づいたら書いていきたいと思う。