【日本製鉄のUSスチールの買収からの学び】
ビジネスの世界で、近来で一番の「感激」に出会い、未だに興奮している。特に日本製鉄、橋本会長及び幹部の方々、実際に運営に携わられた日本製鉄の従業員の方々の忍耐と優秀さ・・・・。ビジネスはTopの「決断」と実際の仕事で、数字で「結果」を示す事であるという「教科書」の手本を示された事の歓びと驚きであった。
1901年頃にJ P モーガンによって創立されたと言われるUSスチールの機械が今も使われているのには驚かされるが、これを直して、改良、改善して使えるようにして、古くからの従業員を解雇する事なくやってのけ、1年で赤字から黒字にしたという「結果」は凄いに尽きる。
バイデン大統領やトランプ大統領の猛反対に会いながら、米国に「黄金株」を渡しても、最終的に「買収」し、黒字にまで、なしたという結果は、今後の日本の「買収」の模範となろうと思われる。
かっては中国に教え、色んな盗みにあいながら、世界1から4位に落ち込み、アメリカの鉄鋼業を買収するしかない崖ぶちにありながら、最後まで諦めず、粘り強く、自社の利益より、相手国の実情や会社を理解して、与えるものを優先して、自己の利益を後回しにして、貢献と奉仕で組合員の方々の理解を得て、快復したという実情は素晴らしい。
人の眼に見えない所を丹念に洗い落とし、260項目の改良・改善で無駄を省き、「日本で普通」にやって積み上げた実績を基にして、USスチールを立て直したと言われる。トランプ大統領の中国の安い鉄鋼の輸入に関税をかけられて、中国からの安い鋼材が入ってこなくなり、それだけ利益が上がったとみられる。もし日本からの輸出であれば、関税がかかり、これほどの利益は得られなかったであろう。
ピンチの逆風こそが、日頃の積み重ねが生きて来て、神様が「チャンス」を与えて下さったと言っても過言では無かろう。
個人でも国家でも同じであるが、日頃から「正しく」やっていれば、必ず「チャンス」はやって来る。その時に勇敢に「決断」出来てタイミングを活かせるか、そしてそのまま「勢い」で力を得て、猛烈にやり切ると言う事であろう。
橋本会長の「決断」もあるが、諦めないでしなやかに対応する姿勢と、日頃から淡々と仕事をこなして行く。そこに実践の本領を見る。
我々も大変な時や困難に面した時は「今」ある事にBestを尽くして我慢強く、忍耐していれば、チャンスがくるという事であろうか。明確な目標や目的があり、「正しさ」があれば、必ず勝利、成功すると確信している。
この世に出来ないものは無い。[Nothing Impossible」である。今回の日本製鉄のDealは今後の日本のM&Aや企業買収の生き方を示したと思われれる。もっともっと全体と深みを分析して今後の糧としたいと思う。日本製鉄万歳!と叫びたい。このDealから多くの日本人は勇気と活力を貰った思って間違いはないだろう。