【最近は「お店」を売りたい/一軒家やコンド・コープを売りたい・・・】
お店やコンド・コープ・一軒家を売りたいという問い合わせが急に増えてきた感じがする。不思議であるが・・・物事には「波」がある。時にはUpもあればDownになる時があるが。白人の方々が一線を引き、フロリダに移り住むと言うのがここ2週間で3つの問い合わせがあった。
皆さん大体、76歳、88歳・・という年齢である。面白いのは2人はユダヤ系で子供や孫がフロリダにいるから?と言う。かって白人の方々多かったが、最近はユダヤ系が多い。一人は日本人の方で、50数年NYでビジネスされて、又旦那さんはユダヤ系と仰っていた。
一つの時代の変わり目なのだろうか。50年も第一線で働けば、そろそろ・・・はおかしくないだろう。一方ではインド、中国、中近東、韓国、ベトナム等からの新しい移民が入植して、アメリカを活気付けてくれるかどうか?新陳代謝である。
ただ白人の方々からすれば、アメリカを作ってきたのは俺たちなんだ!!という自負があり、その「価値観」を共有できないものは・・・??それ故に従来の白人の方々は「アメリカファースト」になる。今後アメリカはどのような方向性を持った国になるのか興味深い。
単一民族でない複合民族であるから、何処かで「基準」をみつけて。「価値観」を共有出来るものを見いださなくてはいけないだろう。「英語」と言う媒体はあるが、精神的な「価値観」がないのが今後の問題だろう。価値観は今迄はマナーであり、「倫理・道徳」でもある。
自動車の修理とガススタンドをやっていたイタリア系の知り合いも会社を売りたいが・・・といっていた。彼も夢はフロリダに移住する事だそうだ、サラダバーをやっていたギリシャ人は中近東の方に、又日本レストランをやっていた方は韓国の方にお店を売られて日本に帰るそうである。最近はベトナムからの移民の方も多いように感じる。かってはベトナム戦争後にかなり見られたが、最近は国力も付いてきて「ベトナム茶」や「ベトナムレストラン」と堂々とお店を展開している。
New 移民が移り住むアメリカ、「新陳代謝」を通して今迄以上に活気のあるアメリカになる事を期待したい。