【物を創れ(造る)なくなったアメリカに未来はあるか?】
最近のアメリカは中小企業がかなり衰退している様に思うが・・・・?アメリカは「物造り」が衰退している。多くの部品メーカーは日本や中国に行ってしまっている。物や部品が作れなくなると国は衰退する。
又「自由」な競争があって、切磋琢磨して良いものを創り出そうと言う「競争」こそが時代を創っていく。相手国に「関税」をかけて自己を守るという事は「愚の骨頂」であろう。
移民に対しての「アメリカファースト」は理解できるが、自由競争で’アメリカが発展してきたのに、この政策は愚かで、将来的にアメリカに足かせになる事、間違いなかろう。私はトランプ大統領の「移民政策」には同調するが、「関税」政策には反対である。
今迄あるもので20,30年とやり続ける事自体に問題がある。一つの産業は20-30年で工夫や進歩がなければ、衰退していく。ピッツバークやオハイオの鉄鋼産業は衰退するのは「新産業」向けて、新し発明をしなかったからであろう。日本の新日鉄は世界第1位から4位に落ちてしまい、橋本会長の下で、「新製品」の開発に成功したから、世界中の自動車メーカーから引き合いがあり再成功して、US Steelの買収へと進んだのであろうし、これを決断、成功された手腕を賛美したい。
世界は日々進歩して発展していく。それ故に常に新しい産業、分野に挑戦していかなくてはいけない。共和党は「産業」という分野で進展、民主党は「人権」という分野で世界のLeadershipを取って来た。アメリカはその双方ができたからこそ、世界のTOPであったのである。
ビルゲイツをはじめとするPCやITの発明は素晴らしいが、これらの部品を作っているのは「Japan」である。もっと日本の政治家や官僚は知識を網羅し、産業の色んな分野で世界チャンピオンになるべく方向性を持って行って欲しい。「Toyota」は、創業以来約100年かけて世界NO1になっているではないか。もうアメリカは物を造る事が出来ない以上、これからの20-30年は「Japanの時代」と言っても過言ではない。明治以降約160年位かかって西欧に追いつき、抜き去った「技術力」は今後ますます世界のNEEDSを満たして行くだろう。
自然科学の世界で日本は有数の国家になりうる。ただもう少し西欧人とコミュニケーションするには「English」が必要である。G7と言われる中でG6は皆英語が出来る。今後物造りをもっと強めて行く。中小企業を強めて「English」もある程度高めてもらいたい。これは「政治と教育」でもっと世界を俯瞰してどうしたら良いかを考えるべきであろう。
「Japan」の強さをもっと客観的にクールに見て、日本の立ち位置をしっかりと理解して、Next Generationにつないで行って欲しい。「考える」「物造り」こそ日本の【強み】であろう。